ひとりぶろぐ

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Tweetbotで「後で読む」したものをKindle Paperwhiteで読む方法

      2016/03/16

Tweetbotで「後で読む」したものをKindleで読みたい

ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。

Kindle Paperwhite 3G買いました。
やっぱ電子ペーパー端末っすよね。

Skitched 20121120 225303

Tweetbotで日々流しているTwitterのタイムライン。
流れてくるWebページをクリップして、Kindleで読みたい。そんな強い思いがありまして。

なぜそんなことをするかと言えば、液晶を見てるのが最近つらいからです。

いろいろ検討してみて、現状これがベターじゃないかなと思う方法を紹介したいと思います。
ベストじゃないんです。理想形より手順がちょっと多いので。

前提としたのは、「後で読む」したものを一日一度の定時配信でなく、任意のタイミングでKindleに送ること。
iPhoneとKindleで完結すること。

設定1: Tweetbotの設定

Tweetbotで「あとで読む」に使うサービスとしてReadabilityを選択します。

Screenshot 2012 11 20 21 23 38

つまり、Readabilityのアカウントが必要です。Readabilityはイヤって人はここで脱落。(続きは[Read More]から)

A Free Web & Mobile App for Reading Comfortably — Readability

設定2: Amazon.co.jp上の設定

Amazon.co.jpの「アカウントサービス>My Kindle>パーソナル・ドキュメント設定>承認済みEメールアドレス一覧」へ。

Amazon.co.jp : Kindle Store : My Kindle

Send-to-Kindle Eメールアドレスを控えておきます。

Skitched 20121120 214958

承認済みEメールアドレス一覧に kindle@readability.com を追加。

Skitched 20121120 215141

設定3: Readability上の設定

Readabilityを訪れ、ログインします。

A Free Web & Mobile App for Reading Comfortably — Readability

画像のように操作。

  • MY ACCOUNTをクリック
  • Kindle Settingsをクリック
  • Send-to-Kindle Eメールアドレスを入力(さっきAmazonでメモしたもの)
  • Save Settingsをクリック

「Receive daily reading list updates to your Kindle」は、未読項目を自動的に配信したければYesに。

僕は、最初に書いた通りReadabilityの項目を手動かつその場でKindeに送りたいため、Yesには設定していません。

Skitched 20121120 215907

設定4: ReadabilityのブックマークのHomeへの追加

iPhoneのSafariでReadabilityにログイン。

A Free Web & Mobile App for Reading Comfortably — Readability

すると、Mobile Modeになっているはずです。一番下までスクロールして、FULL SITEをタップ。

Screenshot 2012 11 20 22 07 43

すると、FULL SITEに移行しますが、FULL SITEも結局レスポンシブデザインでiPhoneに最適化されています。

Screenshot 2012 11 20 22 10 16

この状態で、アクションボタンを押してホーム画面に追加をタップ。

Screenshot 2012 11 20 22 11 51

Reading Listのアイコンを作成します。

Screenshot 2012 11 20 22 13 10

設定はここまでで以上です。

利用手順1: iPhone側の操作

設定は済んだので、以降は普段の操作です。

TweetbotからReadabilityにどんどんWebページのURLを送っていきます。

Screenshot 2012 11 20 22 17 04

一区切り付いたら、ホーム画面に追加したReading Listのアイコンをタップ。
ReadabilityのReading Listのページを表示させます。
そして、Kindleに送りたいページの下にあるKindleアイコンをタップして送っていきます。
初回は送り先のSend-to-Kindle Eメールアドレスの確認が入りますので、さきほどの設定で入力したアドレスを指定。

Screenshot 2012 11 20 22 20 16

利用手順2: Kindle側の操作

Readabilityから送ったページをKindle側で受信します。

パーソナル・ドキュメントはKindle Paperwhite 3GであったとしてもWi-Fi環境でないとダウンロードできないため、Wi-Fi接続します。
右上のメニューボタンを押し、「設定>Wi-Fi」を開きます。

Screenshot 2012 11 20T22 29 10+0900

利用可能なアクセスポイントへ接続。iPhoneでテザリングが利用可能なら、Wi-Fiでテザリングをして、iPhone経由でもいいでしょう。

ひとりぶろぐ » 【iPad miniも常時接続!】テザリング解禁時代だからこそ知っておきたい便利なBluetoothテザリング

Screenshot 2012 11 20T22 29 17+0900

また右上のメニューボタンを押し、同期してアイテムをチェックを選択。

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すると、同期処理が走り、その後にダウンロードが始まって読めるようになります。

Screenshot 2012 11 20T22 28 49+0900

ReadabilityからKindleに送った後、同期可能になるまでには少々タイムラグが発生するようです。

完全自動化への道

本当なら、TweetbotからReadabilityに送った後、すぐにKindleで読めたらいいのですが、ReadabilityのWebページからKindleに個別に送信する手間が発生してしまいます。
一日一度の頻度でよければそこが自動化されるんですが、僕の使い方とは合っていないので、このような方法を選択してみました。

これを毎日続けられるかというと厳しいところかもしれませんが、雰囲気は味わえますので興味があったら試してみてください。

ReadabilityからKindleに送るところを自動化する方法については、以下のリポジトリにヒントがあります。ReadabilityはSend to KindleのAPIを公開していないのですよね。readability-kindleはそれを非公式な手段で掘っているものです。

jipumarino/readability-kindle

2012.11.26追記: 自動化しました。

ひとりぶろぐ » ReadabilityからKindleへの送信を自動化するKindability

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