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「GPD WIN」用のBIOS「10/25/2016」がダウンロード可能なサイトとBIOSアップデート方法

      2016/12/03

Latest bios 10252016 for gpd win can be downloaded 00005

キーボード付き超小型PCの神機(※)「GPD WIN」。

※度を越して良い機械のこと

Latest bios 10252016 for gpd win can be downloaded 00006

公式情報は「GPD WIN」の公式サイトとして機能しているクラウドファンディングサイトINDIEGOGOの「Updates」に投下されています。

重要な情報が公開されるので、「GPD WIN」ユーザー、ならびにユーザー予備軍はチェックしておきたいサイトとなっています。

2016年12月11日追記

「GPD WIN」のmicroSDカードスロットのスピードが改善されたらしいBIOSの新バージョン「WINDOWS_F1T4 20161118」が新たに公開されています。

BIOS 11/28/2016にアップデートするとベンチマークの数値は悪化する一方で、小さいファイルをたくさん扱う場合のスピードが向上するようです。

しかし、設定項目が少なくなってしまい、パワーマネジメント系の定番設定ができず、「スリープ死」や電源を接続した状態で起動できない症状の回避ができないのでおすすめできないものとなっています。

ドライバー、最新BIOSなどがINDIEGOGO経由で入手可能

さて、このサイトで公開されている重要情報の一つに「Here are the download link of the GPD WIN firmware.」から始まる「GPD WIN」関連ソフトウェアのダウンロードリンクがあります。パーマリンクがないようなので、過去にたどっていってください。

「GPD WIN」ユーザーなら永久保存しておきたいソフトウェア群ですが、この中に、アップロード先のアップローダからファイルが消えているものがあります。

それが、Build Date and Timeが10/25/2016 10:43:29の最新BIOS。

Latest bios 10252016 for gpd win can be downloaded 00000

GPD WIN BIOS (it is just for some error BIOS devices.if your devices is functional.You don’t need update)

https://mega.nz/#F!kdZnxIQI!HBreDSkh0dkxjsbxJH5m2Q

詳細は分かりませんが、2016年11月28日時点の最新BIOS(10/25/2016)には「GPD WIN」を使っていると直面する「スリープ死」を回避する変更が加わっている模様です。

最新BIOS(10/25/2016)の代替の入手先

公式サイトに案内のあるアップローダから消えてしまった最新BIOS(10/25/2016)。

非常に困惑させられますが、実は以下のサイトにもアップロードされています。

ページ上中央の「下载(3.1M)」ボタンをクリックするとダウンロードできます。

アップロード主はどうやらGPDの公式アカウントっぽいですが、信用しますか?

爆死覚悟で上記にあるBIOSのアップデータでアップデートしてみましたが、無事完了しました。

僕は成功しましたが、あなたの成功は保証できません。

「スリープ死」とは

「スリープ死」とは、「GPD WIN」を使った後液晶を閉じるか赤い電源ボタンを押してスリープすると、次回のスリープからの復帰がうまくいかないというもの。

Gpd win related products list 00003

この状態に陥った場合は電源ボタンを長押しして一度強制的に電源をオフにし、また電源ボタンを長押しして電源を入れる、という操作が必要となります。

液晶が消えて押し黙っている状態なので、電源が入ってハングアップした状態なのか、電源が切れた状態なのかは外見からは判断が付きません。

電源ボタンの長押しに2種類の意味がある点もやっかいです。ちゃんと計ったわけではありませんが、感覚としては以下のような感じで3つの使い分けがあります。

  • 電源ボタン1秒程度までの短押し
    • スリープ移行/スリープからの復帰(ただし、休止状態は電源オフ扱い)
  • 電源ボタン2秒~4秒程度長押し
    • 電源オフ状態からの電源オン。電源オン判定になると、青いLEDがチカっと1回光る
  • 電源ボタン10秒以上長押し
    • 電源オン状態からの強制電源オフ

※電源ボタン長押しの秒数はちゃんと計ったわけでないので適当です。

どのような状況でも電源ボタン10秒以上長押しした場合の強制電源オフは確定するので、それを足がかりとして電源をオンにする感じです。

もちろんスリープ直前の状態が保存されないので、例えば文章を書きかけで保存をせずスリープさせ「スリープ死」に陥ると、次に起動したときは未保存部分が消えてしまっているというわけです。

「スリープ死」の回避

この不具合は、最新BIOS(10/25/2016)では発生しなくなっています。

最近の出荷分はBIOSが最初から「10/25/2016」になっているとのことです。

では、すぐさま最新BIOS(10/25/2016)にアップデートしないと! と思うかもしれませんが、BIOSアップデートは「GPD WIN」に致命的なダメージを与え、レンガ化してしまう危険を秘めています。

そして「スリープ死」自体は「10/25/2016」以前のBIOSでも設定で回避が可能です。BIOSのアップデートは、BIOSの設定変更を試してからでも遅くはありません。

「スリープ死」回避のBIOS設定

  1. 再起動/起動時に「Del」キーを押してBIOS設定画面を起動する
  2. 「Save & Exit」>「Restore Defaults」を実行
  3. 「Advanced」>「PPM Configuration」>「Max CPU C-state」を「C1」もしくは「C6」に
  4. 「Advanced」>「System Component」>「S5-Charging Driver」をDisabledに
  5. 「Save & Exit」>「Save Changes and Reset」を実行

後者は「スリープ死」とは別の不具合、電源接続中に起動できないという問題の回避のためのものですが、「GPD WIN」BIOS設定のセオリーなので確認しておいてください。

これを設定して以降、非常に快調です。

このほか、BIOS「10/25/2016」にはUSB Type-Cに関する変更も含まれているようですが、確からしい情報がありません。

あまり関係のない話かもしれませんが、有力ブログなどに配布されたAtom x7-z8750搭載プロトタイプGPD WIN(市販版はAtom x7-z8700)に、配布されているBIOSアップデートを当てると死亡するそうです。気軽にBIOSアップデートをかけると、思いもしないSudden Deathに遭うかもしれません。

BIOSのアップデート方法

それでもBIOSをアップデートしたいですか?

BIOSアップデート前に思い残すことのないよう、GPD WINといい思い出を作っておいてくださいね。

WINDOWS_F1T4 20161025.rarを展開

まずはダウンロードしたWINDOWS_F1T4 20161025.rarを展開します。

展開には7-Zipを使いました。

Latest bios 10252016 for gpd win can be downloaded 00001

事前準備

念のため、「GPD WIN」をACアダプターに接続しておきます。

また、「「スリープ死」の回避」の説明に従い、BIOSを設定しておいてください。

update_win.batを実行

展開したディレクトリの中にあるupdate_win.batを右クリックして、「管理者として実行」を実行。

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すると、cmd.exeが起動してアップデート処理が走ります。

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アップデートに成功した場合は、以下のようにbannerで「PASS」と表示されます。「続行するには何かのキーを押してください」とあるので、スペースキーなどを押して終了させます。

Latest bios 10252016 for gpd win can be downloaded 00004

再起動をして「Del」キーでBIOS設定画面を起動し、Build Date and Timeが10/25/2016 10:43:29になっていればBIOSのアップデート完了です。

お疲れさまでした。

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