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自分は何人から嫌われている?Twitterで自分をブロックしている人の数を数えるサービス「ぶろるっく」が流行中

      2017/02/14

Twitterで自分がだれから、そして何人からブロックされているかを知る機能は公式にはない

Keep Out

Twitterにある、特定のアカウントを極力見えなくする機能「ブロック」。

SPAMアカウントを「報告」するときに同時にブロックする、というのが日常的な「ブロック」の使い方ですが、時には、あるアカウントを嫌って積極的にブロックをすることもあるでしょう。

自分がするブロックはTwitterの居心地をよくするためにするものなので、そこにためらいを持つ人は少ないはず。

一方で、自分が人からブロックされているかどうか。自分をブロックしている人はどれぐらいの人数なのか。

これに関してはナーバスになる人が少なくないのではないでしょうか。

しかし、自分をブロックした人がだれか、自分をブロックした人が何人いるかを俯瞰して知る手段はありません。

自分をブロックした人のプロフィールを見に行けば分かりますが、先にそのアカウントを特定しなくてはならないので、自分がだれから、そして何人からブロックされているかを知るためには、3,500万(後述)からのアカウントのプロフィールををしらみつぶしに見に行かないとなりません。

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でも、それは現実的ではないことです。

自分をブロックしている人の数を教えてくれるサービス「ぶろるっく」

被ブロックの状態は確認できませんが、自分がブロックしたのがだれか、何人いるかは分かります。

このことを利用して、共済的な仕組みで被ブロックの状態を浮き彫りにするサービスが「ぶろるっく」。

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このサービスを利用すると、自分のブロックリストを「ぶろるっく」側に預けることになります。

「ぶろるっく」側は、利用したユーザから提供されたブロックリストを集計して、一つの統合された関係式を構築します。

次に利用した人は、直前に利用した人までの集計状態を元に、自分の被ブロック状況を知ることができるというわけです。

自分の被ブロックを気にする当人が提供したブロック情報を元に集計されたものが人を傷つけるかもしれない、という構図が皮肉ですね。

つまり、「ぶろるっく」が教えてくれる「ブロックされている人数」は、実態の一部を表してはいるものの、全部ではないのです。もっといえば、「ぶろるっく」が教えてくれる人数より、実際はもっと多いということです。

2015年12月のTwitter社の調査によると、1カ月間にTwitterにログインした日本国内の月間アクティブユーザー数は3,500万人。

2016年2月22日時点の「ぶろるっく」の登録アカウント数は18万。194倍の開きがある、ということは念頭に置いておく必要があります。




自分でもやってみた

自分でも恐々利用してみました。ブロックされた件数は9と出ました。

これが多いか少ないか? でも、「ぶろるっく」を利用する人が増えるごとに、この件数は増えていくのです。

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これにさきほどの194を掛けてみると、1,746。そこまでとは思いたくないけれど、案外ありえる数字かもしれません。

ちょっと暗鬱とした気持ちになったのでTwitter検索してみました。

18万も利用アカウントがある割に少ない気がしますが、さすがにモノがモノだけに、結果をTwitterでツイートしようという豪胆な人は少ないのかもしれませんね。

これは結構なお手前の方もいらっしゃいますね。人と比べて安堵したり、絶望したりしてください。




開発者のつぶやき

ブロックの闇を覗いた開発者のツイートが面白いので掲載しておきます。

ブロックする人はしまくる、しない人は全然しないという傾向があるそう。

連携を切ると、データを消去してくれるそうです。

あとがき

ブロックはフォロー/フォロワー関係外からされることが多いような気がしているので、言うほどショックでないような気もしますね。

この流れで出すのがちょっと怖いですが、当方のTwitterアカウントは @hitoriblog です。よろしくお願いいたします。

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