OS X開発入門の良書ヒレガス本の邦訳で有名なピアソン桐原が技術書撤退で在庫限り
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ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
技術書を出しているピアソン桐原(桐原書店とピアソンエデュケーションの合併会社)が技術書から撤退とのことです。
@sobahhi ご心配をおかけして大変申し訳ございません。今後は、学習参考書と語学書に専心していくことになりますので,技術書は基本的にお取扱いがなくなってしまいます。書店さんの在庫限りとなりますので、お早目にご入手くださいますようお願いいたします。
— 桐原書店 (@KiriharaShoten) August 7, 2013
技術書は、流通在庫のみの扱いとのこと。
ピアソン桐原といえば、(Mac)OS X開発入門書の定番で有名な、いわゆるヒレガス本、「MAC OS X COCOAプログラミング」を擁しています。
Amazonには既に「MAC OS X COCOAプログラミング」の在庫がなく、中古のみ。高値が付いているので、秋葉原、神保町辺りを巡って市中在庫を探した方がいいかも? 僕は「MAC OS X COCOAプログラミング」の前の版を2冊(ピンク本と緑本)持ってるので、さてどうしようか。(続きは[Read More]から)
著者のアーロン・ヒレガス氏はApple社内で社員教育を担当していたこともある方。手がけた書籍はどれも評判がいい。今のAppleの主要テクノロジーのルーツとなった、NeXT社時代からObjective-Cに携わる、プロ中のプロ。
ピアソン桐原の技術書撤退の報を受けて、僕はとりあず以下の「Objective-C プログラミング」を買っておきました。
「iOSプログラミング 第2版」は2011年の刊行と少し古いですが、iOS 5 / Xcode4を対象としており、ARCベースの内容とのことで、まだよかったかも。Storyboardは期待できないかな。
洋書が読めるなら焦る必要はありませんが、ヒレガス本の邦訳はしばらく出ないかもしれないので、この3冊は確保しておいた方がいいかもしれないですね。萩原本の騒動を思い出しますねぇ。
ピアソン桐原から刊行されているそのほかのObjective-C関連の書籍では、以下の2冊が気になるところです。
Javaはよく分かりませんが、「Effective Java 第2版」の先行きを危ぶむ声を聞きました。名前は聞いたことがあります。
紙でペイしないものは、1/100の売り上げの電子では余計ペイしないので安易に言えませんが、撤退の前に電子化してー!
と安易に放言して終わりたいと思います。ピアソン桐原さん、良書の数々ありがとうございました。