ひとりぶろぐ

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夜のランニングで怪我をして安全のためのLEDライト探しをした話

      2020/06/05

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筆者はほぼ毎日5kmのランニングをやっています。

走るのは入浴の前なので夜。

暗渠の緑道沿いを走っているので、暗い場所が多い。

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これまではこの暗い緑道を面白くこそ思えど、デメリットがあると考えたことはありませんでした。

転倒後、ランニング向けLEDライトの使用を開始

しかし、先日暗闇にあったちょっとした段差で転倒し、そこそこの怪我を負いました。

▼3Dプリンターで作った傷シェルをかぶせた

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怪我が治りランニングを再開するも、また同じ憂き目に遭いたくない思いが自分の中で強くなっていました。

転倒は、昼間走っていればまず起きないことですが、昼間走ると一日に二度入浴する羽目になるのが嫌で、今後も夜ランニングを続ける一方、道をライトで明るく照らし安全を確保したいと考えました。

夜ランニングの安全性向上にチェストマウントのLEDライト導入

そこで購入したのがランニング向けチェストマウントのLEDライト。

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USB充電式で小型軽量。クリップの形をしているのでウエストベルト型のスマートフォンホルダーに取り付けることができ、大変塩梅がいい。

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ベルトのバックル程度の存在感なので装着しても走っても全く気にならず、まるで自分の腹部が光っているかのような感覚。

配光は広角で、周囲を満遍なく照らすタイプ。

平べったい形状なので走っていても光軸がぶれることが全くなく、安定感は抜群

2個セットで売っているので一号、二号というラベルを貼り、奇数日、偶数日と交互に使うことにしていましたが、後述の理由から2個同時に使うのもアリと考えるようになりました。

もっと明るいLEDライトだったらどうだろう?とLEDヘッドライトの流用を試した

足元が見えなくなるほどの暗闇での視認性は、先出のチェストマウントのLEDライトを使うことで確保できるようになったので当初の目的は果たせたものの、街灯がある場所では照らしているのかどうかはっきりしなくなる程度の明るさに、もっと明るいLEDライトを試したくなってきました。(さあ脱線してきた)

まず試したのがブラックダイヤモンドのLEDヘッドライトを流用すること。

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キャンプやトレッキングのために過去買ったものを流用したらどうかと思ったのです。

このヘッドライトはベルトから簡単に外すことができ、外したヘッドライトを現用のウエストベルト型のスマートフォンホルダーに取り付けることも簡単にでき、これは勝ったのではと確信。

早速実戦投入してみたところ、前後方向においなりさんのように厚みがあり、また単4電池を3本使うタイプであることからそこそこ重量があり、走り出すと光軸が上下にブレブレで、緒戦撤退。

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自分の腹部に沿うほどの薄く軽い充電式LEDライト(※)でないと、走行時の振動に耐えられなさそうだということが分かりました。

※リチウムイオン充電池は乾電池よりかなり軽くなる

COD(面発光)タイプのヘッドライトを試した

次に試したのがCOD(面発光)タイプのLEDを使用したヘッドライト、GENTOSのNR-004R。

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最初は視野になかったのですが、先出のヘッドライトを流用する発想から「ヘッドライト ランニング」と検索して見つけたもの。

ランニングをしている人に、このGENTOSのNR-004Rを推している人がいたためです。

ブラックダイヤモンド リボルト チタニウムの110ルーメンに対し120ルーメンとあまり明るさが変わらないのが気になったのですが、値段が手頃だったのと、COD(面発光)タイプのLEDを使用したことによる配光パターンの広角具合が気になって注文。

届いてみて感じたこと。

  • 軽い
    • チェストマウントのLEDライトより本体は軽く、充電式のアドバンテージを確認
  • 明るい
    • チェストマウントのLEDライトよりかなり明るく、ムラのない配光
  • ベルトが細い
    • ベルトが細くて、ウエストベルト型のスマートフォンホルダーとの合体に無理がある

NR-004Rは全体的に良さそうではあるものの、ウエストベルトとの合体ができないことに困りました。

一応クリップは付いているものの縦位置に取り付けることになるので、角度調整機能が死んでしまうのが気になりました。

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ヘッドライトなら頭に着ければいいわけですが、そうしないのは額などに汗をかくので後が大変というのと、人とすれ違うことが少なくないため、人を眩しがらせることを避けたい思いからです。

ウエストポジションからの投光なら、防眩効果があるというのを経験的に知っていましたし、頭からより地面を明るく照らすことができるということもあります。

もしかして……とベルトの調整を最も長い状態にしたところ、何とそれをそのまま腰に巻けるではありませんか。

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ウエストベルトとの合体はとりあえず諦め、脱ぎ履きが面倒ではあるのですが、NR-004Rはそのまま腰に巻いて使うことにしました。

▼NR-004Rはベルトを最長にすると腰に巻ける

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NR-004Rは軽く、高さがなく、ほぼ腰に沿うような形状なのでチェストマウントのLEDライト同様走っていても光軸がぶれることはなく、安定していていい感じでした。

つまり、腰にウエストベルト型スマートフォンホルダーと、NR-004Rの2本を巻くことになるわけです。

このままでもよかったんですが、NR-004Rのベルトの裏側には滑り止めのゴムが塗ってあり、脱ぎ履きが若干面倒。

3Dプリンターでウエストベルトに噛ませるためのクリップケースも作ってみました。

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ウエストベルトにはバックルが付いていて、着け外しはワンタッチなので、これで問題解決。

NR-004RとチェストマウントのLEDライト結局どっちがいい?

筆者は折角クリップケースを作ったこともあるし当面NR-004Rを使っていくことにしますが、チェストマウントのLEDライトも悪くはありません。

若干明るさに不満があったので2個同時に使ってみたところ、NR-004Rとどっこいどっこいになりました。

小細工をせずともウエストベルトに取り付けられるので、これはこれでアリではないかと思います。

とにかく、走る振動で光軸がブレないというのはとても大事なことです。そのためには平たい形状である必要があるのです。

おまけ: 900ルーメンのLEDライトを試した顛末

さらなる明るさを! という衝動から、手持ちの900ルーメンのUSB LEDライトをウエストベルトに固定できるパーツを作成し、実用してみました。

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天地方向に寸法を長く取り、ライトが上下に揺れるのを防ぐよう作った結果、ライトだけが揺れるのはかなり抑えられたと思うのですが、下半身をねじる動きを反映して光軸が左右に揺れ、かなり気持ち悪い使用感でした。

これはNR-004RとチェストマウントのLEDライトにおいても事情は同じであるはずで、それらだけが快適に使えるのは、投光パターンが広角であることに依るものだということが、この900ルーメンのUSB LEDライトを使って理解できました。

  • 薄く、平たい形状
  • 充電式で軽い
  • 投光パターンは広角
  • ウエストベルトに固定できる

上記がランニングに使うのに向いたLEDライトの条件ということになるでしょうか。少なくとも筆者は今後それを重視します。

COB(面発光)タイプのLEDはレンズを必要とせず光を拡散させるので、軽量化、前後方向の寸法短縮にも寄与して素晴らしいですね。

明るさと配光パターンの実際

デジカメの露出、シャッタースピード、ISOを固定して、チェストマウントのLEDライト1灯、2灯、NR-004Rの3種について、実際の明るさを撮影。比較できるようにしてみました。

投光は腰の高さからと想定。いずれも、すべてのモードの中で一番明るいパターンを選択しました。

肉眼ではもっと明るく感じ、周辺まで見えます。あくまでも相対的な差を理解するためのものとご承知ください。

ライト点灯なし

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チェストマウントのLEDライト1灯

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チェストマウントのLEDライト2灯

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GENTOS NR-004R

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