Apple Lightning 30ピンアダプタが、なぜ高いのか納得できる一枚の画像
2012/11/14
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2012/11/14
ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
ついに出荷が開始されたApple Lightning – 30ピンアダプタ。
Apple Lightning – 30ピンアダプタを話題にするときは、「高い」、「ボッタクリ」といった文脈が伴うことが多い気がします。
Apple Lightning – 30ピンアダプタは、たかだかコネクタの形状変換をするだけなのに、なぜこんなに高いのかと。
LightningにはAppleの認証チップが必要。周辺機器を作りにくくし、取れるところからお金を取っていく。そういった意見を、方々で観察できます。
そんなApple Lightning – 30ピンアダプタ。なりは小さいながらも中身がみっちり詰まっていることが分かる一枚のX線写真を @sei_n さんがアップしていたので拝借しました。
Lightningアダプターのスケスケ画像 2800円もするのは中身がチップだらけのせい? #iPhone5 #lightning http://t.co/ZpVwJQL2
— Sei (@sei_n) October 12, 2012
本体中央に、たくさんの電子部品の存在を匂わせる微細な回路が見えます。回路はLightningの左右のスペースまで回り込むほどの密度。
Apple Lightning – 30ピンアダプタが出荷開始!アナログオーディオ接続可能!リモコンも動作! | ひとりぶろぐ
この回路で少なくともデジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換し、恐らくはアンプでラインレベルまで増幅しているのです。
また、まだ確認はしていませんが、アナログの音声信号をデジタルに変換し、それをiPhoneに入力する機能も搭載されている可能性があります。
言ってみれば、iPhone 4Sまでは本体の基板に搭載されていた回路が、一部このApple Lightning – 30ピンアダプタにはみ出しているのです。
その分、iPhone 5の本体の値段が安くなっていればプラマイゼロですが、そういうこともないので、結局余計なお金を払っていることに違いはなさそうですが、それなりに機能を搭載しているがゆえの値段だという納得の仕方はありそうです。