「RENAULT MAGNESIUM 6 (MG-FDB140)」輪行で週末の過ごし方を変えよう!6.7kgで59,800円の革命的折りたたみ自転車が予約受付中
2017/03/01
価値ある情報をユーザー視点で発信するブログ
2017/03/01
2017年の折りたたみ自転車界隈の話題を一身に集めるほどの1台が登場です。
それがRENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)。
名称 | RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140) |
---|---|
カラー | シルバー |
フレーム素材 | マグネシウム |
折りたたみ寸法 | 690×330×590mm |
コンポーネント | 1速 / 高さ調整機能付きアルミハンドルステム |
重量 | 6.7kg(本体重量:ペダル、スタンドを除く) |
タイヤ | 14×1.75 |
この自転車、重量が6.7kg(ペダル、スタンドを除く)しかありません。片手で持てる程度。
しかも、値段が59,800円(税込み、送料無料)と安い!
発売は2017年4月15日。今年ものすごく流行ることになるはずです。既に予約が開始されています。
従来、このクラスの軽さが必要なら、Panasonicのトレンクルというチタン合金製の自転車が選択肢に挙がりました。MG-FDB140とよく似ているので比較してみましょう。
車種 | RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140) | トレンクル PEHT423 |
---|---|---|
タイヤサイズ | 14インチ | 14インチ |
重量 | 6.7kg(ペダル、スタンドを除く) | 6.9kg |
価格 | 59,800円(税込、送料込) | 237,600円(税込、関東への送料込) |
トレンクルは約24万円で6.9kg。ところが、このRENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)は約6万円で6.7kgなのです。この比較が、MG-FDB140の驚きを端的に表現しています。軽い自転車の入手にはお金がかかるというのが常識だったのです。
6.7kgにはペダルが含まれていませんから、400gと想定しても7.1kg。ちなみに、付属するペダルは恐らく折りたたみ式ではないので、定番のMKS FD-7への換装が前提です。
MG-FDB140はポっと出の自転車ではありません。前身となるモデルがあり、そこから少しずつ重量を軽減しながら進化してきた経緯があります。いずれもジック株式会社が企画販売してきたもの。
※表は横スクロールします。
車種 | RENAULT MAGNESIUM 6 | HARRY QUINN Premium6 | RENAULT ULTRA LIGHT7 | FIAT AL-FDB140 |
---|---|---|---|---|
タイヤサイズ | 14インチ | 14インチ | 14インチ | 14インチ |
フレーム素材 | マグネシウム | チタン | アルミニウム | アルミニウム |
折りたたみ寸法 | 69cm×33cm×59cm | 67cm×34cm×57cm | 69cm×33cm×59cm | 62cm×40cm×55cm |
重量 | 6.7kg | 6.9kg | 7.5kg | 8.5kg |
価格 | 59,800円 | 177,057円 | 46,760円 | 40,466円 |
※価格はいずれも税込、送料込。2016年12月21日時点のもの
※重量は、いずれもペダル/スタンドを除くもの
FIATだのRENAULTだのと自動車メーカーのブランドで販売されていますが、お察しの通り名前を借りているだけで製造には関係ありません。ここまでの価値があるのなら独自のブランドを育てた方がいいような気がしますが、知名度の高いブランドはマジョリティの購買に強く影響するのでしょうね。
元々のFIAT AL-FDB140の時点で重量が8.5kgと相当なものなのですが、何かに取り憑かれたように軽量化の道を突っ走り、その終着点とでも言うべきMG-FDB140に到達しています。
一つ前のモデルに相当するHARRY QUINN Premium6(TITAN-FDB140)は、チタンフレームで7kgを切っていましたが、トレンクル同様かなり高価でした。
MG-FDB140はフレームをマグネシウム製にすることで大幅にコストダウンしながらも、TITAN-FDB140を上回る軽量化を実現。
返答遅くなり申し訳御座いません
— ImportBicycleFactory (@IBF_gic) December 31, 2016
フレームに対して酸化防止の処理は行なわれているようですが細かい処理内容は現在確認中です
この変遷を見ることでもMG-FDB140の突出した価値がよく分かるでしょう。
フレームに使われたマグネシウムは腐食しやすく、表面処理のいかんを問う反響がありましたので、ImportBicycleFactoryに聞いてみました。
ImportBicycleFactoryは、MG-FDB140を企画販売するジック株式会社が運営するアンテナショップ。ImportBicycleFactoryによれば「フレームに対して酸化防止の処理は行なわれているようですが細かい処理内容は現在確認中」とのことです。続報がありましたらまたお伝えします。
もくじ
RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)はハイギアード(高速寄り)。ただ車重が非常に軽いため、数値ほどの重さは感じないものと思われます。クランクアーム長は170mmで、しっかり漕げる長さです。
※表は左右にスクロールします
車種 | タイヤサイズ | タイヤ周長 (m) | F歯数 (T) | R歯数 (T) | ギア比 | ペダル1回転 (m) | ケイデンス (rpm) | 時速 (km/h) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MG-FDB140 | 14×1.75 | 1055 | 47 | 10 | 4.7 | 4.96 | 60 | 17.9 |
7段変速でローギアード(低速寄り)な兄弟車、RENAULT MAGNESIUM 8(MG-FDB167)のギア比を見てみましょう。RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)のギア比は、RENAULT MAGNESIUM 8(MG-FDB167)の7速より大きくなっています。
車種 | タイヤサイズ | タイヤ周長 (mm) | F歯数 (T) | R歯数 (T) | ギア比 | ペダル1回転 (m) | ケイデンス (rpm) | 時速 (km/h) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MG-FDB167 | 16×1.75 | 1195 | 47 | 28 | 1.68 | 2.01 | 60 | 7.2 |
47 | 24 | 1.96 | 2.34 | 60 | 8.4 | |||
47 | 21 | 2.24 | 2.68 | 60 | 9.6 | |||
47 | 18 | 2.61 | 3.12 | 60 | 11.2 | |||
47 | 16 | 2.94 | 3.51 | 60 | 12.6 | |||
47 | 14 | 3.36 | 4.02 | 60 | 14.5 | |||
47 | 12 | 3.92 | 4.68 | 60 | 16.8 |
2017年2月25日〜26日にかけてさいたまスーパーアリーナで開催された「埼玉サイクルエキスポ2017」に、ジック株式会社が出展するとの情報を聞きつけて行ってきました。
ジック株式会社のブースには、RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)が出展されていました。しかし、残念ながら試乗はできず。
試乗は、6月に予定されているミニベロフェスタでできるかどうかとのことです。
写真を中心としたレポートをお届けします。
初回のロットは完売状態で、2017年2月25日現在の受注は2次ロット分に入っているということです。
実車を見ると、フレームのやや紫色がかったシルバーの微妙な色合いに目を惹かれました。
ジック株式会社のブースでは注目の的。ひっきりなしに人が取り付いて見入っていました。その安さの理由を聞く人多数(笑)。
その軽さもさることながら、単純にこの絶妙な色合いのフレーム色が格好いいですね。
持ち上げてみると、思わず興奮する軽さです。
生産工場は中国の某工場で、DAHONではないということです。RENAULT ULTRA LIGHT 7と同じ工場ということで、品質はRENAULT ULTRA LIGHT 7に準拠すると考えてよさそうです。
フレームのシルバーは塗装色で、マグネシウム合金の腐食性を考慮して、転倒したぐらいでは地が出ないように入念な塗装を施しているとのことでした。
フレーム接合部分のロウ付けもなかなかの仕上がりです。
フレームにマグネシウム合金を採用する割に激安で、その耐久性を心配する声が多いようですが、これまでのシリーズ同様の試験を実施しており、品質には問題がないようにしているということでした。
「いくら軽くてよく走っても、事故につながるような品質のものでは全く意味がないので」とは社員の方の弁。
展示車は反射板を取り付けるステーが空いたままでしたが、市販車にはここに反射板が取り付けられるはずです。
フロントフォークもマグネシウム合金製。タイヤは、トレッドの浅い14×1.75のものを使用。チューブは英式バルブ。高圧対応のタイヤとチューブに変更したいところですね。
フロントブレーキは、Vブレーキシステムを採用。
リアブレーキも、フロント同様Vブレーキシステムを採用。
スポークはステンレス製。黒く着色されています。リアのエンド幅は85mm。展示車の実測で86mm程度でした。RENAULT ULTRA LIGHT7と同じです。
サイドスタンドが付いています。輪行向けに外す人が多いかもしれませんね。
チェーンリング47T、リアスプロケット10Tでペダル1回転で4.96m進みます。20km/h弱の巡航に適したギア比となっています。
クランクの長さは170mmでロードバイク等と同等。AL-FDB140は152mmと短いのに対し、「RENAULT MAGNESIUM 6 (MG-FDB140)」は走りを意識した長さになっています。
チェーンリングはPCD130mmなので、市販のものに交換可能です。
付属のペダルは折りたたみ式ではないので、折りたたみ式のものへの交換が前提となります。
シートポストにはくぼみがあり、くるくると回ってしまわないようになっています。シートポストの直径は33.9mm、長さは500mm。
目盛りが振ってあって展開時のポジション出しが簡単。溝のないシートポストに交換する場合は、内側に入っているシートポストシムごと交換することになります。
サドルはポジションを前後に調整できる構造。傾斜角の調整が可能かどうかは確認しませんでした。
サドルの後ろ側にはサドルバッグなどの取り付けに便利な穴が空いています。
全体的に黒く着色されており、精悍な雰囲気。
クイックリリースでハンドル高を75cm〜86cmの範囲で調節できます。
クイックリリースを緩めてブレーキレバーの角度を調節できるようになっています。折りたたみ時に収まりのいい角度に調節するのにも使います。
ハンドルバーエンドには金属のリングが。転倒時のグリップのダメージを軽減します。
グリップ、ブレーキレバーはなかなか精悍な雰囲気です。
銀と黒で統一された車体は高級感があり、ぜひとも欲しくなってしまいました。
「RENAULT MAGNESIUM 6 (MG-FDB140)」は残念ながら試乗ができませんでしたが、前身となる「RENAULT ULTRA LIGHT 7 (AL-FDB140)」の試乗ができたので、参考までにレポートします。
「RENAULT ULTRA LIGHT 7 (AL-FDB140)」との差はほぼ重量だけなので、参考になるのではないかと思います。
車種 | 重量 |
---|---|
RENAULT ULTRA LIGHT 7(AL-FDB140) | 7.4kg |
RENAULT MAGNESIUM 6 (MG-FDB140) | 6.7kg |
重量差 | ▲700g |
シングルスピードということで、漕ぎ出しの重さがあるのではと思っていましたが、平地では5〜6秒もあれば巡航速度まで上げられる感じです。
すぐにケイデンス60前後の巡航速度まで乗ってしまい、その後はケイデンスを上げてスピードを乗せるかどうするか考えていくことになりますが、試乗コースをいっしょに走っているロードバイクを抜こうと頑張ったら息切れしました(笑)。
直進安定性はやや低く、応答がクイックなハンドルの扱いに気を遣う感じがあります。
フロントブレーキのブレーキングはやや丁寧な扱いを要します。緊急回避的に強めのブレーキングをしたら、後輪が簡単に浮いてきました。
車重が軽いことが全体的にポジティブな影響を与えており、自然にきびきびとした走りになってきます。
降車してその車重の軽さを噛みしめると、「これであそこを走ったら楽しそうだ」と思わず輪行旅に思いを馳せてしまいました。これは楽しい一台です!
MG-FDB140は小さく軽いため、集合住宅であっても部屋まで持って上がるのが容易。
折りたたみ方法も簡単で、折りたたんだ状態でカバーをかけて室内保管するのが基本です。
▼折りたたみ自転車室内保管の例
※筆者所有のBROMPTONによるイメージ写真であり、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」とは直接関係ありません。
こうすると盗難に遭うことがないほか、風雨による劣化とも無縁となり、整備も楽になって長持ちします。
折りたたみ寸法が69cm×33cm×59cmですから、保管スペースを確保するのも現実的ではなないでしょうか。
普通の自転車との相違点がここにもあり、価値の差となる重要な特徴といえます。
自転車好きの間では、自転車の軽量化に心血を注ぐことになる傾向があります。
自転車が軽ければ坂を登るのも楽になるし、平地を巡航するにも、加速をするにも減速をするにも軽さはポジティブに作用します。
愛車を軽くするためにかかる予算の相場は「クロスバイクを軽量化した場合に必要な費用と最終車重の目安」の事例を参考にすると「1g=160円」程度。
例えば、9kgのクロスバイクを7kgに、つまり2kg減量するには32万円ほどかかることになります。
まだ価格が相対的に安いクロスバイクだからこの程度ですが、ロードバイクのハイエンドの領域では、もっとその重量当たりの単価は高くなるはずです。
ともかく、軽さは絶対的な正義で、軽量化にはお金がかかる(軽量化にお金をかける)というのが自転車界隈の普遍的な価値観です。
そういった目から見ても、MG-FDB140はかなり心をかき乱す存在です。
折りたたみ自転車の代表的な車種と重量の比較をしてみます。
車種 | 重量 |
---|---|
BD-1 Classic | 11.55kg |
BROMPTON S2L | 10.8kg |
DAHON Mu P9 | 11.8kg |
STRIDA LT FD-7 | 10.7kg |
CarryME | 8.4kg |
A-Bike City | 6.79kg |
MG-FDB140 | 6.7kg |
機能は同じではないので単純比較はできませんが、MG-FDB140の軽さがいかに尊いものかが分かるかと思います。A-Bike Cityの重量が近いですが、それがどんな自転車なのかを知れば、よりMG-FDB140が輝いて見えるはずです。MG-FDB140は、いい意味で普通なのです。
シビアに動的性能を問うわけでない折りたたみ自転車に、それほどの軽さが必要なのでしょうか?
折りたたみ自転車の軽さは、自由の翼を与える結果をもたらします。
具体的には、自転車を電車に乗せて移動をする「輪行」がメチャクチャ現実的になるのです。
※筆者所有のBROMPTONによるイメージ写真であり、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」とは直接関係ありません。
折りたたみ自転車は世の中にたくさんありますが、そのほとんど、いや、そのすべては重さが障害となって輪行をする気にならないものですが、重さが6.7kgだったら全く話が変わります。
自転車を公共交通機関に乗せて運ぶことを輪行といい、公共交通機関それぞれに輪行規定が定められており、実行に当たっては、それを守る必要があります。
※筆者所有のBROMPTONによるイメージ写真であり、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」とは直接関係ありません。
MG-FDB140は、たたんで別売りの輪行バッグをかぶせたら輪行OK。逆を言うと、剥き身で持ち込むことは禁止されています。
この輪行バッグは自身を収納するポーチが一体化しており、たたむとサドルバッグのようになり、サドル下に提げておくことができます。
移動に公共交通機関を絡められると、いろんな移動パターンが考えられます。
※筆者所有のBROMPTONによるイメージ写真であり、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」とは直接関係ありません。
電車を前提に考えると、
こんなバリエーションが考えられます。
複数の観光地間の移動は電車で、観光地の散策はMG-FDB140で、といったことも可能ですね。
※筆者所有のBROMPTONによるイメージ写真であり、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」とは直接関係ありません。
電車に乗せられることが保険になって、上掲のパターンを変化させることも容易です。
サイクリングというと、自宅起点、自宅終点という思い込みがあるかもしれませんが、こういう世界もあるのです。
MG-FDB140は、言ってみればただ軽い自転車というだけですが、軽いことで輪行がやりやすくなり、それによって世界がものすごく広がるということです。
僕自身は2013年に折りたたみ自転車を買って輪行を始め、人生をかける価値がある趣味だと感じて続けていますが、いかんせん輪行向きの自転車は高い。諸々合わせて予算30万円は下りません。
※筆者所有のBROMPTONによるイメージ写真であり、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」とは直接関係ありません。
一応人にも素晴らしさを説いて勧めますが「まあ、買わないと思うけど」という本音を隠してきました。
しかし、MG-FDB140は、そういった障害を取り払うのに十分なポテンシャルを秘めています。
ぜひ、MG-FDB140で輪行を始めてみてください。その楽しさは僕が保証します。特に、車を所有していない人には絶対のオススメです。旅の自由度が格段に上がります。
※筆者所有のBROMPTONによるイメージ写真であり、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」とは直接関係ありません。
変速機が付いていない(※)ので起伏が激しい地域は無理ですが、河川沿いには大体サイクリングロードがあるので、川上まで電車で移動して、そこから川を下り、河口まで行ったら電車で帰ってくる、というのをやってみてください。広大な河川敷や土手の上を走るそう快感は病みつきになります。MG-FDB140は、平地であれば20km/h巡航ができるはずです。
2016年11月25日に開通したばかりの「つくば霞ケ浦りんりんロード」は全長81km。川沿いではありませんが廃線跡を利用したコースでアップダウンが皆無なので、初心者におすすめできるサイクリングロードです。
自転車は近所をただ乗るだけでもなかなか楽しいものですが、走るべきところを走ったときの快感は全く別物! それを強力に支援してくれるのが輪行という手段です。
輪行をやり始めるとあらゆるものに輪行を組み込む可能性という視点が加わり、物の見え方まで変わってきます。
自転車を趣味にすると、競技志向のサイクリストが多数で何だか苦しいことをしないといけないような気になってきます。
連中は自走が基本(自宅から百キロ以上離れたところまでの往復を全部自走します)ですが、惑わされないでください。
輪行を積極的に活用し、小径車で気軽に自転車を楽しむのも一つの道です。MG-FDB140は、それを実現する選択肢の中でも最良なものの一つになるはずです。
自転車に詳しく、同社の 「RENAULT ULTRA LIGHT 7 (AL-FDB140)」を所有する @__mk が使用している関連商品をご教示いただきました。
「RENAULT ULTRA LIGHT 7(AL-FDB140)」は「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」と非常に似ており、パーツは流用できるはずです。
「RENAULT ULTRA LIGHT 7(AL-FDB140)」を所有し、「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」も注文を入れた @__mk 氏は、パーツを「RENAULT MAGNESIUM 6(MG-FDB140)」に移植する予定とのことです。
とりあえず外装3速のパーツは全部移植する予定です。ローラーは・・・改札通るときにはもう輪行袋に入ってますし、転がしOKなところなら畳まずに押してもそんなに邪魔にならないので、わざわざ140gも犠牲にする程でもないのかな・・・と思います。
— MK (@__mk) February 21, 2017
KENDAの14×1.2のタイヤ周長が分からないので純正タイヤのままになっていますが、チェーンリング56T化、3速化した場合のギア比などは以下のようになります。
車種 | タイヤサイズ | タイヤ周長 (m) | F歯数 (T) | R歯数 (T) | ギア比 | ペダル1回転 (m) | ケイデンス (rpm) | 時速 (km/h) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MG-FDB140 | 14×1.75 | 1055 | 56 | 15 | 3.73 | 3.94 | 60 | 14.2 |
56 | 13 | 4.31 | 4.55 | 60 | 16.4 | |||
56 | 11 | 5.09 | 5.37 | 60 | 19.3 |
KENDAの14×1.2のタイヤ周長は純正のタイヤより短いため、全体的にペダルは軽くなり、3速のトップスピードは落ち、1速の発進性は向上することになります。
追記部分読みました。外装3速キットのギア板は使ってない(ホイールの方に最初からついている)ので、9-13-17の3段になっています。
— MK (@__mk) February 24, 2017
外装3速化キットにもスプロケット(ギア)が付いていますが、 @__mk 氏によれば上表紹介のホイール側にもスプロケットが付いており、これが9T、13T、17Tとキットのものよりワイドレシオで理想的。こちらを使っているということです。このスプロケットはホイールごと交換する必要があります。ギア比などは以下のようになり、よりよくなります。
車種 | タイヤサイズ | タイヤ周長 (m) | F歯数 (T) | R歯数 (T) | ギア比 | ペダル1回転 (m) | ケイデンス (rpm) | 時速 (km/h) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MG-FDB140 | 14×1.75 | 1055 | 56 | 17 | 3.29 | 3.47 | 60 | 12.5 |
56 | 13 | 4.31 | 4.55 | 60 | 16.4 | |||
56 | 9 | 6.22 | 6.56 | 60 | 23.6 |
好みでチェーンリングの方を52Tぐらいに下げてもいいかもしれませんね。