公式Twitterクライアントのプッシュ通知に不発が多いと思ったらチェックすべき3つの設定項目
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Facebookのアルゴリズムタイムラインと異なり、何も足さない、何も引かないTwitterのタイムラインを愛するナチュラル志向の僕です。
近年のTwitterは重要な新着ツイートをトップに表示させようとしたり、クオリティフィルターを導入したり、アルゴリズムタイムラインを導入しようとしたりと、大分キナ臭くなってきました。
運営に、おなじみ本間先生の言葉を贈ります。
人間が
ツイートの
生き死にを
自由にしよう
なんて
おこがましい
とは思わんかね
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「クオリティフィルター」が導入されたぐらいのタイミングから、自分のツイートがいいねやリツイートされてもプッシュ通知が飛んでこないことが増え、「クオリティフィルター」との関係を疑っていました。
全部のプッシュ通知が飛んでこないのではなく、一部のツイートのみが、そのような扱いを受けているのです。
「クオリティフィルター」はすぐにオフに。
通知を制限する通知フィルターの「フォローしているユーザーのみ」はオンにしていないものの、プッシュ通知の異変は変わりません。
最近Pebbleとの関係でちょっとAndroidを使っていて、公式Twitterクライアントをインストール、設定を変更していたときのこと。
「通知>モバイル通知」の設定を見てみると、「@ツイートと画像タグ」、「リツイート」、「いいね」の設定に、見慣れぬ「カスタマイズ」という文字を発見。
ここは以前、「オン」と「オフ」しかなかったはず。中をあらためると、「カスタマイズ」、「誰からでも」、「無効」の三択になっていました。
どうやら、「カスタマイズ」という選択肢が、このプッシュ通知不発の原因のようです。
「カスタマイズ」という語感から、プッシュ通知の受け入れを細かく指定できそうに思えますが、そういうわけでもなさそうです。サーバー側で一定のアルゴリズムに従って、プッシュ通知を送るかどうかを判断するというものなのでしょう。
いわば「アルゴリズムプッシュ通知」です。
それは不本意なので、これを「誰からでも」に変更。それ以降から、プッシュ通知の挙動が以前のように戻りました。
iOS版の設定を見てみると、「@ツイートと画像タグ」、「リツイート」、「いいね」の設定値は「オン」となっていて、あたかも「オン」と「オフ」の二値しかないように見えます。
中をあらためると、「オン」、「オフ」。「オン」の場合は「カスタマイズ」と「誰からでも」から選べるようになっていました。
実質的に選択肢は三つでAndroid版と同じですが、外からは「カスタマイズ」の存在が分かりづらくなっています。
これを「オン」かつ「誰からでも」に変更したら、プッシュ通知の挙動が以前のように戻りました。
iOS版を使っていると、ひょっとするとこのことに気づけないことが多いのでは? ということで注意喚起のためにエントリしてみました。