SIGMA DP2xを買ってしまいました
2016/03/16
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2016/03/16
SIGMA DP2xを買ってしまいました。
2007年に買ったRICOH GR Digital振りなので、随分たっていますね。
それぐらいGR Digitalには不満が無かったんですが、SDHCに非対応なので買ったEye-Fi Pro X2が使えないことが決め手となって新機種探しを始めることにしました。(続きは[MORE]から)
今やデジカメはフルHDの動画が撮影でき、ISO感度4桁が実用になるのが当然みたいな流れになっています。
しかし、迫真の空気感、カリっと質感を再現してくれるローパスフィルタの無い特殊な撮像素子FOVEON X3を搭載したSIGMAのDP1/2シリーズはずっと気になっていました。
また、APS-Cという撮像素子の大きさ。24.2mm(35mm判換算41mm相当)という焦点距離的に、コンデジと変わらぬコンパクトなボディサイズながら、浅い被写界深度で、被写体がふんわり浮き上がるような表現が可能。
コンデジ一筋の僕が体験したことのない表現の世界に興味があり、特にDP2シリーズは気に留めていたのです。
そのDP2シリーズの新機種がいよいよ発売ということで、オールマイティな優等生がひしめく中から、あえてDP2xを選んでみました。
レビューには、必ず「初心者にはおすすめしない」とただし書きがあります(笑)。
僕みたいなやつは、CANONかFUJIFILMのミドルエンド機種を買っておくのが間違いがないと思うんですが、どうしても異彩を放つ機種に吸い寄せられてしまうようです。
箱開けます!
僕をまずお出迎えしてくれたのは、2枚のCD。SIGMA Photo Pro 5.0です。発売前に予約していた人の手に届いたDP2xに添付されているのはSIGMA Photo Pro 4.2のようです。
CDとマニュアルをのけると、下からその他の付属品が出てきました。
まあとりたてて言うこともないです(笑)。コンポジットビデオ端子って最近使わないですね。袋に入れたまま出すことはないでしょう。
さて、本体を出してみましょう。
正面はのっぺらしてますが、金属ボディの質感はなかなかいい感じです。
コンパクトデジカメサイズながら、レンズバリアは無くキャップが付いているだけです。
この辺りはGR Digitalより使いづらい部分ですね。
僕はレンズバリア信者といってもいいぐらいで、レンズバリアの無いカメラは買う気が全く無いのですが、RICOHのGX200用の自動開閉キャップの類似品で、DPシリーズに取り付けられるものがあるのを知って購入に踏み切ったのでした。
注文はしたのですが、まだ手元に届いていません。届いたら紹介したいと思います。
DP2xのレンズのフリンジにねじは切られていませんが、HA-21経由で46mmのアクセサリを付けることができるそうです。
COOLPIX 5000用のワイコン、WC-E68を持っているので、いずれ手に入れて取り付けてみたいと思っています。
WC-E68はGR Digitalに取り付けて、超広角撮影をやったことがありますが、かなり面白い絵が撮れましたよ。フレアに気をつければ画質も問題ありませんでした。
操作部。あんまり高級感はありませんが、タクトスイッチの硬質なカタカタいう音と共に確実に入力されるので必要十分です。
マニュアルフォーカス(写真奥手)操作用のMFダイアルはノッチが無いタイプ。
慣れると操作しやすそうです。
底面にはバッテリ、SDHCが控えるハッチと三脚穴があります。
SIGMA LENS 24.2mm(35mm判換算41mm相当)1:28。単焦点です。おおよそ、標準レンズ的な画角となります。
この機種を特徴づける、センサーFOVEON X3の存在を示すバッジ。
ホットシューのカバーを外してみました。光量の多いフラッシュを付けてバウンス撮影なんかもしてみたいところです。
ポップアップ式のフラッシュをポン!と出してみました。
SONYのNEX5みたいにフラッシュ内蔵でない機種もありますが、やっぱりあった方がいいですよね。フラッシュの存在も、この機種を選んだ理由の一つ。
本体右側のゴム蓋を開けると、DC-INとUSB/AV端子があります。
Eye-Fi Pro X2があるし、使わなさそうかな。
充電器とバッテリ。バッテリの持ちはあまりよくないそうなので、買い足しが必要かな? 充電器はコンセント折り畳み式ではなく、メガネケーブル式です。
これはちょっと残念。
付属のフリース製ケース。僕はケースで重量が増すのが嫌いなので、これぐらい簡易な方が好きですね。
付属のストラップを装着してみました。週末までにはオートレンズキャップALC-2Bが到着するでしょうし、撮影にでも出かけたいと思います。