キャンパー アルトピアーノ(CAMPER ALTOPIANO)情報

キャンパー アルトピアーノ(CAMPER ALTOPIANO)の特徴

  • トヨタのタウンエースバンをベースとしたライトキャンパー
  • REVOシート採用で平らになるベッドは、筆者の5泊の一人旅を経て体の痛みを覚えない程度には快適
  • 車両サイズは小型ハイブリッドカー・トヨタAQUAとほぼ同サイズ
  • キャブオーバー型で見切りがしやすく、車両感覚が掴みやすい
  • ペダルの右側にタイヤハウスがあり、ペダルが左に寄っているので慣れないとペダルの位置を見失いやすい
    • この車だけに乗っていると慣れるが、これ以外の車と頻繁に乗り換える場合は注意
  • 実燃費は8km/L(街乗り)〜11km/L(高速道路主体)程度(エアコン常時使用の数字)
  • 平坦地では過不足ないエンジン性能だが、標高が高い山間部の峠道など斜度の強い登坂時はかなり苦しく、ベタ踏みで30km/h程度しか出ないことも
  • 高速や橋の継ぎ目を乗り越えるときの振動が気になる
  • 静粛性は高くなく、80km/h以上だと音楽、会話の聞き取りが厳しくなる
  • 後部左右にカウンターが張り出し、荷台部分がベッドマットで分割され、ベース車両より空間が狭くなっているせいか、2021年夏の記録的な猛暑、かつ暑がりの筆者でも運転席・助手席はエアコンの効きに問題なし。後部座席からも不満は聞かれなかった
  • 内張りには特にベース車から手が入っておらず、タウンエースバンそのものの質感。鉄板剥き出しの部分が多いため、物の固定に吸盤やマグネットが使える。運転席のインパネには木目の装飾をかぶせるオプションあり
  • ツートンカラーの塗装はタウンエースバンののっぺりした印象をガラリと変え、なかなか高揚感がある
  • 架装は車体に穴一つ開けずに固定されており、トヨタの保証規定は継承される
  • 装備されたオプションに合わせて構造変更届けが出されており、車検は無問題
  • ディーラー車検を利用することも可能
  • 全国のトヨタのディーラーで整備を受けることが可能
  • 4ナンバー登録でベース車のタウンエースバンと任意保険上の扱いは同じ。架装部分以外は車両保険に入れる
  • トヨタのディーラーで扱う車両だけあって違法改造を避け、車体に改造を施さないポリシーであるため、断熱材、吸音材は使用されていない
  • 同じ理由でキャンピングカービルダーの扱う車両では設定があることが多いFFヒーターの設定はなし
    • オーナーの手配で車体加工を必要とする改造を行なうと、ディーラー車検、ジェームス(当車両を製造するトヨタの関連会社)での車検が拒否される
  • メンテナンス、保険でベース車のタウンエースバンと変わらない扱いになるのが最大の魅力
  • オプションのサブバッテリーが比較的強力で、1500Wの正弦波インバーター、100Ahのディープサイクルバッテリーを搭載。電子レンジも動かせる
    • S402M、S412Mベースの旧型(現行はS403M、S413M)は500W擬似正弦波インバーターと1500Wの正弦波インバーターからの選択
    • サブバッテリーへは走行中に常時充電されている
  • ヘッドライトはLEDライトへの換装を急務と思わないほどの実用的な明るさ(S403M、S413Mベースの現行は最初からLEDライト)
Last updated on 18 Aug 2021
Published on 18 Aug 2021