ひとりぶろぐ

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愚鈍な豚の汚名を返上する

超ド級のマシンSIGMA DP2 Merrillが発売されてしまいました。

常規を逸する画質のサンプルが上がってますね。そのうち買ってやる!

しかし、SIGMA DP2xもまだまだイケル! ほんとにいい画が出てくるんだから!

SIGMA DP2xで近所撮影してきた | ひとりぶろぐ SIGMA DP2xで近所撮影してきた | ひとりぶろぐ

根っからのガジェッターであることから、Eye-FiやFlashAir、Flucard Proなどの無線LAN付きのSDカードしか眼中に無かったのですが、RAW+JPEGないしはRAWだと書き込みが遅くて、外出先では愚鈍な豚、のろまな亀と化してしまうのが気になっていました。

書き込み中、数十秒にわたり操作不能状態に陥ってしまうからです。

いつ終わるともしれぬ書き込み中を示す赤いLEDの明滅を見ていると、自分の中に仄暗い衝動が芽生えてくるのを感じます。

自分一人ならまだしも、人といっしょだといつまでもグズグズもしてられません。

納得いくまでシャッターを切ることもままならず、中途半端に撮影場所を立ち去るということも常態化していました。

これではいかん!(続きは[Read More]から)

速いSDカードを導入するぞ、それもとびっきりのだ

無線LANとiPhoneとの連携にこだわるばかりに、大切な何かを捨てていないか?

そう思い、書き込み時間の短縮を狙って、噂に聞くClass 10のSDカードを導入することにしました。

話によれば、SanDiskのExtreme Pro、95MB/s出るやつがいいということなので、Amazonで買いました。

辛抱たまらん、すぐほしい、大至急ほしいと、大型家電店に買いに出かけたのですが、比較にならないほどの価格差があったので、Amazonにしました。国内版と輸入版の違いだとか。

こんだけ違うのか!もはや別世界!

ということで買いました、SandiskのExtreme Pro、95MB/s 32GB。

試し撮りすると、全然違う。

これまでは、撮影してるんじゃなしに、SD書き込みランプを点滅させるためにカメラを持ち歩いているかのようだったんですが、SandiskのExtreme Proにすると、もうその辺りは全然気にせず連続撮影できるというぐらいです。

SIGMA DP2xでRAW+JPEGの同時記録に設定。

10秒タイマーのキャプチャー優先モードで3枚連射。バッファがいっぱいになり、書き込み開始。

そこから書き込み表示のインジケータが消えるまでの時間を計測してみました。

  • TOSHIBA FlashAir:
    • 約58秒
  • SanDisk Extreme Pro:
    • 約11秒

あまりに違う、違いすぎる! 5倍も違う! 

実際には、SanDisk Extreme Proで書き込みを開始して4秒ほど経過した辺りでパっと画面が切り替わりますが、ここで書き込み中の操作不能状態が解除されて、次のシャッターが切れるようになっています。RAW+JPEG一組書き込むのに3〜4秒ということでしょう。

SDカードの良し悪しはカメラの使用感を完全に支配するものだと今回初めて知りました。すげえ! DP2xでさえこうなんですから、DP2 Merrillを買うならもうSandiskのExtreme Pro一択でしょうね。

ほんとに別のカメラになっちまったよ!

 - SIGMA DP2x, デジタルカメラ