ワイパーゴムの交換

ワイパーゴムの交換 #

APtrikes125のワイパーはゴムがあまり上質なものでなく、吹き残しやビビリ音が出るなどで不満を感じている人が多いかもしれない。

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筆者のものはそれほどひどいとは思わなかったが、APtrikes125は雨が降っても乗る乗りもの。

降雨時の快適性を上げることは意義が大きいと感じ、ワイパーのゴムを国産のものに交換してみることにした。

大体ワイパーのゴムは1年毎に交換するものだが、ちょうど納車から1年が経過したこともある。

ワイパーのゴムの互換性情報が全く分からなくて困ったが、YouTubeのバイクガレージライフ★工事さんでその話題をやっていたので、参考にさせてもらった。

曰く、ガラコのNo.5がAPtrikes125にぴったりだそうだ。

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  • ソフト99(SOFT99) glaco(ガラコ) ワイパー替えゴム ガラコワイパー パワー撥水 NO.5 自動車用撥水ワイパー 長さ400mm ゴム幅6mm 撥水タイプ/角型/バーテブラ(板バネ)付 04505

APtrikes125から取り外した純正のワイパーゴムを調べてみた。

長さは約40cm。

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断面の形はこのような感じになっている。

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左右から板バネが差し込まれていて、差し込まれているだけで固定されていない。

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交換作業 #

まずは純正のワイパーゴムの取り外し。

構造を調べると、ワイパーブレードのC型の爪にワイパーゴムに設けられた溝がはまり込んで固定されている。

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ワイパーの根元側で溝が終わっており、また根元側で爪がゴムに食い込んでいるので、ワイパーゴムは根元側で固定されていると分かる。

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このことから、根元側の爪食い込み部分を外して下にスライドしていけば外すことができると分かった。

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交換用のワイパーゴム。長さ400mm、ゴム幅6mm。

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互換性はゴムの断面形状、ゴムの幅、そして長さという3要素で決まるようだ。

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新品のワイパーゴムには板バネ脱落防止のストッパーが付いているので外しておく。

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この製品はコート剤が塗布されていて触ると手が黒く汚れるので、それが嫌な場合は手袋をして作業する。

新しいワイパーゴムを取り付ける手順は外すときの逆だ。

  • ワイパーゴムの溝にワイパーブレードの爪がはまっているか注意する
  • 板バネが外れないように押さえながら作業する

筆者の作業時はよく板バネが外れてしまった。

根元側から差し込んでスライドしていき、根元側の爪を穴にはめ込んだらおしまいだ。

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交換後の感想と展望 #

ガラコのワイパーゴムは流石に拭き取り後の視界がクリアだ。エンジンを止めた状態だと無音というわけにはいかないが、エンジンをかけてさえいればワイパーからは音はしない。

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ワイパーゴムに塗布されたガラコ成分による撥水効果も期待できるようなので、今後の経過が楽しみだ。

筆者は既にガラコを塗っているので、今は差が分からない。

今回は純正のワイパーゴム同様の400mmのものを使ったが、構造的にそれ以上の長さのものを使うことも不可能ではなさそうだ。

もうちょっと広く拭き取る余地が残されているので、ワイパーゴムだけ長いものに交換する実験をしてみようと思っている。

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今回はNo.5を使ったが、No.6、No.7とたどってみると、425mm、450mmと互換性のある長いワイパーゴムがあった。

この辺りが候補になるだろう。

  • ソフト99(SOFT99) glaco(ガラコ) ワイパー替えゴム ガラコワイパー パワー撥水 NO.6 自動車用撥水ワイパー 長さ425mm ゴム幅6mm 撥水タイプ/角型/バーテブラ(板バネ)付 04506
  • ソフト99(SOFT99) glaco(ガラコ) ワイパー替えゴム ガラコワイパー パワー撥水 NO.7 自動車用撥水ワイパー 長さ450mm ゴム幅6mm 撥水タイプ/角型/バーテブラ(板バネ)付 04507