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Twitterが来週早々にもFacebookのような改変タイムラインを導入予定か

   

Twitterのタイムラインが逆時系列順からユーザーの関心順へ?

Twitter

BuzzFeed Newsによると、Twitterが来週早々にも「アルゴリズミックタイムライン」の導入を予定しているとのことです。

Twitterのタイムラインは逆時系列順に並んでいますが、「アルゴリズミックタイムライン」によって、これからは人々が最も見たいと考える順番に自動的に並べ替えられることになります。

Twitterのアルゴリズムによる順列入れ替えフィードは、強制的に適用されるのか、それともユーザによって選択できるものなのかはまだ不明。

BuzzFeed Newsが6月に報じたように、「アルゴリズミックタイムライン」は、人気のツイートを人の目に触れやすくし、そしてTwitterのS/Nの低さの問題を解決できる道を示しています。

2015年10月にTwitterの恒久CEOとなったジャック・ドーシーは、基本教義を再考する意思を表明。7月には「製品がもっと簡単に使えるように、そしてもっと多くの人々がアクセスできるようにするために、我々の基本姿勢の探求を続けていきます」と発言しています。

11月には、Twitter社は伝統的な用語「favorites」を葬り去り、「likes」で置き換えました。

「アルゴリズミックタイムライン」は、ドーシーの元でのこれまでで一番大胆な変革。140字制限の撤廃も同様に再考しているようです。

Twitterは、「アルゴリズミックタイムライン」を少人数のグループでテストしてきました。そのテストは、より広い範囲にロールアウトするのに十分なほどうまくいったようです。

Twitterは、今件についてのコメントを控えています。

先行して導入された人からのレポート

「アルゴリズミックタイムライン」の先行テストの適用者に、日本人の方がいらっしゃいました。

この方は「クソやぞ」と評価されてます。

タイムラインの一番上が46分前のツイート、最新のツイートは1画面スクロールした後、といった順番になるようです。

これが「何の通達も無しに問答無用で新仕様に変更」では、大混乱になりそうですね。せめてオプトアウトできるといいのですが。

あとがき

Twitterはマネタイズがうまくいっておらず、CEOに返り咲いたジャック・ドーシーの元、2015年10月に従業員の8%のレイオフを実施。

ユーザー数も伸び悩んでおり、再編を模索している中で出てきた新しい施策が「アルゴリズミックタイムライン」ということなのでしょう。

今のところ「アルゴリズミックタイムライン」が単なる並べ替えでとどまるのか、それとも有益でないツイートを表示させなくするフィルタリングにまで踏み込むかは分かりません。

しかし、ただの並べ替えだけだったとしても、影響は小さくないでしょう。

確かにTwitterにはノイズが多い。それを埋もれさせるのは合理的な判断。

しかし、Twitterの「Facebook化」には嫌悪感を抱きます。

Facebookのニュースフィードを知っていますか? 近況を投稿しても人のニュースフィード上に表示されるかどうかはFacebookの胸先三寸で決まります。綺麗で有用な投稿だけが人の目に触れることが許されるのです。

元記事で、

It is also widely assumed to be anathema to the platform’s typically vocal power users.

と指摘されている「the platform’s typically vocal power users」といえば僕も含まれると思いますが、やはり大いに苦言を呈したい(笑)。

僕は玉石混合で荒々しいTwitterを愛しています。有益なもの、面白いものをアルゴリズムに判断されるのも気に入りません。

しかし、Twitterがなくなってしまうことはそれより嫌なので、よりよい選択で立て直しがうまくいくことをユーザの一人として願っております。

現在僕のアカウントのタイムラインはブログ更新告知で埋まっているんですが、きっと歓迎されざる存在として表示の優先度は下げられそうな気もします。

ブロガーだと大概同様の運用をしているので、マイナスの影響を覚悟した方がいいかもしれませんね。

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