1万円ぐらいで買えるハードウェアキーボード付きSIM Lock FreeなAndroidスマートフォンNEC Terrain
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NECのTerrainというAndroidスマートフォンを買ってみました。OSのバージョンは4.0.4。BlackBerryみたいなハードウェアキーボードが付いているのが特徴です。業務用に作られたものが市場に出てきているようです。
キーボード付き端末が大好きで、最近値下がりしたとのことで耐え切れず買ってしまいました。こんなモンを見せられて買わずにいられるか!(続きは[Read More]から)
耐衝撃、防水、防塵というタフネスな作りにもなってます。バッテリの蓋の赤い線は、シリコンラバーのパッキン。交換可能なバッテリの下に、Micro SIMとMicroSDカードのスロットがあります。
ヘッドフォン端子、MicroUSB端子にも防水カバー。Apple製品しか使っていないと、防水と縁がないので新鮮です。
ハードウェアキーボードのタッチはちょっと固めで、親指2本で打つのがしっくりくる感じです。キーボードはバックライト付きなので暗いところでも打つことができます。
FとJに突起があるので、最終的にはタッチタイプができるようになりそうです。
SIM Lockが解除済みになっていて、SoftBankのiPad用の3GのSIM、iPhone 5s用のLTEのSIM、いずれも使えました。
jpspir、sbmどっちもOK。
LTEのjpspirで試してみましたが、LTEは有効ではないようです。
Googleへのログインはちょっと苦労しました。最初に起動するAT&T Ready2GoはGoogleアカウントの入力を促してきますが、2段階認証に非対応。デフォルトでインストールされているGoogle Playも2段階認証に対応しておらず、ブラウザで認証する必要があって、それに気づくまでに少し時間がかかりました。
NEC Terrainは本体ストレージが787MBしかないので、アプリをほとんど入れることができません。プリインストールのアプリのアップデートをかけると、それだけでかなり埋まってしまいます。内蔵のSDカード領域として4GBありますが、こちらにアプリをインストールすることはできない? rootも完全な形では取れないようなので限界は低いことになるんでしょうか。その点でメインを張るのは無理といえます。
厚みを除けばサイズはiPhone 5sとほぼいっしょ。その中にハードウェアキーボード、そしてベゼル、液晶周辺のスペースがあるので、かなり液晶が小さく感じます。感じますというか実際小さい。これも辛いポイント。
最大の特徴である親指2本打ちのハードウェアキーボードでどれほどタイピングがスピードアップするかといえば、タッチキーボードとそんなに変わらない。その代わり、オッサン限定の感覚かもしれないですが、サスサスと指を滑らせながらキーボードを見ずにタイピングしている時間が長く、脳の疲れが少ない気がします。
NEC Terrain、「強烈にイイ」という印象こそないんですが、どうしようもなくダメということもないし、価格の安さ、そして僕にとって初の耐衝撃、防水、防塵スマートフォンということで、結構気に入って使っています。裸で無造作に扱えるし、地図ロイドをインストールしてハイキングに持っていくのがよさそうです。GPS、電子コンパスはちゃんと搭載されてますし。
こういうプチキーボード付きの機種って本当に選択肢がないので、実際に使うかどうかは置いておいて、僕と同じ趣味嗜好の人は避けることができないんじゃないでしょうか。