懐かしい建物がいっぱい!江戸東京たてもの園に行ってきた
2016/03/13
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2016/03/13
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ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
東小金井、都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園に行ってきました。今回が2回目の訪問。
江戸東京たてもの園には、江戸時代から昭和初期までの、30棟の復元建造物が建ち並んでいます。
駅からバスが出ていますが、僕は東小金井駅から徒歩で向かいました。
玉川上水沿いの風景は、いかにも武蔵野って感じです。
住所 | 184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内) |
電話番号 | 042-388-3300(代表) |
最寄り駅 | JR中央線「東小金井」駅よりバス6分 |
開園時間 | 4月~9月:午前9時30分~午後5時30分/10月~3月:午前9時30分~午後4時30分 |
休園日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)/年末年始(12月28日~1月4日) |
入園料 | 400円(一般) |
『千と千尋の神隠し』の作画の参考にされたことがあるそうですよ。江戸東京たてもの園のシンボルキャラクター「えどまる」は宮崎駿さんのデザイン。玉川上水沿いに三鷹に歩いていけばジブリ美術館ですし、何かとジブリと縁が深いようです。(続きは[Read More]から)
園内には復元された建物が点在しており、基本的にそのどれにも出入り自由。
外見のみならず、中の作りまでも堪能できます。
抜粋して紹介しましょう。
1925年(大正14)郊外住宅地の一つである大田区田園調布に建てられた住宅。こういう、歴史的建造物でもない、一般の住宅が保存されているところがミソです。
ここの作りが何ともステキ。
品川区上大崎に1942年(昭和17)に建てられた住宅。建築家前川國男の自邸というだけあって、71年前に建てられたものとは思えないほどモダン。
健康住宅地として開発された郊外住宅地常盤台に建てられた写真館。
撮影のために、2階写場の大きな窓には、採光のための摺りガラスがはめこまれているということです。ディフューザーですね。
昔は一般的だったボンネットバスが展示されています。動かすことができ、月に1回〜2回来園者が乗れるチャンスがあるとのこと。
1962年(昭和37)に20両製造された路面電車。青山営業所に配属されていたそうです。
新宿区信濃町/1910年(明治43)ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築された洋館。
クラシックなスタイルのメイドさんがお出迎えしてくれ、中で食事ができます。
港区西麻布に1952年(昭和27)に建てられた邸宅。
何と、京都から西麻布に移築された歴史を持つそうです。
明治後期に建てられたと推測される、千代田区神田須田町一丁目にあった交番。
こういう交番ありましたね。
江戸時代末期~明治時代初期に建てられた、青梅市西分町にあった旅館。
風情があります。
昭和初期、千代田区神田神保町三丁目に建てられた荒物屋。
典型的な看板建築ですね。裏手に長屋が移築されており、神保町の路地裏の雰囲気が味わえます。
三棟隣り合っています。花市生花店、武居三省堂は丸二商店同様看板建築。
花市生花店は千代田区神田淡路町一丁目、武居三省堂は千代田区神田須田町一丁目にあったもので、隣り合って建っていたものではありませんが、どちらも1927年(昭和2)に建てられたもの。
江戸時代から昭和初期までの、30棟の復元建造物を眺め、そして中に入ってゆったりとした時間を過ごすと、人間にとって大切なものが何かということを考えさせられます。
こういう空間が嫌いでない人は、ぜひ訪れてみるといいと思いますよ。
帰り際、広場に竹馬が置いてあるのを発見。
閉園時間をおおよそ過ぎ、だれも居なくなったのをいいことに、竹馬に乗ってみました。
現役時代はケンケン(片足立ち)で2kmほど進むことができたmoyashiですが、ン十年ぶりの竹馬、体が覚えていました。2kmは無理ですが、ケンケンもできました!
竹馬を懐かしく思う人は、ぜひ再度の挑戦を!