ドリンクホルダーの取り付け

ドリンクホルダーの取り付け #

APtrikes125を使っていて、まず間違いなく欲しくなるのはドリンクホルダーだろう。

しかし、ハンドル周りはいっぱいで、ドリンクホルダーを取り付ける余地がない場合が多いのではないだろうか。

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取り付け方はいろいろ考えられるが、べろりん氏のやり方が素晴らしかったので真似してみた。

バイクでよく使われるクランプバーというものをハンドル下の2本のボルトに取り付けるやり方だ。

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クランプバーは通常直径22.5mmとなっており、これは(APtrikes125の)ハンドルパイプと同じ直径だ。

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クランプバーは、本来バックミラーと共締めして使う。

ゆえに取り付け穴は直径10mmになっていることが多いだろう。

これをハンドル下のボルトに取り付けていく。

ハンドル下のボルトは、頭が対角10mm。

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長さは20mm。

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太さはM8。

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ボルト裏にはナットはなく、そのまま外してOKだ。外したボルトは、クランプバー取り付けに再利用できる。

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何と、このクランプバーはフロントインナーカバーのRにぴったり沿った形状だ。

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このクランプバーの取り付け部分の厚さは8mm。付け根部分がもっと薄い金属製のクランプバーを使う場合はそのままでいいが、このクランプバーの場合はM8 x 25mmのフランジボルトに交換した方がいいかもしれない。

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クランプバーさえ取り付けてしまえばこちらのものだ。直径22.5mmのパイプに取り付けられるタイプのドリンクホルダーが取り付けられる。

ドリンクホルダーを取り付けるとこのような感じになる。

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注意すべきは、ドリンクホルダーにもかなり振動が伝わり、硬い素材でできていて、挟み込んで固定しないタイプのドリンクホルダーだとビビリ音が出ることだ。

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筆者はビビリ音対策で以下のようなドリンクホルダーを注文した。

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届いたら追記したいと思う。

このほか、四方から柔らかい素材で支持するタイプのドリンクホルダーもビビリ音対策によさそうだ。

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上記のドリンクホルダーはクランプ部分が幅広っぽいので、使うクランプバーはもっと長めのものがいいかもしれない。

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KEMIMOTO バイクドリンクホルダー #

注文したドリンクホルダーが届いたので簡単にレビュー。

このドリンクホルダーは高さ13cmのものと、15cmのものがある。筆者はペットボトルの冷たいお茶を買うことが多く、500mlサイズを選ばざるを得なくなるので、大きめのものを買った。

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固定部分はアルミ製のクランプになっていて、かなりしっかりした作り。

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外周には左右に分かれてメッシュポケットが付いている。

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結構タイトな作りで、駐車券のようなものを入れるのには向いているかもしれない。(大したものは入らない)

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外径は10cmで大きめ。高さは15cm。写真のように水筒の高さとドリンクホルダーの高さが同じ場合でも、サイズに余裕があるので手が入り、簡単に取り出せる。中に芯があるような感じで、潰れることはない。何も入れなくとも円柱を保てる。

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口はドローコードで引き絞れるようになっている。ギリギリ引き絞っても、口が巾着のように完全に閉じることはない。直径5〜6cmの穴が残る。ボタン付きの留め具・コードストッパーで任意の直径に絞れる。

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滑り止めのゴムが付属。

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取り付けたクランプバーに固定した。

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垂直に立った角度でも固定できたが、APtrikes125に乗る際に邪魔になりそうだったので斜めに傾けた。

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正直にいえばちょっとデカすぎたかな? と感じた。

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逆をいえば大きく袋状がゆえに使い道はドリンクホルダーにとどまらず、何か別の目的があれば便利かもしれない。たとえばベビースターラーメンが入るだろう。

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底には水抜き穴が開いているが、この角度だと機能しない。筆者のAPtrikes125はサイドカバーを付けているので雨に濡れることはないが。

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APtrikes125においてはあまり意味はなかったが、クランプは90度毎に回転させることができる。縦のパイプにも固定できるわけだ。

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垂直に立てて固定してみた。存在感がバリバリ(ちょっと邪魔)だ。

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実際に使ってみたところでは、ドリンクをホールドさせるというよりは投げ込む感じで使いやすく、思惑通り異音の発生もまったくなく、使い勝手はよかった。

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ちなみに、もう少し奥に位置させたいという理由で以下のクランプバーを買ってみたが、奥行きが長すぎて適合しなかった。

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モノとしては全然悪くないのだが、この位置に取り付けるものとして万人にオススメできるかといえば、そうではない感じだ。

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取り付け場所の変更 #

ドリンクホルダーの取り付け場所を脇にずらしてみようと思い立ち、3Dプリンターでサイドのアルミフレームに取り付けるクランプバーを出力。

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直径22mmのアクセサリーバーには補強のためのM6のボルトを仕込んである。

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3Dプリンター用のデータは以下で無料で公開している。

4つあるデータのうち、使ったのは以下の二つだ。(クリップでなく、クランプの方)

  • 22mm_pipe_aluminum_frame_clamp01.stl
  • 22mm_pipe_aluminum_frame_clamp02.stl

必要なボルトとナット

  • M6 x 55mm 六角穴付きボルト x 1
  • M6ナット x 1
  • M4 x 20mm 六角穴付きボルト x 1
  • M4ナット x 1

これをアクセルを握らない左手側にあるアルミフレームに取り付けた。

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そして、ここにドリンクホルダーを取り付けた。

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アクセスのために少し身を前に乗り出して手を伸ばさなければならないため、センターに取り付けるより使い勝手は落ちる。ベビースターラーメンも食べにくいだろう。

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この位置でもAPtrikes125に乗り込む際にちょっと邪魔な感じがする。

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センターに取り付けるのと、左端に取り付けるの、どちらがいいか? 今の所断然こっち! というのは筆者の中にはない感じだ。

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