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iPhoneを自転車に固定!自転車用スマートフォンホルダーBM WORKS SLIM3を買ってみた

      2016/01/14

2016年1月追記: 買ってから3年以上経過していますが、これまでノントラブルです。Lの方はiPhone 6に対応しています。iPhone 6 PlusもギリギリLでいけるそうです。

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自転車を入手したので、iPhoneにナビゲーションをさせようと思ってホルダーを買ってみました。

万力のように挟み込み、iPhoneが露出するタイプと、袋状になったタイプ、どっちにしようか?

挟み込むタイプは何となく衝撃で飛び出そうな気がして、袋状になった方を選択してみました。衝撃を吸収する役目も果たしてくれそうです。

買ったのはBM WORKS SLIM3という奴です。

2種類のサイズがあり、Lの方はiPhone 6に対応しています。iPhone 6 PlusもギリギリLでいけるそうです。

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BM WORKS SLIM3は、取り付け、取り外しに一切工具が必要無く、また縦横の付け替えが簡単にできるイージーマウントシステムが魅力的。(続きは[Read More]から)

内容物とバンド部の機構

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▲取り付け用のバンド、バンドダイヤル、ベースマウント、ラバーパッドとBM WORKS SLIM3ボディ。

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▲BM WORKS SLIM3ボディを裏返すと、取り付けのための樹脂製のジョイントがあります。奥手方向から手前方向に差し入れるためのレールが付いています。

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▲バンド、バンドダイヤル、ベースマウント、ラバーパッドを組み立てるとこのような感じです。

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▲この部分がよく出来ています。バンド部分に刻まれたギザギザが斜めになっていて、バンドダイヤルを締め込むと、ギリギリと孫悟空の頭の輪のように締め上げられていきます。インシュロックに似ていますが、バンドダイヤルを緩めれば元通りになるので使い捨てではありません。レンタサイクルへの取り付けにも使えます。

デュアルセーフティーロックの操作

BM WORKS SLIM3ボディの裏側にあるジョイントをベースマウントにロックする機構がデュアルセーフティーロック。

2段階の操作で不用意にBM WORKS SLIM3ボディが外れないようになっています。

外すときの操作は以下のような感じです。

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▲まず上部のパーツを上にスライド。

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▲上にスライドするとロックが解除されます。

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▲そして、下部のレバーを押し上げる(写真は天地逆なので押し下げてますが)と、BM WORKS SLIM3ボディがベースマウントから手前方向に外せるようになります。

固定する場合は、ロックを解除した状態でBM WORKS SLIM3ボディをベースマウントにスライドしながらはめ、ロック。

不安になるぐらい装着に力が要りませんが、ロックをした瞬間BM WORKS SLIM3ボディがベースマウントに強固に固定され、上下左右に力を加えてもビクともしません。

コンビニへの立寄りでの付け外し、といった頻繁な操作でもおっくうではありません。

取り付け方向の選択

ベースマウントは正方形。ベースマウント外周には、BM WORKS SLIM3ボディ固定のための爪が食い込むくぼみが走っています。美しい構造です。

正方形であるがゆえに、四方からBM WORKS SLIM3ボディのジョイントを差し込むことができます。

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▲四方からBM WORKS SLIM3ボディを差し込めるので、縦横を入れ替えることはもちろん、天地逆にも取り付け可能。

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▲BM WORKS SLIM3ボディをこの方向にも、

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▲そして、この方向にも固定が可能。よく出来ています。

iPhone 5にも適合

今回購入したのはMサイズの白。iPhone 5も入ります。ピッタリサイズ。

白、黒、赤3色のカラーバリエーション。M、Lの2サイズあり、Android端末に多い5インチクラスのスマートフォンの場合はLを選択します。

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▲上部がベルクロで閉じられているので、バリバリッとはがしてiPhone 5を入れます。やや余裕のあるサイズなので、バンパーを装着したまま入れられました。

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▲前面には透明なビニールの窓が開いていて、表示を確認できます。長くなったiPhone 5、サイズがフィットするか心配でしたが、あつらえたかのようにピッタリですね。

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▲この窓越しにiPhone 5を操作できます。ビニールのキュッキュとした滑りづらい感触を想像すると思いますが、触り心地は意外にサラサラしていてスワイプなども自在。Tweetbotで投稿画面を開き、フリックで入力してみました。走行しながら「チャリなう」などとツイートすることも可能なぐらい。これは何とも不思議な感じです。

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▲ボディ下部には穴が開いています。スピーカー、マイク、Lightning、ヘッドフォン端子を外部から利用可能。人の迷惑にならない河原などを走行中は、音楽を全開で再生したいですね。

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▲ボディ上部にも穴が開いています、iPhone 4SまでのiPhoneのヘッドフォン端子、ロックボタンにはここからアクセスできます。慣れれば走行しながらスクショも撮影可能です(しねーよ)。

実際に自転車に装着

バンドを巻いて、バンドダイヤルを締め込む。これだけでベースマウントの固定は終了するので、2分もあれば装着は完了するでしょう。工具は不要です。

バンドの長さには余裕があり、ハンドルパイプへの取り付けでは大分余裕があります。

見やすいかどうかは置いておいて、フレームへの取り付けも可能です。

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▲ハンドルパイプに縦位置で固定してみました。

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▲横位置に変更。慣れれば走行しながら動画も閲覧できますね(しねーよ)。

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▲バンドの長さに余裕があるので、太めのフレームでも固定できます。フレームに固定して、自転車NAVITIMEで音声案内させながら走行してみました。条例にひっかからないよう外の音が聞こえる音量で音楽を再生。音楽再生中でも、音声案内時、いったん音楽がフェードアウトしてから案内されるので便利です。

動作させっぱなしでは距離次第ではバッテリーが足りなくなりますから、外付けバッテリーを積載する必要が出てきます。その後、電源の不安を解消するためにUSBバッテリーも積載しました。

ひとりぶろぐ » これでナビは安心!自転車に10,000mAhのUSBバッテリーを積載するのにちょうど良かったトップチューブバッグ

BM WORKS SLIM3はソフトケースで、底面にクッションが敷いてあることもあり、走行中ガタガタ鳴ったりということは皆無で、安心して使えました。選択は間違っていなかった!

欲を言えば防水性が欲しいところですが、それを言い出すと外付けバッテリー込みでの防水性が無いと真のサバイバビリティは得られませんし、そもそもロードレーサー自体の耐候性は……おいおい考えることにしましょう。

自転車ナビに使うアプリ

ナビゲーションに使うのは、やはり自転車NAVITIMEがよさそう。

やや脳内補正が必要ですが、いい感じです。地図が進行方向に回転するヘッディングアップに対応していますが、ややリニアリティに欠ける挙動なので、ノースアップの方が混乱が無くていいかもしれません。

ルート検索において、坂道が少ないルートを選べるのがありがたいです。

僕のような方向音痴は、ルートが示されてなお明後日の方向に行ってしまいますが、僕がしくじったことを感知して自動的にルート再検索までしてくれます。

住宅街を縫うような、あるいは一方通行を逆走するようなルートを示してくるのは自転車専用ナビならではでしょう。

自転車NAVITIME App
カテゴリ: Navigation
販売元: NAVITIME JAPAN CO.,LTD.(サイズ: 4.8 MB)
全てのバージョンの評価: (299 件の評価)

自転車NAVITIMEはオフラインでは使えないかと思いますので、圏外に行く可能性があるときは地図をアプリ内に内蔵し、オフラインで使えるMapFanがいいでしょう。

MapFanもまた、坂道の少ないルートを検索できます。

惜しむらくは、MapFanは徒歩/自転車モードでの音声案内ができないことです。

MapFan+ (地図・ナビ・渋滞)App
カテゴリ: Navigation
販売元: INCREMENT P CORPORATION(サイズ: 13.4 MB)
全てのバージョンの評価: (1,720 件の評価)

自転車ナビには自転車NAVITIMEとMapFanをそろえておけばよさそうですが、ほかにもいいアプリがあったら教えてください。

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