安いのにAppleお墨付き!バッテリー内蔵iPhoneケースcheero Power Case for iPhone 5/5s
2014/06/02
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2014/06/02
もくじ
2014年2月10日発売のcheeroの新製品、cheero Power Case for iPhone 5/5sをレビューする機会を与えられたので、レビューしてみるテスト。
今度の新製品は、バッテリー内蔵iPhoneケース。cheero Power Case for iPhone 5/5sのポイントは以下。
cheero直販価格3,980円といえば、Appleに認定されていない野良製品と同価格帯。これは安い。(続きは[Read More]から)
cheero Power Case for iPhone 5/5sの内容物確認からいってみましょう。
イヤホンジャック延長プラグが見慣れないですね。
こちらがcheero Power Case for iPhone 5/5s本体。2300mAhの薄型リチウムポリマーバッテリーが内蔵されています。樹脂製で、表面にはラバーコーティングが施されていて、サラサラすべすべな感触。
iPhoneのバッテリー容量は1,500mAhぐらいですから、cheero Power Case for iPhone 5/5sの方がバッテリー容量が多いですが、5Vに昇圧されてのロスがあるので、その分さっ引かれて、うたい文句にある2倍の持ちになる、ということなのかもしれないですね。
同社のUSBバッテリ、cheero Power Plus 2、cheero Energy Plusの電圧変換効率は80%。2300mAhの80%で1840mAh。これがLightning端子から供給できる実質の充電容量であろうと思います。
さらに、iPhone 5/5s内部での電圧変換効率が80%だと想定すると、1840mAhの80%で1472mAh。大体iPhone 5のバッテリ容量と等しいですね。
機種 | バッテリー容量 |
---|---|
iPhone 5 | 1,434mAh |
iPhone 5s | 1,560mAh |
cheero Power Case for iPhone 5/5s | 2,300mAh |
iPhone 5/5s用なので、当然Lightningコネクタが実装されています。AppleのMade for iPhone認定製品なので、将来のOSで使えなくなる心配がありません。
150円で買えるLightningケーブルなら、使えなくなったら新しいのを買えばいいやということになりますが、バッテリー内蔵iPhoneケースではそうはいきません。
左から、MicroUSB端子、インジケーター、電源スイッチ、ヘッドフォン端子穴。
iPhoneケース用留具と、カメラ穴。
cheero Power Case for iPhone 5/5sは、ケース部と、バッテリー部が分離します。
裏面にあるiPhoneケース用留具を跳ね上げれば、すぐケースが外れます。
ケースとバッテリーを分離させた様子。
手持ちのiPhone 5sにケース部を装着してみます。
まず、ケース部を分離して、iPhone 5sにはめ込む。かなりガッチリと固定されます。
タッチパネル面より、縁がやや上まで来ます。iPhoneからケースを外す場合は、カメラ穴から指で押すと簡単。
背面にバッテリーを抱かせます。
Lightningコネクタを挿入し、跳ね上げたiPhoneケース用留具を戻せば、かなりしっかり固定されます。
cheero Power Case for iPhone 5/5sを装着した状態では厚く、重くなって存在感が増します。重さは90g増しなので、iPhone 5sの重量112gが202gとなるわけです。
– | 商品仕様 |
---|---|
型番 | CHE-045 cheero Power Case for iPhone 5/5s *Made for iPhone (Apple認証付き) |
寸法(mm) | 139×62×17mm |
重量 | 90g (本体: ケース+バッテリー) |
入力 | 5V / 0.5A MicroUSB |
出力 | 5V / 1A Lightningコネクタ |
内蔵電量 | 3.7V 23,00mAh (リチウム・ポリマーバッテリー) |
付属品 | 本体充電用USB-MicroUSBケーブル、イヤホン・ジャック延長プラグ |
各種保護機能 | 過充電 (電圧/電流) 時、過放電 (電圧/電流) 時、短絡化(ショート)時、発熱時 自動停止機能 |
ほかのcheeroのバッテリー同様、残量、充電の進行度を示すLEDによるインジケーターがついています。電源ボタンを押すと、電源が入ると共に、インジケーターが点灯し、残量が確認できます。
充電中は、充電進行度表示になります。
電源が入った状態で電源スイッチを2秒以上長押しすると、電源を切ることができます。ほかのcheeroのバッテリーにはない機能なので、知らないと気づきにくいかもしれないですね。
長押しで電源を切った状態から、また電源を入れる場合は、電源スイッチを長押しする必要があります。
お気づきでしょうか? cheero Power Case for iPhone 5/5sを装着した状態では、iPhoneのLightning端子が、あたかもMicroUSBに付け替えられたかのようになることを。
MicroUSB端子から充電できるのみならず、iTunesとの同期、写真の転送などもできます。
当たり前といえば当たり前ですが、cheero Power Case for iPhone 5/5sを装着していれば、Lightningケーブルが不要に。Android端末をいっしょに使っているなら、MicroUSBケーブルに統一できることになります。
充電は500mA流すことができ、cheero Power Case for iPhone 5/5sの満充電までには5時間ほどかかるということです。
cheero Power Case for iPhone 5/5sを装着したiPhoneをMicroUSBケーブルでPCなどに接続すると何が起こるか? ここは項を改めて特筆しておきたいところです。
何と、iPhone本体と、cheero Power Case for iPhone 5/5sの両方への充電が始まります。
この挙動が、cheero Power Case for iPhone 5/5sの核心といっていいと思います。
MicroUSBケーブル1本で集中管理できてしまう、この使い勝手は素晴らしいでしょう。
cheero Power Case for iPhone 5/5sのヘッドフォン端子穴は、かなり奥行きがあるので、使えるヘッドフォンが限られてしまうという欠点があります。
特にL字型のヘッドフォンプラグは絶望的です。
それを補う目的で付属するのがイヤホンジャック延長プラグ。4端子なのでリモコン対応の作り。
これを間に入れると、L字型のヘッドフォンプラグも利用可能になります。
低価格大容量USBバッテリーは、iPhoneに実質無限の動作時間をもたらしてくれて素晴らしいものですが、持ち出すにはバッグが必要。
cheero Power Case for iPhone 5/5sは、荷物を少なくしたい人のiPhone電源強化策として強力な選択肢になるのではないでしょうか。僕も、最近バッグを持たずに出かけることが多いので、使い込んでみたいと思います。