クラウド会計ソフトfreeeがJavaやInternetExplorerに依存しない電子申告アプリを開発、確定申告がより楽に!
2017/02/12
価値ある情報をユーザー視点で発信するブログ
2017/02/12
確定申告の時期に突入しましたが、準備は万端でしょうか?
65万円の控除、取得価額が30万円未満の減価償却資産の一括償却のメリットを活用すべく、僕は複式簿記のことなど全く分からないままに平成28年分から青色申告承認申請書を提出。以降何も手を付けずに12月を迎えましたが(クズ)、12月に入っていよいよ重い腰を上げてクラウド会計freeeを利用開始。
freeeの簡単さに助けられて、去る2月2日に無事確定申告を済ませることができました。すいません、今回の記事の主旨に反してICカードを作っておらず、封筒の宛名書きが苦痛で税務署に持ち込みました(笑)。
freeeの使いこなしは、ページ右上の検索ボックスに分からない単語を打ち込むこと。どうにもならなくなったら右下に顔を見せているチャットでサポートに質問すること。これで何とかなります。チャットは問題を即時解決できるので、これが実装されているサービスの好感度は高いです。
freeeが簡単すぎて、確定申告を済ませた今なお複式簿記のことを理解しておりません(笑)。ちなみにfreeeと並ぶクラウド会計の双璧、MFクラウド確定申告も試してみましたが、フィーリングで使うのは困難でそっ閉じしました。
いずれはMFクラウド確定申告も使いこなせるようになりたいのですが、ともかく自分の逃避行動のせいで切羽詰まっていたので、freeeの簡単さが身にしみてありがたかったです。
後先考えず青色申告承認申請書を提出してしまい、2月に入ってもなお悶絶しているあなた、長年会社員のぬるま湯に浸かっていて何のリテラシーもなかった僕でもこの本とfreeeだけで何とかなったのだから、何とかなります。
確定申告の書類の出力こそできませんが、無料で30日間帳簿付けの範囲は自由に利用できますので使い心地を確認してみてはいかがでしょうか。
国税庁がe-Taxという電子申告・納税システムを提供しています。自宅のパソコンから確定申告を済ませることができて本来便利なものですが、動作要件がいちいち癇に障るものであまり良く言う人がいません。
例えば、Web版のe-Taxは、Microsoft Internet Explorer 11しかサポートしていません。
OSが64bit版だった場合は、Microsoft Internet Explorer 11を32bitモードで起動する必要があるといった制約もあります。
Microsoft Internet Explorer 11以外のWebブラウザを使う場合は、Javaのインストールが必要というのも、Javaアレルギーの人にとっては受け入れがたい動作要件になるでしょうか。
本人確認のためにICカードリーダーでマイナンバーカードや住民基本台帳カードを読み取る必要からこのような仕様になっているといいますが、Internet Explorer、32bitモード、Javaの大三元で絶対に使ってやるものか、と忌み嫌う人は少なくなさそうです。
クラウド会計のfreee、MFクラウド確定申告はInternet Explorer以外のWebブラウザやスマートフォンで利用でき、非常にモダンな作りになっていますが、電子申告をする場合は結局この洗練さを欠いた国税庁のe-Taxに頼らざるを得ませんでした。
その点で画竜点睛を欠く状態だったのですが、freeeが初めて電子申告機能を統合しました!
freeeの電子申告には、独自開発の「freeeの電子申告アプリ」を利用するようになっています。
電子申告アプリって民間が作ってもいいんですね! そこがまず新鮮です。
動作要件は以下のようなものです。
Internet Explorerも、32bitモードも、Javaの名もない(笑)。電子申告の手順を見ると、freee上から「freeeの電子申告アプリ」を自動的に起動でき、データの受け渡しもスムーズにできるようです。
青色申告の書類作成から電子申告までワンストップで済ませたいなら、freeeは貴重な選択肢になるのではないでしょうか。国税庁のシステムは使う気になれませんでしたが、僕もマイナンバーカードを発行して、来年度は電子申告にチャレンジしてみようと思っています。
▼「freee(フリー)の」登録はこちらから