SafariにCPUが100%使用されレインボーカーソルのまま長時間待たされる不具合への対処方法
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僕のMacはOS X Yosemite 10.10.5 / Safari 9.0.3という環境ですが、最近になってSafariが不調で、何かをきっかけにマウスカーソルが虹色の処理待ち状態、いわゆるレインボーカーソルになり、そのまま数分待たされるといったことが頻繁に起き、参っていました。
また、その際のCPU使用率は100%近くなってしまっています。MacBookをバッテリで動かしていると、焦ることになります。
OS X El Capitan 10.11でも、Safariでのレインボーカーソル頻発は起きるようですね。
この不具合は、Flashをアンインストールしたら解決しました。
不具合発生時にFlashのCPU使用率を調べてみても異常はないのですが、因果関係はあるようです。
FlashをアンインストールしてもYouTubeは使用できますし、それほど困らない人も多いのではないでしょうか。
Flashが必要な局面だけ、Flashを内蔵しているGoogle Chromeを使用する手もあります。
AdobeのサイトからFlashのアンインストーラがダウンロードできますので、これを使ってアンインストールをすればOKです。
OS | |
---|---|
Windows | uninstall_flash_player.exe |
Mac OS X 10.6 以降 | uninstall_flash_player_osx.dmg |
Mac OS X 10.4 及び 10.5 | uninstall_flash_player_osx.dmg |
OS Xの場合「/ライブラリ/Internet Plug-Ins/」にFlashのプラグインがインストールされていますので、それをその場所から取り除くことでも対処が可能です。
いきなりFlashのアンインストールを決断できない場合は、いつでも戻せるこの方法を選択するといいかもしれません。
Finderに切り替え後、メニュー「移動>フォルダへ移動…」を選択。入力ダイアログが表示されたら「/ライブラリ/Internet Plug-Ins/」と入力して「移動」ボタンを押します。
「Flash Player.plugin」と「flashplayer.xpt」を、「Disabled Plug-ins」(なければ自分で作ります)フォルダに移動。ただ、このときコピーが作られることになりますので、「/ライブラリ/Internet Plug-Ins/」に残っている「Flash Player.plugin」と「flashplayer.xpt」を削除します。
後は、Safariをいったん終了して、再起動すればOK。
さて、軽快なSafariが戻ってきたでしょうか。