サンバイザーの取り付け

サンバイザーの取り付け #

APtrikes125にはサンバイザーがない。

屋根が低いからうまく日光を遮れるかと思いきや、太陽の低い冬の夕方の西日では視界を奪われるほど眩しい。

そこでサンバイザーを取り付けた。

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筆者は補強のために外径28mmの突っ張り棒をフロントガラス上辺りに取り付けている。

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サンバイザーは、その突っ張り棒を足がかりにして取り付けた。

もともとスモークグレーの半透明のサンバイザーを取り付けていたが、西日はサンバイザー越しでも眩しくあまり意味がなかった。そこからの出直し版というわけだ。

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改良に当たって、トルクヒンジというパーツを利用した。トルクヒンジは、ノートパソコンのヒンジのように、抵抗感のあるヒンジだ。

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サンバイザー本体はUVワイドバイザーのものを流用し、白いリメイクシートを水貼りした。

水貼りは、食器洗剤を少し混ぜた水を霧吹きで貼り付け面に吹き掛け、その上にシートを貼り、スキージで水を追い出すといった工程を経る。筆者はスキージの代わりにダイソーで売っているハイカーボン入りヘラを使った。

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外径28mmの突っ張り棒にトルクヒンジを取り付けるのには3Dプリンターで作ったパーツを使った。

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3Dプリンター用のデータは以下で無料で公開している。

3Dプリンターが使えない場合は、ドリルねじで突っ張り棒に直接取り付けてしまうのがいいのではないだろうか。

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  • ダイドーハント (DAIDOHANT) YAIBA (JIS規格品) ユニクロ ドリルねじ [ナベ頭] (呼び径d)3.5x(長さL)16x(頭部径D)6.8mm (100本) 10175478
  • https://amzn.to/3tRTpjg

取り付け後の様子 #

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使用感 #

格納状態では若干サンバイザーが収まり切っておらず、フロントガラスにはみ出してしまう。

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格納状態。トルクヒンジの固定力を心配したが、格納状態から振動で降りてきてしまうことはなかった。ビビリ音があることも心配したが、こちらも大丈夫だった。

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全開状態。遮蔽面積は必要十分そうだ。

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サンバイザーが軽量なこともあり、このような中途半端な角度でもこの小型の樹脂製トルクヒンジで十分固定できた。

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中国製のものは耐久性に心配があったので、日本の会社が販売しているものを選んだ。

トルクを調整できる金属製のタイプなど、トルクヒンジにはさまざまな種類があるので、もし採用を検討する場合はいろいろ見て回るといいだろう。