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iPhone 7 Plus用ケース一体型Bluetoothキーボードを作ってみた

      2017/02/14

Case integrated physical keyboard for iphone 7 plus 00009

iPhone 6 Plus、iPhone 6s Plus、iPhone 7 Plus用には存在しないケース一体型Bluetoothキーボード。

どうしても欲しいので既存の製品を組み合わせて作ってみました。

iPhone 7 Plus用のケース一体型Bluetoothキーボードが欲しい!

長年使っていたiPhone 5sをiPhone 7 Plusに買い替えました。世間より大分遅れて2016年12月のことです。

4インチこそ至高! と思い続けていましたが、使ってみると5.5インチもなかなかいいものですね。

ただ、困ったこともいくつか。

一番残念だったのが、ケース一体型のBluetoothキーボードが使えなくなってしまったこと。

座れない電車での移動時間などのすきま時間に生産的なことをしようとする場合に役立つため、大変残念です。

Case integrated physical keyboard for iphone 7 plus 00002

iPhone 4〜5の時代は絶えず存在し、僕も愛用していたのですが、iPhone 6登場以降どういうわけか急速に数を減らし、今はiPhone 6用のデッドストックが少し手に入るぐらいの状況のようです。

iPhone 6 Plus用のケース一体型Bluetoothキーボードも発売予定があり、Amazonで注文を受け付けてもいたのですが、残念ながら出荷には至らなかったようです。

ないなら作ってしまえ!

そこで、iPhone 7 Plus用のケース一体型Bluetoothキーボードを自作することにしました。

といっても、キーボードそのものを自作できるわけもありません。

iPhone 7 Plusのサイズ的にちょうどいいBluetoothキーボードがあるので、それとiPhone 7 Plus用のケースを合体させることを考えてみました。

適合するキーボードはいくつかありますが、手元にあったRiitekのRT-MWK02を使用しました。

Riitek Rii mini Bluetooth keybord RT-MWK02
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RT-MWK02以外の選択肢

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部材と組み立て

Bluetoothキーボード以外は至ってシンプルな部材で、すべて100円ショップでそろいました。しめて324円也。

  • ハードタイプのiPhone 7 Plus用ケース
  • 金属製のプレート
  • 屋外適用の1mm厚強力両面テープ

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出オチ感もあり、これ以上の説明の必要を感じませんが、完成形はiPhone 7 Plus用のハードタイプのケースと、小型のBluetoothキーボードとをプレートでつないだものとなります。

言いたいことは分かりますが、ゼロベースでスライド機構を作り込めるわけもありません。

これをきっかけに、議論が喚起されればこれ幸い。

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スチール製のプレートの裏面に、両面テープをフィーリングで貼り付け。

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中央、平行を出すよう注意深く、そして大胆に貼り合わせました。完成!

Case integrated physical keyboard for iphone 7 plus 00005

格好悪いというなかれ。材料次第でいくらでも見た目の改善は可能です。東急ハンズなどのDIY素材を扱う専門店を訪ね、もっとお金をかければ、違和感のない見た目にはできようかと思います。

使用感

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両面テープでの貼り合わせということで強度が心配でしたが、かなり強力に接着され全然問題ありません。

試打してみるも、グラグラすることもなく使用感は良好です。

バックライト付きなので、暗闇でも補助照明なしに使えます。

Case integrated physical keyboard for iphone 7 plus 00010

ただ、このキーボードは右側にタッチパッドがあるため、かなりポジションが左寄りになるという欠点があります。

その分を差し引いても、RT-MWK02はキータッチが軽快で、キーボードを外付けしただけの効率化が実感できます。

Case integrated physical keyboard for iphone 7 plus 00007

RT-MWK02のキーボードレイアウトと課題

このキーボードはiOSでCommandキーとして機能するWindowsキーがCtrlと共用で、Fnとの同時押しを必要としています。

そのため、キーボードからコピーをしようとすると左手の親指の付け根でFnを押した後、親指の先でCtrlを押し、さらに右手親指がキーボードの左側に出張してきてCを押す、といった煩雑な操作になります。

一方でCtrlキーはあるので言語の切り替え(Ctrl+Space)は問題ないほか、カーソルコントロール系のキーボードショートカットが使えて便利です(Ctrl+A、Ctrl+Eなど)。

Bluetoothキーボードの選択

RT-MWK02はCommandを使うキーボードショートカットがやや使いづらいので、このために新たにBluetoothキーボードを用意するのであれば、Commandキー(Winキー)もCtrlキーもあり、片側に寄ってもいないRiitek RT-MW518Ewin EW-RB12の方がいいかもしれませんね。

Ewin EW-RB12はEwin EW-RB12でiPhone 7 Plusの取り付け位置が上方に離れるので、テコの原理でiPhone 7 Plusの重量を支えるのが辛くなるかもしれませんが。

使用したiPhoneケースについて

今回ハードタイプのiPhoneケースを使いましたが、通常のケースと頻繁に交換して使うことになるので、着脱しやすいTPU製のケースの方が取り回しがよさそうです。

ケースが柔らかくても、あまり使用感は変わらないものと思います。TPU製のiPhone 7 Plus用ケースを入手して交換してみようと思っています。

カスタム例を募集中

もっと格好良く仕上がったら、使用した部材と完成写真をTwitter( @hitoriblog )などでお寄せください。こちらで紹介致します(キラキラした目で上目遣いに)。

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