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2016年9月28日に発売になったGarminのサイクルコンピューターの新型EDGE 820Jが、Amazonで取り扱い開始されていました。

GARMIN(ガーミン) EDGE 820J 日本語版 GPSサイクルコンピューター(センサー類付)

これで、EDGEシリーズは以下の4機種構成となりました。520Jから1000Jまではおおよそ1万円違いのラインナップということになります。

機種名 参考価格(2016年10月時点)
GARMIN EDGE 1000J(セット) 67,845円
GARMIN EDGE 820J(セット) 58,125円
GARMIN EDGE 520J(セット) 48,405円
GARMIN EDGE 25J 16,329円

GARMIN EDGE 820Jは先代のGARMIN EDGE 810Jより小さくなり、下位機種であるGARMIN EDGE 520Jと同サイズ、ほぼ同重量となっています。

それにしても、今回のx20シリーズから安くなりましたよねえ。いいよねっとがGarminに買収されてガーミンジャパン株式会社の子会社化したことと関係があるんでしょうね。

ローカライズにはお金がかかることは間違いないと思うんですが、グローバルな市場を持つGarminの中に入ることによってローカライズの費用が希釈される感じなんでしょうか。

日本国内も地続きになることでファームウェアが国際化してShift-JISでのローカライズをやめることや、J版独自の妙な細工、E版の妙なデチューン施策が減ることにも期待がかけられそうです。

トレッキング系の製品もぜひJ版の値下げを!

GARMIN EDGE 820JとGARMIN EDGE 520Jとの比較

選択を迷うGARMIN EDGE 820JとGARMIN EDGE 520Jの主要な機能について抜粋し、比較表を作成しました。

GARMIN EDGE 820J GARMIN EDGE 520J
本体サイズ 49.0 x 73.0 x 21.0 mm 49.0 x 73.0 x 21.0 mm
参考重量 67.7g 約60g
ディスプレイ 3.5 x 4.7 cm
解像度:200 x 265 pixels
3.5 x 4.7 cm
解像度:200 x 265 pixels
タッチパネル ×
内部メモリ 約16 GB 約100MB
メモリカードスロット × ×
受信性能 高感度GPSチップ採用(GPS/GLONASS/みちびきに対応) 高感度GPSチップ採用(GPS/GLONASS/みちびきに対応)
気圧高度計
Bluetooth
プッシュ通知表示機能
Wi-Fi ×
Connect IQ対応
バッテリータイプ 充電式リチウムイオン 充電式リチウムイオン
バッテリー持続時間 最大15時間(GPSトレーニングモード) 約15時間(標準的な使用形態において)
防水 日常生活防水(IPX7) 日常生活防水(IPX7)
LiveTrack
GroupTrack ×
事故検出 ×
Garminサイクルマップ ○(昭文社「MAPPLEデジタルデータ2016年度版」) ×
ナビゲーション機能 位置への直行ナビゲーションはできる模様
ウェイポイント/お気に入り/位置 200 機能は存在、数は不明
ルート 100コース 不明

GARMIN EDGE 820Jの一番大きなアドバンテージは16GBもの大きな内部メモリを搭載し、地図内蔵であることでしょう。

GARMIN EDGE 820Jの主なアドバンテージ

  • 大きな内部メモリ(16GB)
  • 内蔵地図とナビゲーション機能
  • タッチパネル
  • WiFi
  • GroupTrack

これで520Jとの1万円の差なら、もう820J一択ではないかと思います。内部メモリ100MB(520J)と16GB(820J)って落差がありすぎます!

現状Amazonでは820Jの本体のみの販売がなく、センサーとのセットになっていますが、Edge 520J本体のみの実勢価格34,990円。この1万円差だと44,990円。本体のみだったら、820Jはこのぐらいの価格になるはずです。

こんな価格帯でGarminの地図内蔵製品が買える時代が来るとは思いませんでした。本国のEDGE 820セットは$499.99(約50,700円)なので、日本の地図が入って7,400円ぐらいしか違わないんですから、納得感のある価格設定です。

地図は昭文社「MAPPLEデジタルデータ2016年度版」を内蔵。GARMIN EDGE 810で採用されている「MAPPLEデジタルデータ2013年度版」から刷新されました。

静電容量方式タッチパネルを搭載し、地図のスクロールなどでの操作性が期待できる点も見逃せません。

GARMIN EDGE 520Jにも地図が搭載できますが、内部メモリの空き容量が最大100MBと非常に小さいため、強い制約を受けてしまうのです。

Connect IQにも対応し、対応アプリをインストールして使えるため、GARMIN EDGE 820Jの16GBもの内部メモリが頼もしく思えます。

Garminがいいよねっとを買収して国内展開を強化。価格が安くなってきた背景には日本のロードバイクブーム、ランニングブーム、登山ブームがあるわけで、思えばそれら全部にGPS使いますものね。スマートフォンでは及ばない専用品ならでの使い勝手に多くの人が気づいてくれることを願ってやみません。

EDGE 1000JとEDGE 820J買うならどっちがオススメ?

EDGE 1000Jは画面が大きく、MicroSDカードスロットを持つ点がEDGE 820Jに対するアドバンテージ。

EDGE 820J EDGE 1000J
画面の画素数 200 x 265 pixels 240 x 400 pixels
メモリカードスロット ×

それ以外はEDGE 820Jも同等の機能を持つため、小型軽量なEDGE 820Jをオススメします。

一緒に走っている仲間の位置を地図上に示すGroupTrack。事故検出機能といったEDGE 820Jのみに搭載された新機能もありますが、あまり使用頻度は高くないでしょうか。

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