Anker 40W 5ポート USB急速充電器がパワフルでいい!完成度を高めた上位機種
2016/12/17
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2016/12/17
もくじ
旅先でのガジェットの充電に無類の利便性を発揮する「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」。コンセント一つから五つのUSB機器に充電できる、凄い充電器です。
ひとりぶろぐ » 充電のために空いたUSBポートを探しさまよう人を救済!Anker 5-Port Wall Chargerが便利すぎる!
自宅でも便利に使っており、この多ポートUSB急速充電器は自分の中では定番化した感があります。
壊れたら、また多ポートUSB急速充電器を探すと思います。最初は1,480円ぐらいだったので、調子に乗って2個買ってしまってますから、それはいつの日になることやらですが。
ところが、買ったばかり、すっかり気に入り、長く使っていこうと決心したところだというのに、Anker 5ポート USB急速充電器の上位機種が発売されたというのです。これは非常に腹立たしい!
2014年4月現在、在来の「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」は1,999円。
新規登場の「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」は2,599円で、差額は600円。
その名の通り40Wのハイパワーがウリということです。下位機種になった「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」は25Wですから、パワーが1.6倍になっています。
えーい、ままよ! と買っちゃいました。(続きは[Read More]から)
「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」の40Wってどれくらい?
iPhone用のUSB充電器は5V / 1Aなので、5W。
iPad用のUSB充電器は5.1V / 2.1Aなので、約10W。
「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」は25W。
「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」は40W。
この新しい「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」は、iPad用のUSB充電器4個分、iPhone用のUSB充電器の8個分のパワーがあるわけですね。
5ポートあるなら、iPad用のUSB充電器5個分で50Wあればスッキリしますが、そこから1個分足りない感じではあります。
iPad用のUSB充電器3個分で30W、iPhone用のUSB充電器2個分で10W。合計40Wかつ5ポートですから、これでちょうど。イメージとしてはそんな感じですね。
黒の「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」のボディは、マット仕上げ。ツヤ消しで高級感はありますが、傷つきやすそう。白の方は、ツヤあり仕上げとのこと。これを事前に知っていたら、白を選んでいたかな。
@hitoriblog 白はツヤありです(おしりのグレー部分はツヤなし)あと価格差は600円ですね。
— gachalatte (@gachalatte) April 3, 2014
五つついているUSB端子から刻印が消えました。PowerIQ搭載で、区別の必要がなくなったんですね。PowerIQテクノロジー搭載のUSB端子は、接続された機器を自動的に検知し、最適な電流を送るそうです。
Kindle、Windowsタブレットはどのポート? と少し悩むことがあったので、これはありがたい。
「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」(写真上)のUSB端子には、それぞれ別の役割が与えられており、必要に応じて使い分ける必要がありました。使い分けの必要がなくなったのなら、挿す前に確認する必要がありませんし、単純に便利ですね。
AC側は、メガネケーブルの端子になっています。市販のケーブルが使えます。
「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」(写真左)には、「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」(写真右)同様、長めのメガネケーブルが付属。
短いケーブルを別途用意すれば軽量化が可能です。
PSEマークが入っています。
「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」(写真左)と「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」(写真右)を比較すると、意外にも「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」の方が小さい! 長手方向は「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」の方が短い。
幅方向も「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」の方が短い。
厚さはほぼ変わらず。
1.6倍パワフルなのに、サイズは小さいなんてズルいですね。
7〜8インチタブレットの層が厚くなってきて、微妙な使い分けが出てきています。
小型タブレットを複数持ち歩くことも少なくなくなってきているので、負荷の大きいガジェットをたくさんぶら下げられる「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」には安心感が漂います。
電流が多く流せるなら充電完了までが早くなり、ホテルに戻ってからチェックアウトまでが短い場合でも、充電を有利に運べます。
40W、PowerIQ搭載で、どのポートでも最適な電流が流せるという「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」。そのアドバンテージを可視化すべく、「USB 簡易電圧・電流チェッカー」にお出ましいただきました。
バッテリー残40%ほどになったiPad 3を、「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」、「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」の各ポートに「USB 簡易電圧・電流チェッカー」を介して接続。どのぐらい電流が流れるか確認。
電流の読み取りは、iPadの液晶が消えたところでやっています。
まずは引き立て役として、在来の「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」からチェックしてみます。
1.73A。
460mA。
1.71A。
920mA。
1.4A。
「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」は、同じiPad 3を接続しても、ポートごとに流れる電流はまちまちということが分かります。
では、今度は新型「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」。
PowerIQ搭載で、どのポートでも最適な電流が流せるということですが、果たして?
1.76A。
1.76A。
1.74A。
1.73A。
1.69A。
やや差はありますが、どのポートでも1.7Aの電流が流れており、充電に多くの電流を要するiPadにも対応可能であることが分かります。
ついでに、iPad純正USB充電器だと、どれぐらいの電流が流れるか確かめてみました。
1.9A。Ankerの新旧どちらの急速充電器よりも200mA多く電流が流れました。
充電最速を目指すなら純正の方がいい結果となりましたが、かなり肉薄しているといっていいのではないでしょうか。
1.6A × 5V × 5ポート = 40Wということで、五つあるポートすべてにiPadが接続されていても、1.6A供給する能力がある計算になる「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」。
1A × 5V × 5ポート = 25W。1ポート当たり1A供給する能力(実際には、今回見てきた通りポートごとにデコボコ)の「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」。ポートによって使い分けをしなければならないこともあって、「Anker 40W 5ポート USB急速充電器」に対して見劣りがするようになったといえます。
これで価格差が600円なら、これから「Anker 25W 5ポート USB急速充電器」を買う選択はないでしょう。