自作透明ステッカーを作る

自作透明ステッカーを作る #

100円ショップで買える粘着シートとコンビニプリントの組み合わせで、透明ステッカーが格安で自作できる。

APtrikes125に貼るとどうなるか試してみた。

カラーA4判のコンビニプリントが50円程度。

窓ガラスに貼る防犯フィルムが110円。

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台紙として使うクッキングシートが110円。

材料費合計270円で透明ステッカーが作れてしまう。

そのほか、

  • バット
  • カッター
  • 定規
  • カッターマット
  • 中性洗剤
  • スプレー容器
  • スキージ(スクレイパー)

なども必要になる。

コンビニでプリント #

まずはA4判でプリントするための原稿を用意。

筆者はインターネットでロゴを集めてきて、それでA4判の原稿を作った。

ローソンでプリントする予定なので、PDFとして書き出しプリントした。原寸プリントが必要ならセブン-イレブンのコンビニプリントを利用する。

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自宅にプリンターがあればそれを使いたいと思うかもしれないが、印刷をフィルムに転写するためには顔料インクでの印刷である必要がある。

自宅にレーザープリンターがあれば、それが使える。

色が不要なら、モノクロレーザープリントでもOKだ。

プリントをフィルムに転写 #

まずはプリントから絵柄を切り出す。

筆者は後処理の軽減を狙って絵柄をくり抜くように切り出したが、水平垂直を見失わないために矩形に切り出すやり方もある。

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切り出した絵柄をクッキングシートの上に置き……。

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多少余裕のある大きさに切り出したフィルムの裏紙を剥がし……。(裏紙が剥がしづらいので、マスキングテープをフィルムの角の表裏に貼って両側から引き裂くようにすると剥がしやすい)

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上からフィルムを貼る。フィルムの粘着面を触らないように注意する。

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スプーンなどで上から擦り、絵柄とフィルムを密着させる。

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絵柄を貼ったフィルムをクッキングシートから剥がし、それを水を張ったバットに浸ける。

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10分ぐらい浸けたら、指の腹で擦って紙を剥がしていく。濡れた状態の粘着面なら、指で擦っても指紋が付かない。

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剥がした紙片が作業の邪魔になってくるので、ボールにキッチンペーパーを被せたものに流して水を入れ替える。

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処理が終わり、透明ステッカーと化したものをクッキングシートに乗せ、余分な水分をキッチンペーパーなどで取り、カッターでトリミングして完成。

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貼る際に現実的にはステッカーの縁の部分で角度を見ることになるので、トリミング時に平行、垂直を出しておく。

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車体への貼り付け #

貼り付けには、水貼りの手法を使う。

スプレー容器に中性洗剤を一滴垂らした水溶液を入れ、それをステッカー裏面、車体の貼る位置両方にスプレーする。

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ステッカーを仮に貼る。水に濡れた状態なら位置を調節可能なので、スプレーを追加しながら位置を調整し、確定させる。

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位置決めできたら、スキージで水や気泡をステッカーの裏から外に追い出す。

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最後に余分な水分を拭き取って完成。見ての通り、完璧な仕上がりにならないこともある。

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仕上がり例 #

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折角の透明ステッカーなのだから窓ガラスに貼りたいが、絵柄も透けているのであまり目立たない。

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