Kindleタイトルを1カ月に1冊無料で読める「Kindleオーナーライブラリー」がスタート!ただしプライム会員だけ
2016/05/24
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2016/05/24
Amazonプライム会員の特典の一つとして、「Kindleオーナーライブラリー」というサービスが、2013年8月21日から始まったようです。
Amazon.co.jp: Kindleオーナー ライブラリー
Amazonプライムにご加入で、Kindle端末をお持ちのお客様は、ベストセラーやコミックを含む数千冊の対象タイトルの中からお好きな本を、一か月に1冊 無料でお読みいただけます。
これは、結構「使うサービス」の予感です。
サービスを受けるために満たすべき条件が二つあります。これを満たして初めて恩恵に預かれます。
よかった、僕はKindle Paperwhite 3Gを持っていますし、最近めっきりメリットを感じなくなっていたAmazonプライム会員を、もうずっと続けてます。
早速Amazonプライムの解説ページが更新されて、特典の一つに数えられています。
Amazon.co.jp: Amazonプライム会員は、お急ぎ便、お届け日時指定便が無料
条件がそろっていると無料貸し出しスロットを一つ持つことになって、一カ月に1回、そのタイトルを入れ替える権利が発生するイメージのようです。
ものすごく分厚い本を借りたとしても、それを1カ月の間に読み切らなくてもいいということになりますね。
対象タイトルをPCのWebブラウザで見るとこんな感じ。右下に「この本は、Kindleオーナー ライブラリーの対象商品です」とあります。
対象タイトルの一覧は以下。
Amazon.co.jp: Kindleストア: Kindleオーナー ライブラリー 対象商品
1カ月に1冊しか読めないので、続き物の中の1巻を読んでしまうと続きを買わざるを得なくなってしまいますがw 「続き物の1巻だけ対象タイトルの罠」ってことでもなくて、上に引用したように「磯野家の相続」のような単発の本もかなり対象に入っています。
これは、Kindleオーナーライブラリ対象タイトルに設定した場合、出版社に協賛金が入る仕組みゆえに実現できていることのようです。結構読みたくなるタイトルがありますね。
僕の好きな「謎の彼女X」推しでシンパシーを感じていた安田理央さんの新刊も対象になってます。
通常のKindleタイトルのように、Webから端末に転送、ということができず、今のところKindle端末を操作して借りなければなりません。スマフォ、タブレットにKindleアプリでもダメ。これはちょっと不便ですね。
Kindleは、30%引きセールのようなキャンペーンを他社がやったら地獄の底まで追従するというぐらいの対策を講じてKindleユーザーすら畏怖させていますが、Kindleオーナーライブラリもまた、ユーザーをKindleに惹き付ける魅力の一つになるなと感じました。
さて、対抗プラットフォームは何か仕掛けてくるでしょうか。