iOS用最速非破壊自炊カメラ「JUCIE」で電子書籍自炊新時代の幕が開く!
2016/03/16
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2016/03/16
Photo: spiffie
手持ちの書籍をスキャナや裁断機などを使って電子書籍化する「自炊」。
好きな本が何でも電子書籍として読めるようになるのはまだまだ当分先の話でしょうから、「自炊」が日本国内電子書籍シーンの主役である今の状況はしばらく続くでしょう。
手持ちの書籍を自らの手で電子書籍化するに当たっての最大の障害は、本を裁断しないといけないことではないでしょうか。
大きな刃物を家庭に持ち込むのは、どうも気が引けてしまいます。本を残しつつスキャンという選択ができませんし。
そんな膠着状態を打開すべく生まれたのが最速非破壊自炊カメラ「JUCIE」。
JUCIEで自炊するためには、裁断機はおろか、スキャナも必要ありません。
最低限必要なのは、iPhoneと、この「JUCIE」だけ。
新しい非破壊自炊時代の幕開けということなので、早速買ってみました(続きは[Read More]から)
最速自炊カメラ JUCIE (Version 1.0.1) | ||
カテゴリ: | ビジネス | |
価格: | ¥85 | |
デベロッパ名: | 3152 and Co. Ltd. | |
リリース日: | 2011/12/14 | |
対応デバイス: | iPod touch (4th Gen) / iPhone 3GS / iPad 2 Wi-Fi / iPad 2 Wi-Fi+3G / iPhone 4 | |
現Ver.の平均評価: | (2.5 / 2件の評価) | |
通算の平均評価: | (2.5 / 2件の評価) | |
Game Center: | 非対応 |
さて、何を自炊しましょうかね……。
おっと、いいものを見つけました。手始めに、こいつを自炊してみることにします。
iPhoneを固定して、「JUCIE」を起動、カメラにスキャン対象全体が収まるように、iPhoneの固定位置を調整します。
画面下のスイッチをオンにすると自炊開始です。
「JUCIE」はカメラに映ったものの変化を監視しており、変化が無くなったところで自動的にシャッターを切ります。
いわゆる画像認識っちゅーヤツですな。
「JUCIE」がシャッターを切っては自分がページをめくり、という、自分と「JUCIE」というコンビによる餅つき、あるいはわんこ蕎麦状態でスキャンを実行していきます。
ページをめくっている間は動きがあるので、「JUCIE」はシャッターチャンスではないと理解してじっと待機します。
ページをめくり終わり、動きが無くなると「JUCIE」はシャッターを切ります。
こんなやりとりを繰り返して、ものの20秒ほどで自炊が完了しました。最速を名乗るだけあって、さすがのスピードです!
スキャン終了後は、不要な画像を削除したり、順番を入れ替えたりといった編集が可能です。
編集が終わったら、PDFないしはPDFを圧縮したzipの形で書き出すことができます。書き出し先として、Dropbox、GoodReader、EvernoteなどOpen Inに対応したアプリが指定できます。
この辺は、台形補正の付いた従来のスキャナアプリを思わせますね。
記念すべき非破壊自炊第一号はこんな感じとなりました。エクスポートしたPDFをDropboxに送信、Mac OS Xのプレビューで開いたところです。
小さな文字もハッキリ!
これで、どこでもPS VitaのHome画面を参照することができますね! いやー非破壊自炊って素晴らしい!
最速自炊カメラ JUCIE
カテゴリ: ビジネス
価格: ¥85
Inspired from @pridon
最速自炊カメラ「Jucie」(仮)が電子書籍の自炊の常識を覆すほどのポテンシャルを秘めていた件 – もとまか日記乙 |