ひとりぶろぐ

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iPhone一体型昭和Bluetoothキーボード作ってみた

      2016/03/16

iPhoneでBluetoothキーボードが使えるようになった!

iOS 4.0が登場して、iPadに引き続き、めでたくiPhoneにもBluetoothキーボードがつながるようになりました。

親しくさせてもらっている @Woggieeee さんから譲ってもらった小型のBlutoothキーボードTE-382を早速接続してみたのですが、iPhoneとサイズがジャストフィット。

また、キータッチは往年のhp 200LXを彷彿とさせる感じで、表面こそゴムであるものの、中にタクトスイッチが入っているかのようなクリック感があり、結構打ちやすい。

となれば、このキーボードとiPhoneという組み合わせで、hp 200LXばりの親指打ちを電車の中で立ちながらやりたいと思うのがガジェッター心というものでしょう。(続きは[MORE]から)

早速改造!

工具箱を漁って出てきたのが、10年以上前に買ったステンレスのステー。
まずは、これを切断してiPhoneとTE-382の間に渡し、ガムテープで固定して使い勝手を試してみることに。

しかし、幅15mm、板厚1mm程度とはいえ、ステンレスは硬い。手持ちの工具では全く切断できる様子でない。半ば諦めかけたところ、工具箱の底から出てきたハンドニブラーで思い切り齧ってやったら、これが効果覿面。

バチンバチンと端から齧って20分ほど頑張ったら切断加工が終了。バリをヤスリで削ってステー部分は完成。
結果、板厚1mm、幅15mm、長さ116mm×2本のステンレスのステーになりました。

これをガムテープで止めて使ってみると、期待した以上に使いやすい。

着脱可能な固定方法は昭和っぽい感じで

着脱可能な方法を考えて、まず試したのがシリコンジャケットの利用。
ステーにはシリコンジャケットをハトメなどで固定し、iPhoneはシリコンジャケットを介して固定しようというわけです。
しかし、ジャケットの分の重量が加わっただけで、ガムテープで試したときのような自然な使い勝手が大きくスポイルされてしまうことが分かりました。
iPhone側が重くなって、手から飛び出していってしまうような感じが強く出てしまうのです。
結果、強く握ることを終始意識しながらタイピングをすることになり、こころなしかタイピングの指が鈍ります。

勢いゴムバンドのような軽量化への寄与が大きいもので固定する方針になりましょう。
このステンレスのステーには始めから穴が空いているので、そこにゴムバンドを通せばいいだけの話です。

TE-382へのステンレスのステー固定方法については、TE-382の構造が幸いしました。
TE-382のケースは真四角なプラスチックのケースで、電子工作がお好きな方ならお分かりかと思いますが、タカチ電機のケースのような感じで、結構肉厚になっています。しかも、背中側に空間があるので、万が一プラスチックケースにネジ山を作ることに失敗したとしても、薄いナットを入れてネジ止めしてしまうことも可能でしょう。

TE-382の素晴らしいところは、200LX風なキータッチのみならず、こういう改造の余地があるところです。

ケースの裏にステーをあてがい、ネジ止めする位置の目安を付け、ピンバイス→錐という感じで、わざとテーパーを付けた小さめの穴を開け、その上でAT互換機でおなじみインチネジを無理矢理ねじ込む感じで、うまくネジ山を作りつつ固定ができました。

そして、髪留めのゴムバンドを用意して、ステーの穴に少しきつ目に結んで完成。
ステンレスのステーは裏側のエッジが立っているのですが、それが手に当たるのを嫌って、キーボードのケースの裏側にステーを固定する際、ステーのなめらかな方が手に当たるようにしたために、エッジの立った側がiPhoneに当たるようになって傷を付けそうです。
そこで、太めの熱収縮チューブをかぶせて傷対策としました。

結果、少々の格好悪さには目をつぶると、意外と実用的なiPhone一体型のBluetoothキーボードになりました。
ゴムバンドと、その結び目が「昭和っぽい」とダメ出しをくらいましたが、一度装着をしてしまうと、非常に自然な感じです。
使ってみると、縦方向を基本としたiPhoneに無理も感じるのですが、メモなどの横画面に対応したアプリケーションを使っている間は、あたかもLinux Zaurusを触っているかのように感じるぐらい実用的です。
自分は普段フリックで文字入力をし、フリックトレーナーではコンスタントに100文字以上出る程度の速度ですが、そんな自分でもメリットを感じました。
特にありがたいのは、画面が広く使えることです。Bluetoothキーボードを使っている間は、ソフトウェアキーボードが画面から消えるのです。

また、意外とキーボードショートカットが豊富なことも効いています。
以下に気づいたものを書いておきます。Cocoaの風習に倣い、Emacs風なキーバインドまで使えるのが魅力です。

iOS 4.0で使えるキーボードショートカット一覧

WindowsキーはCommand、AltはOptionと同等
Command+Space: 最初の1回でキーボード切り替えインジケータ表示、次の1回からキーボードの切り替え
Command+A: 全選択
Command+C: コピー
Command+X: カット
Command+Z: 取り消す
Command+Shift+Z: やり直す
Command+V: ペースト
Command+↑もしくはCtrl+↑: テキストの先頭にジャンプ(Home)
Command+↓もしくはCtrl+↓: テキストの末尾にジャンプ(End)
Command+←もしくはCtrl+←: カーソルを行頭に
Command+→もしくはCtrl+→: カーソルを行末に
Shift+→, Shift+←: 選択範囲作成
Shift+Command+←もしくはShift+Ctrl+←:行頭まで選択
Shift+Command+→もしくはShift+Ctrl+→:行末まで選択
Option+←: 行頭方向へ単語単位ジャンプ
Option+→: 行末方向へ単語単位ジャンプ
Shift+Option+←: 行頭方向へ単語単位選択
Shift+Option+→: 行末方向へ単語単位選択
Ctrl+A: カーソル行頭ジャンプ
Ctrl+E: カーソル行末ジャンプ
Ctrl+F: カーソル右
Ctrl+B: カーソル左
Ctrl+K: カーソル以降削除
Ctrl+JもしくはCtrl+M: 改行
Ctrl+H: バックスペース
Ctrl+I, Tab: タブ
Tab: フォームで次へ進む
Shift+Tab: フォームで前へ戻る
(以下はApple Keyboardでないと無効?)
F1: バックライトを暗く
F2: バックライトを明るく
F7: iPodの戻る
F8: iPodの一時停止/再生
F9: Podの進む
F10: 音量ミュート
F11: 音量を小さく
F12: 音量を大きく

iPhone以外でも使える

要はゴムで止めているだけの話なので、Nokia N900、iPhone 4などともベストフィットでした。

「何でもhp 200LX化」アイテムです!

本家といっしょに(笑)

 - iPhone, ガジェット

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