【19,800円】「キングジム ポータブック XMC10」たためるパソコンが期間限定特価19,800円に(~11/30)
2016/12/17
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2016/12/17
2016年2月に発売されたばかりのKING JIM初のPC、「ポータブック XMC10」が、ソースネクトeSHOPで19,800円(税別)にて販売されています。
セール価格が適用される期間は、2016年11月30日まで。詳しくは、公式ページをご参照ください。
ショップ | 価格 |
---|---|
ソースネクトeSHOP | 21,384円(19,800円+税) |
Amazon | 実質21,849円(22,999円+1,150pt) |
楽天市場 | 実質21,364円(21,800円+436pt) |
2016年2月時点では9万円前後で販売開始されましたが、早々の投げ売り価格になってしまいました。
ポータブックXMC10は8インチの小型パソコン。小型ながら、折りたたみのキーボードを搭載し、タイピング性能は犠牲にしないという同社のポメラに通ずるコンセプトの製品。
市場にコンセプトが理解されず、値下げを余儀なくされる状況になったようです。
8インチのWindowsタブレットにキーボードを接続して使おうと思うと、行き着くところはThinkPad Tablet 2 Bluetoothキーボード。
ThinkPad Tablet 2 Bluetoothキーボードの現在の相場が15,780円。
ポータブックがここまで安くなるなら、5,000円足してポータブックを買った方がいいかもしれません。
USB-C端子から給電できる最新の(高価な)機種を除き、ちゃんとヒンジで液晶と本体がつながったノートPCには、USB給電で動く機種が(恐らく)存在しません。
しかし、「ポータブック XMC10」は違います。背面のMicroUSB充電ポートから給電することで、バッテリー稼働時間(5時間)を延命することができます。
タブレットにキーボードを接続する2in1のハイブリッドノートPCにはMicroUSBポートから給電できる機種は多いのですが、純粋なノートPCには(恐らく)それができるものがないのです。
電源のない場所での作業をすることが多い人にとっては非常に希少な価値を発揮する、というのが「ポータブック XMC10」の真の魅力かもしれません。
大容量のモバイルバッテリーとともに持ち歩けば、バッテリー切れに悩まされることはもはやないでしょう。
こんなことを書いていたら、外出先で仕事をすることが多い自分も欲しくなってきちゃいましたよ。
早速店頭で触ってきました。以前にも触ったことがありますが、購入が前提ともなると、身の入り方が違います。
小さく厚く、周囲の普通のノートPCとは一線を画した存在感に目を惹かれます。昔あったVAIO U1〜3, 101と似た、コロっとした感じです。
展示品は好奇の目に晒されたのでしょう。だいぶ弄ばれてヤレていますが、よく破壊されているのを見た折りたたみ式のポメラと異なり、ポータブックのキーボードの折りたたみ機構は折りたたみ方向を間違いようもない回転式ということもあってか、いまだ無事。アルミフレームによる強度のおかげでもありそうです。
ポインティングデバイスのボタンは一段下の本体上にあり、段差があるのが新鮮。
キートップは少し深めの凹面になっており、触った感じが独特。
トラックポイントかと思いきや、光学式のポインティングデバイスが埋め込まれています。ポインタの移動スピードを最遅の一つ上にすると、かなりコントローラブルになりました。
キータッチはやや軟質な感じ。ダカダカとテキストを打てます。
RAMが2GB、ストレージが32GBということからメインのPCとしてバリバリ使うのは辛い印象ですが、普段はデスクトップPCを使うが時々外出に持っていくものが必要、という使い方だったらうまくはまりそうです。
ポメラDM100がおおよそ同じ価格帯なので、ポメラDM100とポータブック XMC10のどちらを買うか、といった選び方をする人が検討の対象にするのはアリではないでしょうか。