ひとりぶろぐ

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Netduinoで使えるデバッガの便利さがよく分かる動画

      2016/03/16

「Netduinoでソースコードレベルデバッガが使えるっていうけど、何が便利なのよ?」
その便利さがよく分かる動画を撮影してみました。

Microsoft Visual C# 2010 Expressで、Netduinoの基板上のLEDをチカチカ点滅させるコードを書きました。

[cc lang=”c#”]
using System;
using System.Threading;
using Microsoft.SPOT;
using Microsoft.SPOT.Hardware;
using SecretLabs.NETMF.Hardware;
using SecretLabs.NETMF.Hardware.Netduino;

namespace NetduinoApplication1
{
public class Program
{
public static void Main()
{
// write your code here
OutputPort led = new OutputPort(Pins.ONBOARD_LED, false);
while (true)
{
led.Write(true);
Thread.Sleep(250);
led.Write(false);
Thread.Sleep(250);
}
}

}
}
[/cc]

さらに、ブレークポイントを設定。この例では15行目に設定しています。

ブレークポイントとは、「プログラムの開発時にプログラムの動作状態を確認するために、 プログラムコード中に挿入される強制実行停止コード」のこと。ソースコードエディタの左端の灰色の部分をダブルクリックすると、クリックした行にブレークポイントが設定されます。

この状態で実行します。ブレークポイントを設定した15行目で実行が一時停止。
次いで、ステップイン(F11)ボタンをプチプチ押していくと、ソースコードを1行ずつ実行していきます。
同時に、変数の値なども確認できます。中身、丸見えです!printfデバッグする必要無し!

「led.Write(true);」、「led.Write(false);」を通過する度に、Netduinoの基板上のLEDが点灯、消灯しているのが分かります。

こんな感じで、プログラムの動作を実際に動かしながら、ソースコード1行ずつ、つぶさに調べることができます。
これがNetduinoの最大のチャームポイントです。
Arduinoでの経験が長い人ほど、ありがたみが分かるはずです。

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