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ブロガーの生産性を高めるTypeIt4Me用特殊スニペット

      2016/03/16

TypeIt4Meの魅力

「;h2」→「<h2>[カーソル位置]</h2>」といったような略語展開をするタイピング支援ソフトウェアTypeIt4Meを、最近は気に入って使い込んでいます。

TypeIt4Me (Version 5.1.1) App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥2,300
デベロッパ名: Ettore Software Ltd.
リリース日: 2011/01/06
現Ver.の平均評価: (無し / 0件の評価)
通算の平均評価: (5.0 / 1件の評価)
iPhone

ブログのエントリを書く際のタグ打ち込みは、ブログエディタの機能は使わず全部TypeIt4Me経由で入力しています。

スクリーンキャスト (swf直リン/50.8MB)

tiledwindow07.png

ブログエディタのタグ入力機能を使わないことの何がいいか

ブログエディタのタグ入力機能を使わず、TypeIt4Meに任せることの何がいいかといえば、

  1. マウスを触らなくていい
    • マウスを触るとリズムが狂います。
  2. キーボードショートカットを覚えなくてよく、また覚えやすい略語を設定できる
    • キーボードショートカットは有限の資源で、使いやすく覚えやすいキーボードショートカットは数が限られます。略語展開の場合は、「略語はセミコロンから開始」といった単純なルールの元に略語展開のための辞書を成長させていけば、自分の経験ではキーボードショートカットで覚え切れ、扱い切れる数をはるかに超える略語を使いこなせます。
  3. ほぼOS全域で利用できるため、スニペット(略語展開の辞書)を鍛えていくと、ブログエディタ外でも効率が上がっていく
    • ブログエディタの機能を使い込んでも、その効果はブログエディタ内で閉じてしまいます。
  4. 日本語入力の単語登録と異なり、カーソル位置の制御が可能
    • HTMLのタグのように、自分が入力する文字の左右を囲むものを入力する場合では、略語展開をした後にタグの間にカーソルを移動できると格段に使いやすくなります。
  5. 略語展開時にAppleScriptを実行し、その結果を利用する機能があり、単純な置き換え以上のことができる
    • 具体例を挙げないとフーンってな感じのリアクションでしょうか。

最後の5については、特にブロガーにぴったりの機能なのですが、使っている例をあまり見ないので事例を紹介したいと思います(続きは[MORE]から)

事例1: ブラウザで表示中のページをリンクタグとしてカーソル位置に挿入

ブラウザで参照先のページを見て、そのページのタイトルとURLをリンクタグとしてブログに掲載。

typeit4me12.png

これはもうブログをやっている限り、息を吸うように繰り返しやりますが、ブックマークレットを使うのが普通だと思います。

しかし、ブックマークレットでは、その仕組み上、送り先が細かく指定できません。

例えば「ブラウザ→ブログエディタ」という方向で連携を取ろうとし、ブックマークレットを実行すると、ecto/MarsEdit側では新しいエントリを作ろうとします。

でも、やりたいのはそうじゃないんだよ~。
 

願いが聞き届けられるのなら、編集中のエディタのカーソル位置にリンクタグとして挿入したい。

ならば、「ブログエディタ→ブラウザ」という逆方向で連携を取った場合はどうでしょう? TypeIt4Meを使うと、それが便利な形で実現します

次の項でインストール方法を解説しているスニペットをTypeIt4Meに登録し、ブログエディタで編集中(※)に設定した略語をタイプすると、その場にSafariで表示しているページのリンクタグが挿入されます。

※TypeIt4MeはOS全域で使えますので、使える場所はブログエディタに限りませんが

同様に、Google Chrome、Firefox連携スニペットも用意しました。

Google Chrome、Firefoxで表示中のページのタイトルとURLを引っ張ってきて、リンクタグとしてカーソル位置に挿入します。

スニペット冒頭のformatを編集すると、自分の好きなようにカスタマイズできます。

--リンクの書式を変える場合はformatを変更
set format to "<a href=\"$url$\" target=\"_blank\">$title$</a>"

($title$はectoのマクロとの衝突の関係で、ここでは全角で書いてあります)

重要なのは、カスタマイズしたスニペットを複数用意しておき、それを別々の短縮形として登録しておくと、瞬時に使い分けが可能だということです。

「nofollow」を付けたリンクタグ、付けないリンクタグ、「targe=”_blank”」付きのリンクタグ、サムネイル付きのリンクタグ、このようなものを別の短縮形として登録します。

例えば、「;nflink」(nofollow付き)、「;bllink」(_blank付き)、「;hblink」 (はてブ数付き)、「;thlink」(サムネイル付き)といった短縮形はいかがでしょう。

ブラウザでページをブラウジング。このページをエントリで紹介したい、と思ったら、そのままブログエディタにタスクスイッチし、エディタ上で「;bllink」などをタイプすると、それが即時リンクタグに置き換わります。

どうでしょう。なかなかいいと思いませんか。

スニペットのダウンロード/登録方法

TypeIt4Me用のスニペットを以下からダウンロードしてください。

TypeIt4MeSnippets-0.1.zip

解凍したら、以下の手順を踏んで登録してください。
safari.txtを例にとって説明します。

typeit4me01.png
TypeIt4Meを起動します。
起動後、メニューバーのTypeIt4Meのアイコンから「Edit Clippings…」を選択。

すると、TypeIt4Meのメインウインドウが開きます。ウインドウ左下の「+」ボタンを押します。

typeit4me03.png

「Abbreviation」に略語を。safari.txtのデフォルトは「_blank」付きのformatなので、略語は「;bllink」にしました。Clippingのところにsafari.txtの内容をペースト。「Save」ボタンを押せば、登録完了です。

typeit4me04.png

safari.txtの冒頭には、複数のformatが書いてあります。行頭に「–」が付いているのが無効化されたものです。

set format to “default hoge”
— set format to “another hoge”
— set format to “the other hoge”

   ↓

— set format to “default hoge”
set format to “another hoge”
— set format to “the other hoge”

こんな感じで別のformatを有効化できます。別のformatを有効化したら、別の項目として登録し、別の略語を設定しましょう。

以下の設定を施すと、作業効率が上がりますのでおすすめです。

ウインドウサイズをトグルできるようにしたら能率がメチャ上がった件 | ひとりぶろぐ ウインドウサイズをトグルできるようにしたら能率がメチャ上がった件 | ひとりぶろぐ

TypeIt4Me自体の設定

TypeIt4Me自体の設定は、僕はこんな感じにしています。

typeit4me05.png typeit4me06.png
typeit4me07.png typeit4me08.png
typeit4me09.png
 

Firefoxに関する注意事項

Firefoxは外部からのコントロールのためのAPIが非常に貧弱で、GUI Scriptingを駆使せざるを得ませんでした。そのため、「システム環境設定>ユニバーサルアクセス>補助装置にアクセスできるようにする」のチェックボックスをオンにしないと動作しません。

lidsyncpan10.png

この関係で、Firefox用のスニペットは、いったんFirefoxに切り替わってから元のアプリケーションに戻ってきて、カーソル位置にリンクタグをペーストします。

事例2: ブラウザで表示中のflickrの写真をリンクタグとしてカーソル位置に挿入(Safariのみ)

flickr.txtというflickr連携スニペットも入れておきました。
これはSafari専用です。Firefoxも、Google Chromeも、外部連携に難があるためです。

インストール

safari.txtと同様にTypeIt4Meにflickr.txtをTypeIt4Meに登録してください。後の説明のために「;flickr」という略語で登録したものとします。

safari.txtなどと同様に、冒頭にformat指定の部分があり、また画像のサイズを選ぶisizeという変数があります。isizeは、デフォルトでは「m」が指定されていますが、「小さい<- sq, t, s, m, z, o, l ->大きい」といった感じで7種類から指定できます。こことformatを変えたものを別の項目として別の略語を付けて登録しておくと、瞬時に使い分けができて便利かと思います。

MarsEdit/ecto用写真めくりスクリプト

MarsEdit/ecto用に写真めくりのスクリプトを作りましたので、それもインストールしておくと、MarsEdit/ectoの中からSafariで表示したFlickrの写真単独ページの「← Newer」/「Older →」が操作できて便利です。

MarsEditへの写真めくりスクリプトのインストール

MarsEdit App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: ¥4,600

解凍して出てきた「FlickrNextPhoto.scpt」と「FlickrPrevPhoto.scpt」を、「/ユーザ/あなたのアカウント名/ライブラリ/Application Support/MarsEdit/Scripts」にコピー。

「システム環境設定>キーボード>キーボードショートカット>アプリケーション」で「+」ボタンを押し、MarsEditの項目を作って、メニュータイトルに「FlickrNextPhoto」と「FlickrPrevPhoto」を指定。
それぞれに好きなキーボードショートカットを割り当てておきます。

typeit4me10.png

ectoへのflickr写真めくりスクリプトのインストール

解凍して出てきた「FlickrNextPhoto.scpt」、「FlickrNextPhoto.sh」と「FlickrPrevPhoto.scpt」、「FlickrPrevPhoto.sh」を、「/ユーザ/あなたのアカウント名/ライブラリ/Application Support/ecto3/scripts」にコピー。

「システム環境設定>キーボード>キーボードショートカット>アプリケーション」で「+」ボタンを押し、ectoの項目を作って、メニュータイトルに「FlickrNextPhoto」と「FlickrPrevPhoto」を指定。それぞれに好きなキーボードショートカットを割り当てておきます。

使い方

  • flickrの単独写真ページをSafariで表示させます
  • 貼りたい写真が表示されたら、さきほど登録した略語「;flickr」をタイプ

このほか、単独写真ページを表示させた後で写真めくりスクリプトを使い、ブログエディタにカーソルを置いたまま写真を送り戻しし、ブログに貼りたい写真を選択した後に「;flickr」というやり方もできます。

ここでも、以下の設定を施すと、作業効率が高まりますのでおすすめです。

ウインドウサイズをトグルできるようにしたら能率がメチャ上がった件 | ひとりぶろぐ ウインドウサイズをトグルできるようにしたら能率がメチャ上がった件 | ひとりぶろぐ

TypeIt4Meは凄いやつ!

かように、TypeIt4Meの持つ可能性は侮りがたいものがあります。

ブロガーの方は導入してみてはいかがでしょうか。

TypeIt4Me (Version 5.1.1) App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥2,300
デベロッパ名: Ettore Software Ltd.
リリース日: 2011/01/06
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通算の平均評価: (5.0 / 1件の評価)
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謝辞

例によって、 @hiro45jp さんのShareHtmlをパクったりしてます。
ありがとうございます。

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