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RICOH THETA Sユーザが絶対に見逃せない鞘型収納ケース

      2016/03/16

RICOH THETA付属のソフトケースが足を引っ張っている

ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。

デジタルカメラの新しい未来をズギャンと切り開いたRICOH THETA。

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720
リコー (2015-10-23)
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RICOH THETAを使うと、こんな画像が撮影できます。被写体であるイルミネーショントンネルの「中で」撮影しています。

こちらは、被写体である紅葉の中にRICOH THETAを「突っ込んで」撮影しています。単に広い空間を一挙に収めるというだけでなく、ゴールドライタンのゴールドクラッシュのように、Gガンダムの爆熱ゴッドフィンガーのように、えぐり込むような撮影ができるのもRICOH THETAの特長です。

これまでのカメラの常識が通用しない、そんなRICOH THETAですが、出目金のような魚眼レンズが本体両面に飛び出た作りとなっているため、扱いに気を使います。

撮影したらすぐケースに収納するというのが基本の使い方になるわけですが、残念ながらRICOH THETA付属のケースは使いづらい。

使いづらさは、開口部の作りに集約されています。ケースの天から一方のサイドまで、非対称に開口。下掲の写真が全開状態。

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ファスナーのスライダーが天の側から始まるように付いているので、天だけ残してサイドだけ閉めるということができません。よって、三脚穴にストラップ用アタッチメントとストラップを付けると、下掲の写真のようになってしまいます。

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唯一の純正オプション、ストラップ用アタッチメントとの相性が1ミリも考慮されていないとの誹りを受けても仕方ない仕様。全開状態で左右端にファスナーのスライダーが来るよう左右対称の作りにするのが正しいといえましょう。

折角軽量コンパクトで、フレーミングとピント合わせが不要な、超軽快な使い勝手のRICOH THETAが、純正ソフトケースに足を引っ張られて面倒くさい使い勝手になってしまっています。ケースの手当は必須といえます。(続きは[Read More]から)

結論はABITAX 5720 Pocket-LS

そこで買ったのがABITAX 5720 Pocket-LS。ウールでできた鞘状のケースです。

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部位 材質
ケース ウール100%
テープ ナイロン
プラスチックパーツ ポリアセタール

付属品: スナップフック、クリップ

ABITAX 5720 Pocket LS NBL 5720LS-01
ABITAX
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僕の買った紺は「通常10~11日以内に発送します」とありますが、実際には6日で到着しました。RICOH THETAの表面処理は白のラバーコート。非常に汚れやすく、色移りしやすいことに注文した後で気付くハプニングがあり、濃い色を選んだのを後悔したのですが、恐る恐る試してみたところ、色移りは大丈夫でした。

スナップフックに加えクリップが付属

本体の天の部分にはパーツ取り付けのためのループがあり、標準ではカラビナのような構造のスナップフックが付いています。

交換用にベルトクリップが付属しており、そのどちらかを取り付け位置に応じて選ぶことができます。

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本体裏側

裏側のループ取り付け部分は補強が入っていて丈夫です。

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付属ソフトケースと比較

RICOH THETA付属ソフトケースと並べてみました。素材は付属ソフトケースのウエットスーツ地(?)の方が好みですが、ウールも味があっていいですね。

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専用品であるかのようにサイズがピッタリ

RICOH THETAとABITAX 5720 Pocket-LSを並べると、このようなサイズ感。

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早速入れてみます。ABITAX 5720 Pocket-LSのウールと、RICOH THETAのラバーコートとで少し抵抗感がありますが、サイズ的にはやや余裕があり、スルスルと入る。

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スルスルと入っていき……。

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天地丈がピッタリいっしょ。

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ツライチになります。

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何というフィット感……。運命の出会いといっていいぐらいでしょう。

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逆さにするとストンと出てくる

試しに逆さまにしてみると、ストンと出てくるぐらい。刀の鞘のような感じですね。

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ストラップ用アタッチメントとストラップの取り付け

何も付けなくてもABITAX 5720 Pocket-LSからRICOH THETAを取り出すのは難なくできますが、RICOH THETAを親指と人差し指でつまむのにモタ付く感じはあります。

そこで、純正オプションであるストラップ用アタッチメントを三脚穴に締め込み、ストラップ代わりのものを取り付けました。

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ストラップ用アタッチメント、ないしはストラップを持って引き抜くスタイルが完成しました。

スナップフックの使い勝手

ポリアセタールで出来たスナップフックは、カラビナのような感じで使えます。バッグの肩ひもなどに取り付ける場合はこれがいいでしょう。

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クリップの使い勝手

交換パーツとして同梱されているクリップに付け替えてみました。付け替えやすい構造になっていて、だれでも1〜2分もあれば交換可能だと思います。

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クリップの場合も、肩ひも、ベルトなどに付けられますが、紐状のものに固定する場合はスナップフックの方が安心ですね。

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実際の装着例(クリップ)

実際に装着してみました。

ボトムスの縁に引っ掛ける

ベルトをしないので、ボトムスの縁の部分にクリップを引っ掛けてみました。

手ぶら、かつトップスをタックインしているなら、このスタイルでしょうか。

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ポケットに引っ掛ける

僕はいつもTシャツを外に出しているので、下にずらすためにポケット部分に引っ掛けるスタイルになりそうです。

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バッグを持って出かけるときは、スナップフックに交換して肩ひもに取り付けですね。

RICOH THETAがめちゃくちゃ使いやすくなる!

RICOH THETA用のケースとしてABITAX 5720 Pocket-LSは大正解!

素早く取り出して撮影ポジションに入れ、レンズ保護のために素早くケースに収納できる。

純正ソフトケースを使った時間が長い人ほど、この使い勝手の快感にうち震えるでしょう。

ケースから取り出し、電源を入れてシャッターを押し、またケースに収める。ここまで5秒、いや4秒あれば十分です。

ただ、逆さまにすればスルリと出てきてしまうので、純正ソフトケースも携帯して、撮影しないときは純正ソフトケースにしまっておくのがいいかと思います。

応急処置で半端なストラップを取り付けていますが、ここは個性の出しどころ。ハンドストラップは無数に製品バリエーションがありますから、レンズを傷つけない柔らかめの素材のもの、あるいはレンズに当たらない短いものから好きなもの選べばいいですね。

自分を映さない必要があるときにウルトラマンのポーズを取るのですが、ウルトラマンのポーズができるネックストラップとなると、RICOH THETAが股間に当たるぐらい長いものにならざるを得ず、ウルトラマンのポーズとの相性が悪い。ネックストラップを付けるかどうかは思案のしどころですね。

ひとりぶろぐ » 全天球撮影デジカメRICOH THETA最大の欠点「自分が写る」を克服する

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