iOS用WordPress対応ブログエディタPressSync Proがよい感じ
2016/05/24
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2016/05/24
もくじ
ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
WordPress対応ブログエディタがあると、全部買ってしまう僕。ここ最近はPosterというやつを使っていました。
機能はシンプルながら、カッチリオシャレに作られているので使っていて気持ちがよい。
ひとりぶろぐ » まるでReeder!iOS用の上質なWordPress対応ブログエディタPosterが鮮烈デビュー
そうこうしてたら、また新しいブログエディタが出ていたので買ってみました。
新しいアプリの名前はPressSync Pro。
iPhone と iPad の両方に対応しています。
generated by PressSync on 2013年05月14日
PressSync Proは日本人開発者によるWordPress対応ブログエディタ。iPadにも対応したユニバーサルアプリケーションです。
利用にはiOS5.0以降、WordPress3.5以降が必要です。
その名の通り、サーバ上の最新データを都度読み込んでこれるため、あっちこっちで更新するスタイルのブロガーでも、整合性に悩むことはありません。(続きは[Read More]から)
特徴は、TextExpanderの向こうをはった定型文入力機能が内蔵されていること。
一つの定型文に複数の挿入文を挟み込める機能が強力。
呼び出しのための省略形を設定し、TextExpanderよろしく展開することができます。下の設定画面の「スニペット」というのが省略形。
この例でいけば、記事を書いている最中に「!ahref」とタイプすると、シュパっと「フォーマット」に入力した内容に展開され、カーソル位置が最初のパラメータの位置にジャンプします。複数のパラメータを渡す場合は、「即時貼り付け」のオプションをオフにします。すると、「!ahref」とタイプした時点でパラメータを入力するためのウインドウが下からせり上がってきます。
Mac版のTextExpanderのフォーム機能と酷似した機能で、iOS版TextExpanderには無い機能です。
HTMLメニューからのタグ挿入時にテキストが選択されていた場合、選択テキストをタグで挟むといったこともできます。
iOSアプリのApp Storeへのリンクタグを生成する機能、App LinkMakerが搭載されていることも大きな特徴。同じ作者のCadenaというアプリの機能が組み込まれたようです。Cadenaは審査通過の関係で、これ以上のアップデートが難しいようです。
キーワードを入力し、アプリを検索。
検索結果としてリストアップされたアプリを選択してタグを生成できます。
生成したタグの扱い方を三つの選択肢から選択できます。
書式はカスタマイズ可能。
アフィリエイトの設定が可能です。
このエントリで使ったアプリのリンクタグは、PressSync ProのApp LinkMakerで挿入したものです。
PressSync Proの持つ機能のうち、とりわけ気になった機能を抜粋して紹介しました。
かように、PressSync Proは入力支援機能が強力で、非WYSIWYGを志向しています。不要なタグが勝手に挿入されてしまい台無しということはなく、あちこちから頻繁にブログを更新するブロガーの道具として筋がよさそうです。
一方で、TextExpander非対応、URL Scheme経由でテキストは渡せなさそうだったりと、モバイルブロギング、モブログの流行から外れたところもあります。
モブログの世界はiOS系ブロガーの手によって魔法のごとく日々進化していますが、高度な効率化は、複数のアプリケーション、ブックマークレットを複雑に組み合わせることで実現しています。
便利そうだと思いながらも、付いていけず悔しい思いをしている人は少なくないのではないでしょうか。
そんな人に、アプリケーション連携で実現される機能の多くが最初から内蔵されているPressSync Proはおすすめできます。
2013年4月13日に出たばかりのアプリなので、まだまだ進化していくのではないかと思います。作者Hiroaki Hayaseさんの幸せは、我々の幸せ。ガンガン応援しましょう!
iPhone と iPad の両方に対応しています。
generated by PressSync on 2013年05月14日