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『あの花』解説本「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 全話完全解読」が2014年9月20日発売

      2016/05/24

『あの花』本放送から3年、まさかの解説本が発売

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2011年にテレビで放送されてから3年、2014年8月31日に開催された最後の公式イベント「あの花夏祭 in ちちぶ Final」をもってプロジェクトに終止符を打ったアニメーション作品『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』。

あの花夏祭 in ちちぶ Final

2013年8月公開の劇場版を二つ目のピークに、この3年間継続的に話題が提供されてきた本作に、ついに終わりのときがきたかと大きな喪失感を味わっていたところ、何と新刊の刊行情報が入ってきました。

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文芸評論家の榎本正樹氏による一冊、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 全話完全解読」。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。全話完全解読
榎本 正樹
双葉社
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ファンなら読んでみたい内容

筆者自身によって内容紹介されていたので引用します。

  • はじめに
  • 第一章 『あの花』第1話〜第10話完全解読
  • 第二章 ゴースト・ストーリーとしての『あの花』
  • 『あの花』全話完全解読
  • 第三章 秩父という「聖地」
  • 第四章 『あの花』最終話完全解読
  • 第五章 『あの花』はいかに作られたか——長井龍雪氏・岡田麿里氏ロングインタビュー
  • おわりに
書名 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 全話完全解読
出版社 双葉社
発売日 2014年9月20日
価格 本体1,400円+税
判型 四六判
ISBN 978-4-575-30742-9
概要 東日本大震災直後に放送され、大きな反響を呼んだアニメ『あの花』。2013年に劇場版アニメが公開されるなど、さらなる広がりを見せる感動作を、気鋭の文芸評論家がさまざまな観点から読み解く。監督・長井龍雪氏、脚本・岡田麿里氏へのインタビューを収録。

『あの花』は難解な話ではありませんが、登場人物が互いにうまく思いを伝え合えないすれ違いの青春群像劇なので、その心の機微を丁寧に汲み取るような論考が読めるなら、興味深いですね。

僕は一も二もなく予約しました。

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