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Mac OS X用ブログエディタecto用のPlugin「PermaLinks」出来ました

      2011/05/11

ブログエディタ、MarsEdit3に夢中だったのですが、比較のためにecto3のことを調べてみると、ecto3も結構いい!

permalinks00.png

ナンとecto3はPluginをユーザーが開発できるのですね!

Pluginに定義されたプロトコルこそ限られていますが、Pluginは読み込まれた時点でアプリケーションの一部となり、アプリケーションのインスタンスが取得できます。

ということで、一つテストがてらecto3用のプラグイン、「PermaLinks」というやつを作ってみました。(続きは[MORE]から)

今回作ったecto3用のPluginはMarsEdit3でやった、エントリリストで選択中のエントリのタイトルとPermalinkをリンクタグとして貼るやつです。

作った後で気づきましたが、エントリリストからエディタにドラッグ&ドロップでリンクを貼れますね……。いっぺんに1個しか貼れませんが。

PermaLinksならではの(微妙な)アドバンテージとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 貼り込むときの書式を設定できる
  • エントリリスト一覧で複数のエントリを選択していた場合は、それらをまとめていっぺんに貼れる
  • 選択中のテキストが無い場合はリンクタグをエントリのタイトルで囲み、選択中のテキストがある場合は選択中のテキストをリンクタグで囲む、ただし、後者の場合はエントリリストで複数のエントリを選択していた場合でも最初の一つだけを使用

過去記事のタイトル名をフルで引用し、それにリンクを張る場合と、文中の「以前こちらに書きました」といったテキストに対してリンクを張る場合がありますが、それを想定しての場合分けになっています。

ダウンロード

PermaLinks-0.1

動作確認環境

  • Mac OS X 10.6.7
  • ecto 3.0.2

免責

PermaLinksは無保証です。

インストール

ecto3用のプラグインですので、ecto3をインストールしてください。

上記リンクからPermaLinks-0.1.zipをダウンロードし、解凍。

出てきたPermaLinks.addonをダブルクリックすると、ecto3がそれを受け取り、自動的なecto3の再起動の後インストールが完了します。簡単!

設定

インストールしただけではPermaLinksが見当たらなくて困惑するでしょう。

まずは、既存のエントリの編集を開始するか、新しくエントリを起こすかでエディタを開いてください。

ツールバーのカスタマイズボタンを押します。

出てきたシートウインドウの中に、PermaLinksのアイコンを見つけられるでしょう。

これをツールバーにドラッグ&ドロップし、完了ボタンを押せばひとまず設定は完了です。

使ってみる

エントリリストのあるViewerを表示し、エントリを複数選んでみてください。

エディタを開き、PermaLinksボタンを押してみます。

すると、さきほど選んだエントリのタイトルとPermalinkがバババっと貼り込まれました。

今度は、Viewerで何か一つエントリを選択し、エディタに戻って「ここに書きました」などと入力し、「ここに書きました」を選択。

そして、PermaLinksボタンを押します。

すると、さっきとは違って「ここに書きました」を囲う形で、Viewerで選択したエントリのPermalinkがリンクタグとして入力されました。

選択範囲があるか無いかで動作が変わります。

書式設定をする

メニューの「ecto>Settings>Tools & Addons…」を実行します。
さらに、ポップアップメニューからPermaLinksを選択。

このようなダイアログが表示されるかと思います。

見ての通りですが、選択範囲がある場合と無い場合とで別々のテンプレートを設定できます。
「^t」は選択範囲無し用テンプレートの場合、エントリのタイトルに。選択範囲あり用のテンプレートの場合は選択中のテキストに展開され、「^p」はPermalinkに展開されます。

ううーんecto3かMarsEdit3か分からなくなってきたぞ

以上いかがでしたでしょうか。「MarsEdit3が最強!」とは書きましたが、ecto3もこれまたやりおる感じで甲乙付けがたいですね。

Mac OS X最強のブログエディタをめぐる闘いはまだまだ続きそうです。

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