ひとりぶろぐ

価値ある情報をユーザー視点で発信するブログ

[JB]日本で今日からiOS用「Pokémon GO(ポケモン GO)」をプレイしてみよう

      2016/08/16

Play pokemon go from today with locationtranslator 00000

サービスインした国では人気沸騰中の「Pokémon GO(ポケモン GO)」。

空前の盛り上がりを伝え聞きながら、なかなか日本ではサービスインせずにやきもきしている人も多いのではないでしょうか。

ニューヨークのセントラルパークでの熱狂っぷりを見ると、何か凄いことが起きていると直感できてゾクっとしますね。

日本では、今週中にサービスイン予定とのことです。

先日、iOS用の「Pokémon GO(ポケモン GO)」をオーストラリアのApp Storeからダウンロードする方法をご紹介しました。

今ならアメリカのApp Storeからも配信開始されているので、アメリカのApp Storeのアカウントをお持ちの方は、アメリカのApp Storeからダウンロードするのが手っ取り早いインストール方法となります。

現状、日本でiOS用(iPhone / iPad用)の「Pokémon GO(ポケモン GO)」を起動するとどうなるかといえば、初回のチュートリアルが終わった後は、周囲に何もないので途方に暮れることとなります。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00001

2016年7月12日時点では、日本では、マップ上に何も設置されていない状態だからです。

そこで、日本に居ながら、サービスインされた国にいるかのごとくに振る舞えるJailbreak Tweak「LocationTranslator」を作成しました。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00012

例えば、日本に居ながら、「Pokémon GO(ポケモン GO)」で盛り上がるセントラルパークに居るかのようにできるわけです。

「LocationTranslator」は、指定したオフセット値に応じて現在位置をずらす働きを持ちます。

LocationTranslator 00005

既存の位置情報詐称Tweakとの違いは、現実世界で移動すれば、詐称した位置情報においても移動が反映されることです。

埋め合わせ(る)、相殺する(もの)、補う、補正(する)、補正値、代償、 分派などの意味を持つ英単語を表す値のことをオフセットということが多い。

従って、位置情報ゲームとしての面白味を殺さずにプレイ可能となります。

スポンサードリンク

免責事項

本Tweakは自己責任でご利用ください。

喫緊のリスクとしては、アカウントのBAN(サイレントBAN)や不利な処遇を受けることが考えられます。

ログインにGoogleアカウントを利用するのは避け、日本でのサービスイン時に、改めて新規アカウントで出直すつもりでプレイするというぐらいがよろしいかと思います。

また、作者である私には、運営とのイタチごっこに付き合うほどの技量がありません。あらかじめご了承ください。

インストール方法

「LocationTranslator」のインストールには、専用のリポジトリをCydiaに登録していただき、そこからインストールする手順を取っていただきます。

前提として、JailbreakされているiOS環境が必要です。

iOS 8.1とiOS 9.0.2 / iPhone 5sでの動作を確認しています。

リポジトリのURLを後日変更の可能性があります。

もし「LocationTranslator」をご紹介いただく奇特な方がいらっしゃる場合は、リポジトリのURLでなく、本ページのURLをご紹介いただけると助かります。

Cydiaを起動、「LocationTranslator」のリポジトリを登録

まずは、Cydiaを起動。「ソース>編集>追加」で「Cydia/APTのURLを入力」ダイアログを表示し、「http://hitoriblog.com/lt/」を入力して「ソースを追加」ボタンをタップ。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00003

データのリロードが終わったら「Cydia に戻る」をタップ。

「LocationTranslator」を探してインストール

リロードの後に、登録された「LocationTranslator Repo」をタップ。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00004

「LocationTranslator Repo>調整」とドリルダウンをたどると「LocationTranslator」が現れるかと思います。これをタップ。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00005

さらに「インストール」ボタンをタップ。さらに「確認」ボタンをタップ。インストールが始まります。「SpringBoardを再起動」ボタンが表示されたらタップ。

インストール作業は以上です。

オフセット量の計算

「LocationTranslator」には、位置情報のオフセット(ずらす)量を設定します。

これは各人の居る現在地によって最適な値が異なるので、現在地がデフォルト値が前提とする東京駅周辺でなければ調整が必要になるでしょう。

ずらす先は、現在サービス中の国であるアメリカ(ワシントンD.C.)、オーストラリア(キャンベラ)、ニュージーランド(ウェリントン)のどこかに指定するのがよいかと思います。ネットで話題になるワシントンD.C.辺りが共時性を感じられて(?)オススメです。

面倒ならデフォルト値のままで様子を見てみることです。

計算にはGoogleマップを使います。別にGoogleマップでなくてもいいですが、説明の簡単のために条件を限定します。

現在地の緯度経度をGoogleマップから取得します。

現在地に相当する地点をGoogleマップ上でタップし、アドレスバー内のURLをタップ。スワイプでカーソルを移動して「@35.681298,139.7662469」といった辺りを探り当て、コピー。メモ帳的なものに保存します。これは東京駅の位置情報で、仮の現在位置とします。

続いて、仮想の現在位置としたい地点で同じことをします。例えば「ニューヨーク」で検索して適当だと思われる場所をタップしてピンを落とし、アドレス内の「@39.3514832,-72.1339779」といった辺りを探り当て、コピー。

この二つを計算してオフセットを出します。

ここまでをiOS上でやるのは骨が折れるかと思いますので、できる人はPC上でやるといいでしょう。

緯度 経度
東京駅(仮の現在位置) 35.681298 139.7662469
ニューヨーク 39.3514832 -72.1339779
オフセット 3.6701852 -211.9002248

東京駅の緯度35.681298をニューヨークの緯度39.3514832に補正するには3.6701852を足せばいいので、緯度のオフセット(Latitude Offset)は3.6701852。

東京駅の経度139.7662469をニューヨークの経度-72.1339779に補正するには211.9002248を引けばいいので経度のオフセット(Longitude Offset)は-211.9002248となります。

実際に適用すると少しずれるので、ピッタリでないと気が済まない方は微調整してください。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00013

初期設定

「Home画面>設定.app>LocationTranslator」とたどりタップ。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00007

「Enable」をオンに。「Latitude Offset」と「Longitude Offset」は、前段で算出したものがあれば、それを入力します。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00008

「Target Applications」は、位置情報を詐称したいアプリを指定します。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00009

もちろん、「Pokémon GO(ポケモン GO)」はオンにします。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00010

僕の場合、動作確認のために今回は「Googleマップ」もオンにしました。「LocationTranslator」の効果で現在地がどこに飛ばされているのか、一目瞭然です。

Play pokemon go from today with locationtranslator 00011

変更が対象アプリに適用されないなと思ったら、一度Homeボタン2度押しから対象アプリを終了させてみてください。

「Pokémon GO(ポケモン GO)」の起動のためのお膳立て

「Pokémon GO(ポケモン GO)」はJailbreak対策が施されており、そのままでは起動しないか、起動してもサーバーに接続されません。

Cydiaで販売されている「tsProtector 8+」の導入をお勧めします。「BreakThrough」だけではサーバに接続できない症状が発生します。

現在、サーバーは非常に不安定で、Jailbreak関係なしに起動時に落ちたり、サーバーに接続できなかったり、接続できてもマップ上に何もなかったりします。

現時点では、あまり早合点をしないことです。

バージョン履歴

バージョン リリース日 備考
0.1 2016.7.12 最初の版

「Pokémon GO(ポケモン GO)」はめちゃくちゃバッテリー食い!

「Pokémon GO(ポケモン GO)」をプレイしていてまずびっくりするのは、電池がすごい勢いで減っていくこと。

「Pokémon GO(ポケモン GO)」がバッテリー食いである理由:

  • Unityによる3Dレンダリング
  • ポケモン捕獲シーンでカメラを頻繁に使用
  • 外で画面を付けっぱなしで見ながら歩く
  • GPSを使用
  • サーバと常に通信しっぱなし

バッテリー消費の要素を全部入りにしたようなゲームであるため、充電の手段を用意しておかないと、本当にどうにもなりません。

レアモンスターを目の前にして出先でバッテリー切れとなるのは本当に致命的。

そんな悲劇を避けるためにも、丸一日の活動をサポートする10,000mAhクラスのモバイルバッテリーによるバックアップは欲しいところ。

最近はモバイルバッテリーの高性能化が著しく、以前は300g程度あった10,000mAhのモバイルバッテリーが、180g〜190gに100g程度軽量化されています。

このスペックを実現しているのが以下に紹介する2機種。出力が1ポートでも構わなければAnker、2ポート欲しければcheeroという選び方ができますよ。

出力2ポートで192g

出力1ポートで180g

Psngames banner

 - Pokemon GO