ポメラの新機種DM200がついに実質価格3万円台へ
2016/12/17
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2016/12/17
DM100以降、5年間新機種が途絶えたKINGJIMのデジタルメモ「ポメラ」。
2016年10月21日にまさかの新機種DM200が発売されて、ポメラ愛好家が騒然となりました。
新機種DM200は実勢価格53,000円台からスタートし、その価格や増えた重量、乾電池駆動の廃止にユーザーが反発していました。
DM200のIMAPプロトコルを利用した双方向同期機能、アウトラインプロセッサ機能、機能向上したATOKの変換効率、文章の質を高める新搭載の類語辞書、剛性の上がったキーボードの使い勝手など良さが知れ渡るようになると、焦点は価格へ。
発売から時間を経るごとに下がっていく価格を固唾を吞んで見守っているポメラ愛好家の願いが通じたか、ついに分水領となる販売価格4万円の壁を割ってきました。
2016年11月19日現在付与されるAmazonポイントとの合計で実質価格が4万円を割ってきています。
商品価格 | 配送料 | 付与ポイント | 実質価格 |
---|---|---|---|
40,399円 | 関東への配送料無料 | 1,616pt | 38,783円 |
39,000円台というのは、心に強く響く価格ではないでしょうか?
DM200で最も秀逸な機能は、アウトライン表示です。
左側に見出し一覧、右側に本文の編集画面を表示します。
段落先頭に「.(ピリオド)」をつけることで簡単に見出しを作成できます。
見出し単位で移動したり、位置を入れ替えたりすることができるので
章を立てて文章を作成するときに役立つ機能です。
アウトライン表示をオンにすると2ペインになり、左にアウトラインが表示されます。
ピリオドで始まる行は見出しとして認識され、アウトライン表示の方に即座に現れます。
.見出し Lv.1 本文 ..見出し Lv.2 本文 .見出し Lv.1 本文
見出しの階層は、ピリオドの数で表現します。
テキスト編集領域と、アウトライン表示領域はAlt+Tabで行き来。
アウトライン表示の方にフォーカスがある間はカーソルキーで見出し間を移動でき、Enterでその見出しの行までジャンプ。
見出しを本文ごとカット&ペーストで素早く入れ替えすることもでき、アウトラインプロセッサとして必要な機能は網羅されています。
このアウトライン表示による生産性の向上は、触った瞬間に直感できます。
Webブラウザー、SNSクライアントなど、邪魔するものが何もないところでアウトライナー「しか」することがないなんて、想像するだに素晴らしいではないですか。