BROMPTONにフロントキャリアブロックとTバッグ(T-Bag)を導入
2016/02/20
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2016/02/20
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ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
輪行最強の折りたたみ自転車BROMPTON M6Lを買いました。
ひとりぶろぐ » イギリスの折りたたみ自転車BROMPTON購入を決断した2本の動画
BROMPTONの真の価値は専用バッグと組み合わせて初めて発揮されるという理解をしたので、早速導入してみました。(続きは[Read More]から)
BROMPTONに専用バッグを取り付けるためには、BROMPTONのフレームにフロントキャリアブロック(Front carrier block assy)を取り付ける必要があります。
まだ取り付けていなかったので、まずはフロントキャリアブロックの取り付けからやってみましょう。
購入したフロントキャリアブロック(Front carrier block assy)。BROMPTON純正部品です。
内容物。
取り付け位置にはイモネジが2本ねじ込んであるので、六角レンチで取り外します。
フロントキャリアブロックにアルミ板を落とし込む。
波ワッシャーを通したネジをアルミ板に開いた穴に通します。
取り付け位置に当てがい、六角レンチで締め込む。これをネジ2本分実行。
リリースレバーを取り付け位置に差し込む。
木ネジをプラスドライバーで締め込む。
フロントキャリアブロック取り付け完了。バッグを取り付けるとリリースレバーと一体になったツメでカチン!と固定され、リリースレバーを引くとツメが引っ込みスルリと取れるという寸法です。
BROMPTON専用バッグには種類がいくつもありますが、僕が選択したのは容量31LのTバッグ( T-Bag )。
BROMPTON純正の専用バッグの中では最大容量。
BROMPTON専用バッグには、後述のフロントバッグフレームを使うものと、フロントキャリアブロックとのジョイントがバッグと一体になっているものとがあります。
Tバッグ( T-Bag )はフロントバッグフレームを使うものです。
Sバッグ( S-Bag )だけは、独自のサイズのフロントバッグフレームを使うとのことです。
どれにするか悩みましたが、モノが手元に無く比較ができないので、無難な最大容量のものを選んだのでした。
僕が買ったTバッグ( T-Bag )の詳細を見ていきます。買う前に「Tバッグ」で検索をかけて詳細を知ろうにも、あんまり鮮明な画像が出てこず、詳細が分からないまま買ったので、画像をふんだんに使っていきます。
大きさ的には脇に置いたiPhone 5と比較するとつかみやすいでしょうか。ナイロン製。
倒して下から見るとこんな感じ。前面から側面にかけての下半分にはメッシュのポケットがあります。左サイド、右サイド、センターと三つのメッシュポケットが存在。
バッグの背中側に見えるのが、噂のフロントバッグフレーム。フレーム中央の窪みが、フロントキャリアブロックとのジョイントになっています。
ショルダーストラップ付きで、BROMPTONから外した後は、肩掛けにも、袈裟懸けにもできます。バッグの口はトートバッグのようになっていて、それをクルクルっと丸めて閉じています。中央にあるベルトは、荷物の量に応じてクルクルの回数が変わり、バッグの全高が変化するので、それに応じてクルクルがほどけないようにするためのものです。
裏には樹脂でシールされたジッパーで閉じることができるポケット(写真右)と、500mlのペットボトルを入れておくのにちょうどのサイズのドリンクホルダー(写真左)があります。フロントバッグフレームと一体になった取っ手も見えますね。ここを持って運ぶこともできます。フロントバッグフレームはアルミパイプと樹脂でできていて固く、このように体の当たる面に位置していますが、平らなのでストラップを袈裟懸けして、体に当たるようにしていても意外に気になりません。
バッグ裏側のドリンクホルダー。BROMPTONに取り付けた状態では運転手側を向いているので、運転中、いつでもドリンクを手に取ることができます。
バッグ裏側のジッパーで閉じられるポケット。メンテナンス工具、iPhoneをナビゲーションに使う際に必要になるUSBバッテリーを入れておくのによさそうです。
側面のメッシュポケット。
反対側側面のメッシュポケット。背の短いドリンクを入れておくのによさそうです。
前面のメッシュポケット。おおよそバッグの全幅が、メッシュポケットの幅となっています。中央に、バッグの口を押さえるためのベルトがあります。
ベルトを外すと中央のメッシュポケットもあんぐりと口を開けます。
バッグの口のくるくるは、左右側面のメッシュポケットの辺りから生えているバックル付きベルトによっても閉じることができるようになっています。
バックルを外したところ。
左右のバックル、中央のベルトを外すと、バッグの口をくるくるとほどいて開くことができます。
トートバッグのような感じで口が開きます。バッグの底に置いているのはiPhone 5です。裏地は黄色ですが、これは暗い場所でバッグ内の小物を探すのに便利なように、という考えからとのことです。
バッグの口の端には平面ファスナーが付いていますが、普段はバリバリとくっついてしまわないように平面ファスナーの相手方が貼り付いています。バッグの中身が、くるくる巻いて閉じられないほどパンパンになってしまったときに、この平面ファスナーが役立つのです。
平面ファスナーを閉じた状態。こうなるに至った荷物の量では、左右のバックルも中央のベルトも役立たないでしょう。
バッグの内ポケットにレインカバーが入っています。
広げてバッグの上からかけると、雨に耐えることができます。
Tバッグ( T-Bag )にはフロントバッグフレームが付いていますが、これは取り外すことが可能です。
取り出し口はバッグの底。平面ファスナーで固定された左右2本の太いベルトがフロントバッグフレームの飛び出しを防いでいます。
左右の2本の太いベルトの平面ファスナーをベリベリっとはがすとフロントバッグフレームを取り出すことができます。
アルミと樹脂で出来ていて意外と軽いものです。
単体で入手できるフロントバッグフレームがまさにこれですね。 T-Bag を買えば、フロントバッグフレームを単体で買う必要はありません。
BROMPTON(ブロンプトン) オプションパーツ 「フロントキャリアフレーム」 |
フロントキャリアブロックにTバッグ( T-Bag )を取り付けてみます。室内にて、折りたたみ状態で失礼します。
Tバッグ( T-Bag )背面のフロントバッグフレーム部分に付いたジョイントをBROMPTONに取り付けたフロントキャリアブロックに接続。
ガッチャン!と。こうなるとガッチリと接続されてほとんど動きません。
折りたたんだBROMPTONに輪行袋をかけてみました。
サイクルハウスしぶやのBROMPTON用マルチキャリングバッグです。
折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 サイクルハウス しぶや/商品詳細 BROMPTON用マルチキャリングバッグ
輪行袋のファスナーのスライダーは三つも付いていて、このようにフロントキャリアブロックだけを露出するようにかけることができます。
この状態でTバッグ( T-Bag )を合体。斜めになっていて不安定なように思えますが、これは折りたたんだフレームの状態に起因したもの。
グラグラしそうで不思議な感じですが、ガッチリと固定されていて、バッグの取っ手、つまりはフロントバッグフレームの取っ手を持って引いていけます。僕のBROMPTONは荷台を付けておらず、転がしに適したタイヤが四つありません。現状、後端の二つしか無いので、バッグの取っ手を持って少し持ち上げ、ショッピングカー様に後端の二つのタイヤで転がすようにする必要があります。
バッグの骨格になっているのはこのフロントバッグフレーム。このフレームで、バッグがガッチリと固定されているのです。
手持ちのバックパックを出してきました。おあつらえ向きに背面にベルトが2本あります。フロントバッグフレームを取り付けたら、偶然ながら、何ともいい具合に固定できるではありませんか。
Tバッグより軽く、またバックパックですから両の肩で背負えますので、荷物の量に応じて使い分けできそうです。
BROMPTONへの取り付け、取り外しは一瞬で終了します。荷物が重くなっても転がしていけます。BROMPTONって本当によく出来ています。