ひとりぶろぐ

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筆者はいろいろなものの状態監視が好きで、これまでいろいろなツール、サービス、botを作り、使ってきました。

最近のお気に入りは天気の監視。天気というより、雨雲レーダーの監視かな?

以前は東京アメッシュをデスクトップの壁紙として設定し、一定時間ごとに書き換えるなどしていましたが、基本的にPCは作業しているウインドウを全画面表示ないしは1/2画面で左右にタイリング表示し、画面を覆うようにして使っているため、壁紙を見る機会がほとんどありません。

……といいつつも、その用途で使えるGeekToolはとても好きなアプリの一つです。

壁紙を使う系はあまり使わなくなっていき、BitBarのようにステータスバー、メニューバーを使うものが残りました。

最近はそれに加え、タブレットをアームで固定。監視用に専属化させるといった使い方をしており、これが定着しています。

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今回紹介する事例は難解な設定が一切必要ない一方、筆者自身2018年9月末から始めて2018年12月19日の今日に至るまでこの使い方が継続できていますので、有用性を感じられる人もいるのではないかな?

恐らく各家庭には使っていないタブレットの5枚や10枚あるでしょうから、死蔵させるぐらいなら監視用に回してみてはいかがでしょうか。

今回使ったのは、名機Nexus 2013 LTE。ちょっともったいない。ブラウザを使うだけだからFire 7 タブレット辺りで十分ですね。

固定用には、こだわりも何もなく以下の製品を用意しました。

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これで用は足せているものの、とりわけ優れているといった感覚もないため、勧めもしません(笑)。

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Android OS搭載タブレットを監視用に使うに当たり問題になるのが、Android OSには永続的に電源をオンにしておく設定がないこと。

標準の手段では最長でも30分経過するとスリープしてしまいます。開発者モードにスリープしない設定がありますが、減光を止める方法がありません。

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スリープをさせたくない、画面の減光もさせたくないという目的で役に立つアプリがいくつか出ています。

試した中で一番安定動作したのがこのアプリ、すくりーんすいっち。名前はふざけていますが機能は確か。

ウィジェットのみのアプリのようです。

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これ以外のアプリの中には数日経過すると効果が切れてしまうものがあったりで、案配がよくありませんでした。

すくりーんすいっちは最後に操作してから数週間経過しようが、全然大丈夫です。

ちなみにiOSは自動ロックまでのアイドル時間が設定可能で、自動ロックをかけない選択肢があるため、iPadは監視用に使おうとする場合に面倒がありません。

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さて、肝心の天気の監視ですが、意外と思った表示をしてくれるAndroidアプリがありませんでした。

監視に必要な表示の自動更新機能が欠落しているか、APIの利用規約の都合か更新間隔が長すぎて不満が出るものが多い印象です。

筆者の場合は試した天気アプリの中には希望にかなったものを見つけることができず、最後に残ったのがWeb版のYahoote天気・災害の雨雲レーダーのWebページ。

このページは……。

  • 雨雲の解像度が高い
  • 更新間隔が5分と短い
  • 地形表示ができる
  • ズームボタンが付いており、アプリのように全画面化できる
  • 何週間も表示させ続けても失調せず、動作が安定している

といった感じで非常に案配がいいのです。

ズームボタンとは、画面左寄りにある、[↖] ←こんなボタンのことです。

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これを押すと、このような表示になります。完璧。

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参考までに、Android OS標準のGoogle Chromeで表示させています。

よくバイクで秩父、奥多摩、富士五湖、丹沢、箱根、伊豆方面に向かう筆者はリアルタイムで天気を知ることができるとその日の行動が決めやすく、また翌日の天気の予想が付けやすく、非常に重宝しています。

  • 目的地としたい場所までの経路上で雨が降っているかどうか
  • どのぐらい時間が経過すればやり過ごせるか
  • その後、また雨が降る可能性があるかどうか

ということが一目で分かるので、今後これをやめようと思うことはないでしょう。

天気は西から流れてくる雲によって大体決まるといった基本原則も、ずっと監視しているとよく分かるようになります。

実利にもつながりやすいし、趣味の監視入門のテーマとしてうってつけでないでしょうか。

ぜひお試しを。

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