macOSで1分に1回仮想通貨の価格を読み上げる
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最近Amazon Echoを入手しまして、スマートスピーカー界隈に興味津々です。
Amazon Echoはまだ日本語に対応していないのですが、唯一自分で拡張できるようになっているので、今のところGoogle HomeよりはAmazon Echoに加担しようかなと思っております。
Amazon Echo(Alexa)のSkillを作る前に、手元のmacOSで似たようなことをやってみたくなり、仮想通貨の価格の読み上げを実現してみました。
「/アプリケーション/ユーティリティ/ターミナル」を起動して以下のように打ち込み、crontabを起動します。
crontab -e
「j」を連打して最終行まで移動した後「o」(小文字のオー)を押し、以下のワンライナーをCommand + Vでペースト。
*/1 * * * * /usr/bin/ruby -Ku -rjson -ropen-uri -e 'system("say ビットコインは現在" + JSON.parse(open("https://coincheck.com/api/rate/btc_jpy").read)["rate"].to_f.round(2).to_s + "円")'
「[esc]:wq[enter]」([esc]、[enter]はそれぞれキーを表す)で終了すれば、毎分1回CoincheckのBTCのJPY価格を読み上げてくれるようになります。
XRPの場合は以下。「xrp_jpy」と「リップルは」の部分だけ違います。
*/1 * * * * /usr/bin/ruby -Ku -rjson -ropen-uri -e 'system("say リップルは現在" + JSON.parse(open("https://coincheck.com/api/rate/xrp_jpy").read)["rate"].to_f.round(2).to_s + "円")'
やめる場合は「j」を連打して当該の行まで移動したら「dd」で削除。「:wq[enter]」で終了です。
読み上げの間隔は「*/1 * * * *」の1を適当な分数にすれば変更できます。
使える通貨ペアは以下の通りです。「xrp_jpy」の部分を置き換えます。
pair 通貨ペア ( "btc_jpy" "eth_jpy" "etc_jpy" "dao_jpy" "lsk_jpy" "fct_jpy" "xmr_jpy" "rep_jpy" "xrp_jpy" "zec_jpy" "xem_jpy" "ltc_jpy" "dash_jpy" "bch_jpy" "eth_btc" "etc_btc" "lsk_btc" "fct_btc" "xmr_btc" "rep_btc" "xrp_btc" "zec_btc" "xem_btc" "ltc_btc" "dash_btc" "bch_btc" )
使ってみると便利で、別にこちらから声でリクエストをする必要なく自動的に読み上げてくれた方がいいため、Amazon Echoを持ち出すまでもなくなってしまったのが困りどころです(笑)。