カムチェーンテンショナープッシュロッドのヘッドゴム交換

カムチェーンテンショナープッシュロッドのヘッドゴム交換 #

中国製のゴム製品は例外なく低品質で、劣化が早い。

エンジン内部のゴム部品も例外ではなく、交換が必要になる。

交換の必要性が訴えられているパーツの中で、比較的交換しやすいのがカムチェーンテンショナープッシュロッドの先端に付いているゴムだ。(写真はこの記事の作業とは無関係の分解写真

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以下は麺麺氏の交換作業動画。

APtrikes125での事例ではないが、同じ中華エンジンでの事例。

カムを動かすチェーンの張りを維持するための機構の一翼を担っている。最悪の場合は割れて四散するそうだ。

そうなれば異音の発生は元より、カムチェーンの緩み、そこからの歯飛びでバルブタイミングのズレが生じ、バルブとピストンの衝突などに発展しかねない。

砕けたゴムがストレーナーを詰まらせればオイルによる潤滑が阻害され、焼き付きを起こすかもしれない。

シフトレバー根元付近の傾斜して付いている対角14mmのボルトを外すと取り外しができ、カムチェーンテンショナープッシュロッドのゴムを交換可能。

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ドレンボルトの横にあるため、このボルトを緩めるとエンジン内部のオイルが抜けてしまわないか心配だ。

しかし、カムチェーンテンショナープッシュロッドがある場所はオイル漬けにはなっていないため、エンジン内部のオイルが抜けてしまうことを心配する必要はない。

つまり、オイルを抜いたタイミングで実施しなければならないということはなく、いつでも交換作業は実施可能だ。

ただし、多少はオイルが出てくるため、そのオイルを受けるための準備は必要だ。

以下の写真は、エンジンからオイルを抜かずにカムチェーンテンショナープッシュロッドのボルトを緩め、カムチェーンテンショナープッシュロッドを抜いたときに出たオイルの量だ。

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ボルトを緩めると、圧縮されていたスプリングが伸びて飛び出してくる。

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代替品はHONDA純正品が選択できる。

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右が2023年1月納車の筆者のAPtrikes125に付いていたもの。左が代替品だ。

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テンショナーの跡がかなり深く付いている。また、ヘッドカムチェンテンショナープッシュロッドを外した際に勝手に外れてコロコロと転がっていってしまうほど嵌め合いが緩くなっていた。

代替品は嵌め合いがキツく、かなり力を加えないと奥まで嵌らないほどだった。

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