Amazonが注文金額¥2,000未満の配送料を¥350に!Amazonプライム会員は無料
2016/12/14
価値ある情報をユーザー視点で発信するブログ
2016/12/14
もくじ
Amazonでの買い物好きの皆様に、やや悲しいお知らせです。
配送料の規定に変更が加わり、従来全商品無料だったAmazon扱いの商品の配送料が、条件付き無料になりました。
改定の根幹は以下のようなことです。
Amazonプライム会員なら何も変更はありませんが、Amazonプライム会員でない場合は、少額の買い物が少ししづらくなりましたね。
ただ、
ということで、影響は部分的です。
ちなみに、今回のタイミングであわせ買い成立に必要な最低金額が¥2,500から¥2,000に下がって、あわせ買いしやすくなっています。
マーケットプレイスで出品されている、激安パチモンのLightningアダプタを調べてみましたが、以前と変わらず送料込みで¥80でした。
Amazon扱い分でなければ依然としてこういう出品もあり、全部が全部今回の¥2,000縛りの影響を受けるというわけではありません。
「注文金額¥2,000」に関する細則が結構クセモノです。
※Amazonプライム会員の場合は、ここにあるケースのいずれの場合でも配送料は無料です。
どうしても注文金額が¥2,000に届かない場合に、足りない分Amazonギフト券を買い足して注文金額の合計を¥2,000超えにし、送料を無料にするという手は使えません。
Amazonギフト券をいっしょに注文しても、配送料に関しては注文金額からAmazonギフト券を抜いて計算されます。
一度の注文で¥2,000を超えた。
しかし、お届け先に複数箇所指定した場合は、配送料に関しては1配送先ごとの注文金額で計算されます。
一度の注文で¥2,000を超えた。
後で、その中の一部をキャンセル。この場合の配送料は、キャンセル後の注文金額で計算されます。
一度の注文で¥2,000を超えた。
しかし、そのうちの一部、¥2,000に満たない分だけが分割発送されると、送料は個別計算になります。
分割発送も辞せずか、できるだけまとめて発送かは、「発送オプション」で注文時に選択できますが、選択肢は二つ。
この中に、「まとめて発送。絶対にだ」というものがありません。
配送料がかかっているのに、「できる限り商品をまとめて発送」とは何とも頼りない選択肢です。
実体験として注文した商品の数がそこそこ多いと、「できる限り商品をまとめて発送」を選択していても、バラバラに発送されることが半数ぐらいです。
折角¥2,000を超える注文をしても、Amazonの都合で分割発送され、それで送料を取られてしまうのだとしたら納得がいきません。
これについて、Amazonのカスタマーサポートに問い合わせをしてみました。
結論は、発送オプションで「できる限り商品をまとめて発送」を選択しておけば、Amazonの都合で分割発送されたことで1便当たりの注文金額が¥2,000を割っても、それによって配送料が発生することはない、とのことです。
逆に「準備ができた商品から順に発送」を選択、分割発送で1便当たりの注文金額が¥2,000を割ったら規定の配送料がかかることになります。
Amazonプライムは、年会費¥3,900(税込)の有料会員プラン。
月当たりの会費に直すと¥325。これは、今回有料化された注文金額¥2,000以下の配送料¥350より安い金額。
Amazonプライムの会員になってしまえば今回の改定で発生した送料問題を気にする必要はなくなるので、年に少なくとも12回はAmazonで買い物をするなら、この際Amazonプライム会員になって特典を享受するのも一つの選択かもしれませんよ。
昨年辺りからAmazonプライムの特典がどんどんと増えて、Amazonプライム会員の囲い込みが強固になってきています。
僕自身は2007年7月にAmazonプライム会員になって以来ずっとそのままですので、9年目にして急に厚遇されるようになった印象を持っています(笑)。
近年のインターネット通販の急伸で物流がパンク。配送の現場がキュウキュウとしているという話を聞きますが、Amazonの場合はAmazonプライム会員を増やすことで物流コストを賄おうとしているんでしょうね。
プライム会員の特典を軽く紹介します。
個人的にありがたいと思った特典は、配送特典はもちろんのこと、KindleオーナーライブラリーとPrime Music。自分では買おうと思わないような作品の中から、珠玉の作品を見つける出会いの場になっています。
プライム・フォトもありがたいのですが、SNS連携などが全くないので、写真倉庫と化しています。
プライム・ビデオは作品数が限られているのがネックですが、最近テコ入れが激しく、「仮面ライダーアマゾンズ」などのプライム・ビデオ限定配信が登場するようになっています。
テレビがつまらないときに見るといった感じの付き合い方ですが、徐々に存在感が増していっていますよ。
会員限定先行タイムセールについては、30分の先行権を得ても目玉商品はプライム会員の間で取り合いになり、迷っているうちにほかのプライム会員にポチられて完売というのがいつものパターンです。
先行権すらなかったら全くチャンスはないわけですが、まだ実際には権利を行使できていません(笑)。
食品はパルシステムで取っているので、Amazonパントリーはまだ使う機会がありません。
Prime Nowは一度無料の2時間便を頼んでみましたが、1時間あまりで届いて驚きました。確かに便利! しかし、それほど急ぎの注文がありません(笑)。
特典については腰砕けになってしまった感はありますが、今回の配送料改定で必要度が増したことは確実ですし、これを機会にプライム会員になってみては?
Amazonの有料会員制度には、日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生を対象にしたAmazon Studentというものもあります。
入会資格者が限られる代わりに、Amazonプライムと同等+αのサービスが半額以下の¥1,900で利用可能です。
Amazon Studentのみの大きな特典として、Amazon.co.jpが販売しているすべての書籍でAmazonポイント10%還元というものがあります。
さらに、2016年6月30日までは、最初の半年が無料体験扱いで料金が発生しません。対象の日用品・サプリが15%OFF。あまつさえ、無料体験期間中に2,000ポイントのAmazonポイントがプレゼントされます(途中で退会しても返却不要!)。
何という大盤振る舞い。学生でないというだけで、Amazonプライム会員に甘んじなければならない理由は何でしょうか?
Amamzonを利用することがあるなら、学生のうちにAmazon Studentに入会しておくことをおすすめしますよ。