税金で甘い汁!ふるさと納税でRICOH THETA Sを手に入れることにした
2016/12/19
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2016/12/19
RICOH THETAという全天球カメラを使ってもう3年になります。
いきなりオオアリクイスパムのような書き出しで恐縮です。
両面デメキンのようにレンズが両面に飛び出した形をしているため、1ミスでアウトというフォースフィールド切れのビックバイパーのようなカメラなのですが、意外としぶとい。
鞘型ケースに入れて携帯しているのがよいのか分かりませんが、この3年完璧に機能してきました。
僕が買った後、THETA Sという画質向上、動画撮影が可能となった機種が出て、さらにその廉価版のTHETA SCという機種まで出て、僕が買った初代THETAはロートルもいいところなのですが、THETAの製品特性上、シューティングゲームの残機潰しのようなこともしづらい気がしてそのまま使っています。「落として壊してからでいいや」と。
それでもTHETA Sを諦め切れず、夜中に新型THETAに対する物欲をたれながしていたところ、THETA界隈ではご存知MobileHackerzさん(MIROさん)が「ふるさと納税(海老名市)の返礼品で手に入れたらいいやんけ」とおっしゃるので調べてみました。
ふるさと納税(海老名市)いっときましょうw
— MIRO (@MobileHackerz) December 8, 2016
家電に強い「ふるなび」というふるさと納税支援サイトを見てみると、普通にありました。
神奈川県海老名市に10万円ふるさと納税をするとRICOH THETA Sを返礼品としてもらえるということです。
RICOHの研究開発拠点が海老名にあるから、返礼品にRICOH製品があるというわけですね。
AmazonでTHETA Sを買えばおおよそ38,000円なので、100,000円払ってTHETA Sを入手するのは損な取引に思えますが、ふるさと納税で支払った納税額分翌年の住民税から控除される、つまり住民税が安くなるのです。
ふるさと納税の仕組みを利用しなければ支払う一方だった住民税の一部が、返礼品になって戻ってくるのですよ。
2016年度のふると納税の締め切りは12月31日。「ふるなび」の場合はクレジットカード払いのみ12月31日まで受け付けています。
納税先を切り替えると、切り替えた先の自治体から返礼品がもらえる。しかもTHETA Sが(笑)。
元はといえば税金なのに何だか不思議というか、落とし穴がありそうで怖いと思うのが普通の感覚でしょう。
なぜそんなことになっているかといえば、納税者に納税先を選ぶ権利が与えられたため、自治体同士が自分のところに納税してもらおうとサービス競争を始めたからです。
最初は本当に納税先を自分で選べるだけで、ふるさと納税をしても納税者は特段のメリットを得ることのない純朴な世界だったのです。地方自治体に対するLike、Loveで成り立っていた。
ところが、返礼品を設定した地方自治体が出たとたんそこにお金が集中するようになってしまい、以降は今のような欲にまみれた世界にエスカレートしていったというわけです。
その過程で納税額の50%という返礼品を自然発生的に得られるようになったのですから面白いものです。
確定申告をして、還付金が入金されるとお給料の入金とはまた違った嬉しさがあると思いますが、ふるさと納税にはそれ以上のワクワクがあります。
言うたらあれですが「税金で甘い汁を吸う」を一庶民がまがりなりにも実現できるという不埒な愉悦とでも言うのでしょうか。税金に首を締められっぱなしの我々庶民に与えられた、数少ない強い権利ですね。
これはぜひ活用していかなくっちゃ!
おおよそふるさと納税額の50%が返礼品の相場なので、実勢価格と比較するとTHETA Sのレートは少々分が悪いかもしれませんが、実質的に全く懐を傷めずTHETA Sが手に入るのは代えがたい魅力です。
どっちみち消えていく税金の一部をTHETA Sとして返してもらうのですから、THETA Sを買おうかどうしようか悩む理由がない(笑)。
実態は納税なのですから、THETA Sを手にする崇高な大義名分が得られるわけです。
ふるさと納税は給与所得の額と家族構成などの条件によって控除額の上限が決まります。
「ふるなび」に目安の表があるので見てみると、夫婦と子供一人の世帯でTHETA Sをゲットするのに必要な納税額10万円がまるまる控除されるには、800万円の給与所得がある必要があります。
800万円……。意外にハードル高いな(笑)。ちょっとテンションが下がってしまいました。
仮に、あなたが独身または共働きの世帯で1,000万円の給与収入があったとしたら、納税控除上限額は170,000円に。その50%が返礼品の相場なので、85,000円相当の返礼品を狙っていくことができることになります。
昨今では、「ふるなび」のようなふるさと納税支援サイト経由でクレジットカードを使って手軽に納税でき、そして、通販感覚で返礼品が届きます。
クレジットカード決済が前提なので、そこでポイントもたまります。
メリットしかないふるさと納税の制度ですが、利用率はまだ1割に過ぎず、恐らくこれを読んでいるあなたも利用したことがないでしょう。
寄附金受領証明書が届いたら確定申告という流れで控除の手続きも簡単にできるので、今年から利用してみては?
「サラリーマンしかやったことがなく、いい年して恥ずかしいけれど確定申告なんぞやったことがない! 無理!」分かります。そんな人は2月下旬に開催されている税理士による確定申告無料相談会を利用してみてください。
これ、実質「税理士が無料で確定申告の書類を作ってくれる会」です。必要な書類を持参していくと、提出できる書類を作ってくれます。
確定申告に対する理解がふわっとしていても、税理士がフォローしてくれるので安心。これ僕の話なんですが(笑)。
また、サラリーマンの多くはふるさと納税ワンストップ特例制度で確定申告なく住民税の控除(減額)が受けられるようにもなっています。
僕の場合はちょっと出直しが必要かもしれません。控除上限額が10万円未満でも、海老名市に10万円ふるさと納税をして、THETA Sをゲットする選択肢もあります。
満額控除を受けられなくとも、負担額が市販の価格より安ければやる理由があるのですからね。
ちょっとふるさと納税に興味出てきました?
ふるさと納税をするには、以下のような手順を踏むことになります。
弊ブログを読んでいただいているのであれば、電化製品、家電に強い興味をお持ちであろうと思いますが、それに強いふるさと納税支援サイトが「ふるなび」。
家電系の返礼品を狙っていくなら「ふるなび」がよいかと思います。
以前、ふるさと納税の返礼品が土地と全然関係ない家電などで占められるようになった反動で問題が指摘され、自粛で家電系を検索できない作りのサイトもある中で、「ふるなび」は家電製品も探しやすくなっているからです。
ふるさと納税制度を利用して、もらえるものはもらっておきましょう。