iPhoneアプリ開発で収益を伸ばしたい人、会社でiPhoneアプリ担当になっちゃった人必読の新刊「ヒットするiPhoneアプリの作り方・売り方・育て方」
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ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
数年前からiPhoneアプリの開発はやっているけれど、なかなか売り上げが伸びない。iPhone用のアプリビジネスなど全く門外漢だけれど、会社で担当者に指名されてしまった。
そんな境遇にある人は、ほかのデベロッパー、パブリッシャーがどういうやり方でアプリを売り上げているのか、どういう段取りで仕事をしているのか、気になるのではないでしょうか。
アプリを開発して、App Storeに並べれば曲がりなりにもビジネスの体を成しているといえますが、それだけでアプリが売れることはありえません。
iPhone用アプリ市場が立ち上がって5年。先駆者はノウハウを蓄積し、その中から見出したセオリーに則ったビジネスを展開しています。
しかし、ノウハウは即ち競争力ですから、やすやすと教えてもらえるはずもない。そんな風に諦めていませんか。
2013年7月27日発売の新刊「ヒットするiPhoneアプリの作り方・売り方・育て方」には、デベロッパー、パブリッシャーがどうやってiPhoneアプリを企画し、開発、マネタイズをやっているのか。それが赤裸々に書かれています。
人がやっているアプリビジネスを俯瞰するチャンスです。
5年にわたる蓄積を感じさせる多彩なトピックで構成されており、アプリビジネスに従事するなら、一度は目を通しておきたい内容になっています。
アプリビジネスと一言にいっても、この5年の間にビジネスモデルはかなり変わってきています。iPhoneの著しい普及が主要なユーザー層、ユーザー像というものを大きく変化させてきたからです。
現在では、積極的にiPhoneを活用しようという気持ちの薄い人、財布の紐が堅い人を相手にしなくてはならない難しさがあります。
勢い、無料アプリをベースに、どうマネタイズをしていくか。これが戦略のキモになってきますが、現在のアプリ市場の分析、そしてiPhone用のアプリで取りうる選択肢から、どのようなビジネスを組み立てていくべきなのか。本書を通して、そうした論考に触れることができます。
iPhone用アプリ市場が立ち上がって5年。アプリを出せば売れるというフェーズはとっくに終わっていますが、そんな中から成功をつかみ取りたいなら、本書を読みましょう。ベターな戦略に至るまでの近道を知ることができます。
本書は、2011年に刊行された「iPhoneアプリで稼ごう」という書籍をベースに作られています。前書の表紙には「年間1億円のチャンス」という景気のいいキャッチが書かれていたのですが、本書からはそういう強い煽りが消えています。
成熟しつつある市場で成功をつかみ取ることの難しさを直視し、その上でどうしていくべきなのか。それが今回の改訂版に篭められたテーマでしょう。