レトルトカレー最強と噂の明治「銀座チーズカリー」は、やっぱりうまかった
2016/02/24
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2016/02/24
週末は実家に帰ってたんですが、お土産に「コレおいしいのよ〜」と明治「銀座チーズカリー」を持たされました。
レトルトカレーでは、最強の一角を占めるという評判の明治「銀座カリー」。その中でも評判のいい「銀座チーズカリー」。辛さは、バランスがいいという中辛。
ちなみに、レトルトカレー三強は、「銀座カリー」、「咖喱屋カレー」、「LEE」だそうですよ。
「銀座カリー」シリーズは、昭和5年に発売された「キンケイ・ギンザカリー」の復刻版。昭和初期、憧れの銀座モダンの世界を一皿にこめました。
出典: 銀座カリーとは | 明治
昭和5年にレトルトカレーがあったのかと誤解してしまいそうですが、キンケイという会社が出していた「ギンザカレー」はカレーの素。昭和28年に、明治はキンケイと業務提携。明治キンケイとしてカレー事業を展開していたのだとか。
「銀座カリー」シリーズは1個300円前後とレトルトカレーとしては高級路線なので、カレーが贅沢品だった昭和初期の、カレーに対する憧憬のようなものを纏わせようということなんでしょうね。
憧れられるにふさわしいお味なんでしょうか?
早速開封。内袋の「あんぱんおくれは一個から」、これは昭和初期のかるたからの引用でしょう。
開封して電子レンジで温めるのでもいいのですが、むらなく温めたかったので湯煎をすることに。
「5分間待つのだぞ」。お腹が空いて早めに切り上げそうになるのをこらえます。
お皿に盛ってみると、モッツァレラチーズが筋状に入っているのが確認できました。しかし、高級レトルトカレーといえども、具がゴロゴロというわけにはいかないようですね。ルーはドミグラスソースをベースにした濃い褐色で、シチューのようでもあります。
ルーはトロっとして水っぽくなく、長時間煮込んで作ったような雰囲気を漂わせています。
さて、試食。……パクッ。
コクが深く、そして、まろやか。レトルトカレーらしからぬ味わいです。
どっちかというと、シチューを食べているような感じですね。
そして、少し遅れてスパイス由来の上品な辛さが来ます。
旨味が特徴の「銀座チーズカリー」だから、これぐらいの辛さがいいですね。
前評判に
核心のチーズ部分を食べてみると、チーズ部分は甘みとともにコクが一段と深まって、飲み込むのがもったいないぐらい。
固形物として見当たるのは牛肉、そして玉ねぎぐらいでしょうか。
玉ねぎは意外にもシャキシャキとした歯ごたえで、存在感を示してきます。
全体としては、評判のいい洋食屋で出てくるコッテリ系のカレーをほうふつとさせるお味ですね。
普段は100円を切るようなレトルトカレーに親しんでいますが、低価格のレトルトカレーとは、やはりおいしさが段違い。
ちょっと贅沢なカレーを手軽に食べたいときには、これを選んでおけば間違いないですよ!