Mac OS X用turntable.fm専用ブラウザTech1200
2016/03/24
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2016/03/24
日本からはログイン時にVPNを通さないと使えなくなってしまいましたが、いけてるWebサービスturntable.fmをGlobal Floating Windowで表示するMac OS X 10.6用のアプリ、Tech1200というものを作っています。
turntable.fmをウィジェット的にデスクトップに置いておきたいと思って作りました。
基本的にしょぼいので過度の期待は禁物です。
1/4表示、Growl表示。
もくじ
turntable.fmは、日本から利用しようとすると、接続遮断のページに飛ばされてしまいます。
利用するためには、VPN接続サービス等を利用して、アメリカ国内に割り当てられたIPアドレスでログインしなければなりません。
AppleScriptで制御できるVPNクライアントViscosityが、この問題に対しての有用なソリューションとなります。Mac OS X標準のVPN機能には少なくとも公開されているAPIは無く、自動制御できないのです。SIMBLでSystemUIServerを改変すればできないことはありませんが。
ログインするときだけVPN接続すればいいわけなので、Tech1200から制御できるようにしました。
起動時に自動的にVPNに接続しログイン。
ログインが終わったらVPNを自動的に切断することができます。
以下のスクリーンキャストは撮影のために作った特殊なシチュエーションなので、実際の動作とは異なります。
VPN切断状態で「Go to Lobby」コマンドを実行して接続遮断の画面を出した後に、再度「Go to Lobby」コマンドを実行し、VPN制御機能を動作させています。
Tech1200の特徴は以下です。
ログインができないので、あらかじめSafariからログインして使ってください。
Viscosityを標準クライアントに採用しているVPN接続サービスとしてWiTopiaがあり、僕はそれを利用しています。
Tech1200は、WiTopiaからダウンロードできるViscosityのデフォルトの接続先設定の一つ「us – Chicago, IL」に決めうちで接続しています。
メニュー「VPN→Auto VPN」をオンにすると、起動時、ロビー移動時(メニュー「Navigate→Go to Lobby」)にVPNクライアントViscosityを制御して自動的に接続し、接続後にページをロードします。
メニュー「VPN→Auto VPN Disconnect」をオンにすると、「Auto VPN」で接続し、ログイン処理後にVPN接続を解除します。
ログイン処理時のみVPN接続が必要なので、turntable.fmを利用中ずっとVPN接続している必要はありません。
頻繁に認証を誘発する操作をしない限りは、メニュー「VPN→Auto VPN」、メニュー「VPN→Auto VPN Disconnect」いずれもオンにしておけばいいかと思います。
動作中にアクセス遮断の画面が現れたら、メニュー「VPN→Auto VPN」、メニュー「VPN→Auto VPN Disconnect」いずれもオンにした上でメニュー「Navigate→Go to Lobby」を実行してください。VPN接続が開始され、ログイン処理がやり直しされます。
動作にはWiTopiaからダウンロードできるVPNクライアントViscosityのインストールが必要です。
Viscosityを単独で用意し、接続先のアカウントを独自に設定する場合は、「Tech1200.app/Contents/Resources/connectVPNByViscosity.scpt」をAppleScript Editorで編集してください。
tell application "Viscosity" to connect "us - Chicago, IL"
“us – Chicago, IL”の部分を、接続したい設定名に変更します。
Tech1200はAppleScriptに対応しています。コマンドは以下です。
QuickSilverなどで上記の動作にグローバルホットキーを割り当てて、別の作業しながら即時Awesomeしたり、Awesomeしつつログを取ったりするのに使うといいんじゃないでしょうか。
みんな大好きEvernote連携です。
turntable.fmでかかっている曲にAwesomeしつつEvernoteにログを残す | ひとりぶろぐ |
Tech1200 Version.0.6: Tech1200-0.6.zip
Tech1200 Version.0.5: Tech1200-0.5.zip
Tech1200 Version.0.41: Tech1200-0.41.zip
Tech1200 Version.0.4: Tech1200-0.4.zip
Tech1200 Version.0.3: Tech1200-0.3.zip
Tech1200 Version.0.2: Tech1200-0.2.zip
Tech1200 Version.0.1: Tech1200-0.1.zip