苦手な登坂を考える
登坂とエアコンとキックダウン
キャンパー アルトピアーノ(CAMPER ALTOPIANO)を走らせていると、登坂時の失速に閉口することがある。
元々非力なところへ架装、電装の分ノーマルのタウンエースより車重が重くなっているので致し方ない。
そんな場合はエアコンを一時的に切ったり、アクセルを踏み込んで3速にキックダウンするなどで速度回復を試みていた。
しかし、筆者はアクセルを慎重に踏むせいか、ベタ踏みしてもなかなかキックダウンが起こらない傾向がある。
特に高速道路だと筆者所有の個体ではアクセルをベタ踏みした後にさらに強く踏み込むとキックダウンが起きるといった感じになって、キックダウンを誘発させるのが大変。
伝家の宝刀O/D OFF
こんなシーンで使えると気づいたのがシフトレバーの右サイドに付いている「O/D OFF」ボタン。
これをオンにすると3速にシフトダウンされ、4速で失速しているような状況ではスムーズに加速に転じられることが多い。
「O/D」はオーバードライブ、4速のこと。
「O/D OFF」をオンにすると上限が3速となって、4速で走っていたら3速にシフトダウンされ、結果的にキックダウンしたのと同じことになる。
登坂をこなしたら「O/D OFF」をもう一度押すと4速にシフトアップされるはず。
ただし、峠道などの斜度の強い場所の登坂ではどうにもならないこともある。
後続車が迫っていたら、高速では登坂車線に移動。
一般道では見通しのいい直線区間で後続に道を譲るようにしている。