iPhoneの標準IMEの変換候補に半角カナを追加するIMEHankakuPatcher
2015/12/20
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2015/12/20
iPhoneの標準IMEは、変換候補に半角カナが出てきません。
単語登録をする方法、ATOK Padを使う方法などいろいろ工夫されているようですが、iPhoneの標準IMEに半角カナが候補として出てくるのが一番いいでしょう。
というわけで、iPhoneの標準IMEの変換候補に半角カナを追加するIMEHankakuPatcherというものを作ってみました。(続きは[MORE]から)
後継のIMEPatcherを使ってください。
もくじ
IMEHankakuPatcherを導入すると、iPhoneの標準IMEの候補に半角カナが出てきます。
5番目ぐらいと若干控えめな位置に出すようにしてあります。
後継のIMEPatcherを使ってください。
なお、スペシャルキーワードが二つあります。それらを入力すると、特殊な変換候補が出てきます。
確定すると確定した古い候補が次回以降の変換時に候補に出てくるので「いまなう」の方は特に微妙なのですが、新しいものが必ず先に表示されますので、それで判断してください。
バグかもしれませんが、respringではなく、再起動をしてみてください。
それで動くケースもあるようです。
IMEHankakuPatcherが特定のアプリでだけ動かないという場合はいったんApp Switcher(Homeボタンダブルクリックで下にニュっと出るやつ)から終了させて再度そのアプリを起動してみてください。
IMEHankakuPatcherなどのパッチは、アプリケーションの実行ファイルを直接書き換えたりはせず、アプリケーションの起動時に都度動作を変更するように機能します。
IMEHankakuPatcherはアプリケーションの起動時にはアプリケーション内部には存在せず、キーボード表示時に初めて読み込まれる機能部分へパッチを当てるため、キーボード表示時後に実行されるであろう部分へパッチを当て、そこからキーボード表示後にアプリケーションに読み込まれる機能部分にパッチを当てる2段階式のパッチになっています。
それが原因なのか、たまにパッチが当たらないことがあるようです。
自分のやっていることが最適解ではないのでしょう。
それでも全くパッチが当たらないアプリケーションは自分が試している限りでは無いので、パッチが当たらなくても、アプリケーションの終了→アプリケーションの起動を繰り返せばそのうち当たると思います。
こう書くと滅多にパッチが当たらないかのような表現になってしまいますが、自分はiOS4.0で使っていますが、ほとんど当たらないということがありません。
「えっ何でそんなに当たらない人がいるの?」というのが個人的な感想です。
それはアプリケーションを終了させられていないからではないでしょうか。
iOS4以上でマルチタスクが有効な環境で、かつアプリケーションがFast App Switchに対応していると、アプリケーション起動中にHomeボタンを押しただけではアプリケーションは終了しません。
Homeボタンをダブルクリックし、画面下から出てきたApp Switcherから当該アプリケーションのアイコンを長押しし、アイコンの左上に出てきた赤丸アイコンをタップすることで初めて終了させられたことになります。
この状態から再度起動させないと、パッチの再トライにはなりません。
テストしてません。iOS4以上用ということにしておきます。
インストールは、いつものNew野良リポジトリから「IMEHankakuPatcher」で検索してください。
例によって安定性等は保証するところではないので、そのつもりで使ってください。
無保証、無サポートです。
これっきりバージョンアップは無いかもしれません。
後継のIMEPatcherを使ってください。