感涙!映画『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦原作)公式サイトがオープン
2016/12/17
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2016/12/17
ウワァァァン、感動に打ち震えています。
森見登美彦の小説『夜は短し歩けよ乙女』がアニメーション映画化されることが公式サイトのオープンで分かりました。2017年4月7日(金)全国公開。
事前には情報は出ていなかったと思われます。突然すぎるよ! 突然すぎてちょっと泣きましたよ。
「映画化」と聞いて、「ま、まさか実写!?」恐る恐る公式サイトを開くと……。
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読み込み中状態が続き、なかなか表示されない(笑)。
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期待通りのページが表示されて安堵!
ここ最近はテレビアニメ『有頂天家族2』の制作決定、新作『夜行』の10月発売、『有頂天家族』Blue-ray Boxの詳細決定など、森見登美彦関連のニュースが多くてワクワクしてしまいます。完全に流れが来てる!
本作は森見登美彦作品でおなじみ京都を舞台に繰り広げられる青春恋愛物語。森見登美彦作品では最も人気の高い本作の映画化に喜ぶ人は多いでしょう。本作は2009年に一度舞台化しています。
トレーラーも公開されています。これは紛うことなき『四畳半神話大系』の再来! それもそのはず、『四畳半神話大系』と『夜は短し歩けよ乙女』は登場人物や世界観を共有する作品。同じ系譜に『四畳半王国見聞録』もあります。
発表されているスタッフは下表の通り。2010年にフジテレビのノイタミナ枠でアニメ化された森見登美彦『四畳半神話大系』(全11話)のスタッフが再集結していることが分かります。
映画『夜は短し歩けよ乙女』スタッフ | テレビアニメ 『四畳半神話大系』スタッフ |
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原作 | 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』 (角川文庫刊) |
森見登美彦『四畳半神話大系』 (角川文庫刊) |
監督 | 湯浅政明 | |
脚本 | 上田誠(ヨーロッパ企画) | 湯浅政明、上田誠 |
シリーズ構成 | – | 上田誠 |
キャラクター原案 | 中村佑介 | |
キャラクターデザイン | 伊東伸高 | |
音楽 | 大島ミチル | |
主題歌 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | |
制作 | サイエンス SARU | マッドハウス |
製作 | ナカメの会 | 四畳半主義者の会 |
制作からマッドハウスが外れ、テレビアニメ『ピンポン』同様湯浅監督が代表取締役を務めるサイエンス SARUに。キャラクターデザインが未発表なのはなぜでしょう?
湯浅監督によれば、森見先生が構想しながら使わなかったアイディアも実現、原作を読んでもなかなか気づけない思わぬキャラクターの関係も読み解いたということなので、原作を擦り切れるほど読んだ人も楽しめる仕上がりになりそうですね。
テレビアニメ『四畳半神話大系』は原作超えといっていい完成度だったので、今度も期待できそうです。
▲テレビアニメ『四畳半神話大系』に登場する下鴨幽水荘のモデルの一つ、銀閣寺近くにある銀月アパート。家賃2.6万円。
キャストは主人公・先輩役の星野源のみ発表されています。起用は監督のオファーによるもので、星野源といえば今話題の『逃げ恥』で人気ですが、声優としては『聖☆おにいさん』のブッダ役を演じた実績があるんですね。期待に違わぬ演技をしてくれるでしょう。
後輩”黒髪の乙女”役は未発表。ただ、トレーラー最後のタイトルコールは花澤香菜ですよね!? だとすると、後輩役は花澤香菜になる可能性がありそうです。
それ以外の『四畳半神話大系』と共通する登場人物は、テレビアニメ版『四畳半神話大系』の配役が踏襲されるのではないでしょうか。
『四畳半神話大系』での主人公・私(浅沼晋太郎)と明石さん(坂本真綾)の掛け合いに深い愛着があるので、それを上回る配役に期待したいところですが、主人公・先輩(星野源)、後輩”黒髪の乙女”(花澤香菜)だとしたらどうでしょう?
すいません、白状しますが俺妹の黒猫、物語シリーズの撫子、ニセコイの小野寺でガッツリ花澤香菜にやられている僕としては、こうなると、はちきれんばかりの期待度となってきます。
『四畳半神話大系』は聖地巡礼までやってきたほど好きな作品なので、『夜は短し歩けよ乙女』も完全燃焼させるほどに楽しみたいと思っています。
原作は映画化効果でまた売れ始めているみたいですね!
『夜は短し歩けよ乙女』同様夜がテーマの新作『夜行』。もちろん買いましたとも。
時々思い返しては反芻するぐらいには好きな個人的マスターピースの『四畳半神話大系』。
『有頂天家族』もアニメ化されていますが、こちらも非常に良かった。「冥土通いの井戸」を見てきたぐらいには好きです。
絶版で高騰していた湯浅政明大全が復刊しています。実は持ってます。
湯浅監督の新たなスケッチ集も発売されます。
『四畳半神話大系』から湯浅監督作品をたどるようになり『ピンポン』は当然のこととして、『ケモノヅメ』、『カイバ』を見ましたが、こちらも後を引く個性的な作品でした。機会があればご覧になってください。
特に『カイバ』がオススメですが、今からだとレンタルビデオ屋に置いてあるのを借りるしかないんでしょうかね? 埋もれさせるには惜しい名作。Blue-ray発売希望!