Android端末をBluetoothトランシーバーにするとすごく楽しい
2016/03/24
価値ある情報をユーザー視点で発信するブログ
2016/03/24
もくじ
二人で散歩中、Android端末2台をBluetoothでつないで常時通話状態にしていると、案外楽しいですよっと。
(※写真はイメージです。実際にはApple EarPodsは使えない模様)
必要なのかそれ? って思う人もいるでしょうけれど、人ごみの中を歩いていて、離ればなれになってしまいがちなとき、市街地の歩道を歩いているときなどの縦列フォーメーション中でも会話ができると楽しいし、便利。
買い物に出かけて、広いフロアの中で二手に分かれて探し物をするとき。意思の疎通ができると未来を感じます。
バイクのツーリング、自転車のポタリングにおいては各種法令、条例、社会が認める許容範囲、安全に対する配慮が必要でしょうが、同行者と通話できると楽しいでしょう(バイク持ってない)。
Bluetoothって他の電波の影響受けやすいし、それほど遠くまで飛ばないと思うんだけどなあ
そりゃそうですね。
徒歩では意味がないかもと思いつつ1日試して再認識しましたが、肉声が届くサイドバイサイド状態じゃない瞬間って結構あるものですよ。
キャリアの無料通話、サーバを経由するVoIPなどの一般的な選択肢ではなぜダメなのかという疑問を持つ人は少なくないでしょう。
Bluetooth通信の精神的、物理的に軽快な使用感が、他愛もない使い方にマッチしていると感じるのです。
先日のエントリはiPhone、iOSを前提にしたものでした。
ひとりぶろぐ » 二人で散歩するときにiPhoneをBluetoothインカムにすると素晴らしく便利
Androidではどうかな? と調べてみたところ、iOSよりナイスなアプリがありました。
Google PlayからインストールできるMotolky。こいつです。BluetoothでAndroid端末を接続し、通話できるようにするアプリです。
バイク、自転車の集団走行、建設現場などのノイジーな環境で使われることを想定して作られたということです。
確認はできてませんが、2人以上の参加者による同時通話もできるようです。
Motolky
devlight – 2013年5月14日
通信
サイズ | インストール | 現在のバージョン | Android要件 |
169k | 10,000~50,000 | 1.1.0 | 2.1 以上 |
2台のAndroid端末にMotolkyをインストール。
使い方を手順を追って説明します。(続きは[Read More]から)
「設定>Bluetooth」から2台のAndroid端末をペアリング。
Motolkyを起動。イヤホンマイクを使う場合は、まずつなぐ。通話相手のデバイスの右端にあるチェックボックスをオンにし、「Proceed」ボタン。これを通話する2台で実行。
2台以上の通話相手がいる場合は、その分だけチェックボックスをオンにすればいいのでしょう。
右端の状態表示が「Connected」になったらもう通話可能です。非常にシンプル。
Skypeでの通話のように、こちらから話したことが常に相手に送られ、相手が話したことは常にこちらに聞こえます。
切断する場合は、「戻る」ボタンを押します。
メニューボタンから入れる初期設定の項目は二つ。
「Enable voice detection」をオンにしてみましたが、話したことの一部しか伝わらなかったりして、あんまり案配がよくありませんでした。使うイヤホンマイクによって変わってくるかもしれませんが。
Motolkyは、Android端末をBluetooth無線通話装置として使う上で、かなり理想的な動作をします。
イヤホンマイクを使うことが前提ならば、一度接続したら、端末はポケットに入れっぱなしでOK。
別エントリで紹介したiOSアプリより断然いい。Bluetooth接続が切れがちになると予想されるバイクでの利用時に、特に差が出てきそうですね。
うーん、こんな動作をするアプリがiOSにも欲しい!
Motolkyは、イヤホンマイクの抜き差しをしたら、一度接続を切って、再接続しなければならないようです。
Motolkyは無料のアプリ。また一部ソースを喪失しているものの、オープンソースとなっています。
実際に使ってみるといろいろ発見があるかと思いますので、四の五の言わずにぜひ試してみてください。